コメントをたくさんいただいていますが
そこに答えを書いてしまうと記事が読まれないかもしれないのでね・・・
今回は「アラベスクの後ろの膝が伸びないのはどうしたらよい？」みたいな感じです。
アラベスクはバレエの象徴的なポーズですね。
後ろに足を高く上げるには
背中の柔軟が必須と書いてきましたが
同じこと書いても仕方ないので
膝を伸ばすことにフューチャーして書いてみます。
前に上げても、横に上げても膝は曲がらないのに
後ろだとなんだか曲がってしまうという人多いのかもしれません。
第一の原因は「見えないから」です。
誰でも目に入ることは気をつけやすいのです。
でも、後ろに脚があるということは見えない。
感じるしかないのですが
膝が曲がっているかどうかなんて全然感じられないのです。
逆に思いっきり伸ばしていると感じるんだけどね・・・
だから後ろに足を上げるときも思いっきり伸ばすように気をつけるのが一番の解決方法です。
でもそれじゃあ回答にならん。
では、なぜ後ろの膝が曲がりやすいのかほかの原因から考えてみます。
アラベスクで足を上げようとすると膝は曲がります。
足とはＦＯＯＴ、靴履くところ、つま先とかです。
え？足上げるんでしょう？
と思った方は残念賞です。
上げるのはもも。脚のつけ根から膝くらいまでです。
細かく言えば前ももです。
上げる脚の前ももを後ろに送るようなイメージで上げます。
足先だけ上げようと思うと膝曲がるけど
ももを上げようと思うと膝を曲げる意味がないので曲がりにくいです。
というかももを上げれば膝が曲がってようが伸びてようが関係ありません。
曲げたらアチチュードです。
足先だけ上がるから変な形になっちゃうのよね。
むしろアチチュードの方が前もも伸びないといけないんだな。
前に足を上げるときは後ろのもも、ハムストリングスが伸ばされます。
よくストレッチしますよね、ここ。
でも、後ろに上げる脚は前ももの方が伸びていきます。
でも、前ももってあまりストレッチしないでしょう？
しますか？？
新体操の絶叫ストレッチの中でも前ももとつけ根の柔軟は一番の激痛らしいです。
膝をしっかり曲げた状態。
お尻に足の裏がついた状態で膝を真後ろにひっぱり背中に近づけていきます。
想像しただけだと「それ痛いの？」って感じですが
では正座してそのまま寝っ転がってみましょう。
できました？
軽い気持ちでやるとももがつりますよ。気をつけて。
もしもそれがらくちんなら
ソファでもベッドでもいいので
片膝立てて4コマ目のポーズをしてみましょう。
膝曲げた方のつけ根が引けてないように気をつけてくださいね。
壮絶の痛さです。私はね。本当は反るだけでなくつけ根ももっと前にプッシュしたいんだけど
歳だからもう無理・・・・
膝を曲げてストレッチするのは
膝を曲げることで前ももを緩ませないためです。
逆にね。
つまり前もも伸ばすしか方法がない所に持っていくのです。
膝を曲げたくなかったら、逆に思いっきり曲げてみて！ってことですね。
これで前ももが伸びると膝を曲げなくても後ろに足が上がるようになります。
不思議でしょう？？？
ついでにお腹も伸びます。
背中が固いと思っている人の中には
お腹が伸びない人も含まれていると思います。
どっちにしろ反らないとお腹ものびないんでお腹だけ伸ばすのも難しいですが・・・
このようにどんなに体が薄っぺらい人でも
表があれば裏がある。
背中を伸ばすにはお腹を伸ばす必要もある。
もも裏を伸ばせるなら前ももも伸ばせる。ということを覚えておきましょう。
私も前ももストレッチもっと頑張ってやってみます。
あり得ない痛さで笑えるけど。
後ろグランバットマンとかアラベスクとか
ストレッチ直後にやると格段にあげやすくなりますよ。
お試しあれ。