くるくる回るバレエダンサーの秘密道具 | パパはバレエダンサー

パパはバレエダンサー

パパはロシア人バレエダンサー。中央アジアはキルギスタン
ビシュケクというところで暮らしています。
娘が2人、猫2匹。夢だったバレリーナ・・・
気が付けばバレエダンサーの嫁になってました。
いろいろ突っ込みどころ満載の
日々の暮らしを漫画でアップします。

 

みなさま今日は暑いですね。

 

ツイッターのほうではピルエットボードの話をチラッとしたのですが

うちのロシア人が新体操女子に使わせたいということで

日本で買ってくるようにとの指令がありました。

 

ロシア人とかってそういうの使わなそうだったのでちょっと意外。

 

話を聞いていたら

バレエ学校時代はみんなで古い椅子の背もたれを使って手作りしていたらしいです。

 

男の子だから・・・?

 

背もたれのカーブが緩やかで木のぬくもりが感じられる

自然に優しいピルエットボードですってよ。

 

今現在、ビシュケクのスポーツ用品店では取り扱っていないらしく

「どっかに古い椅子ないかな~」と探し始めたので

それなら日本で買ってあげるよ、となったのです。

 

椅子買うより安いだろうし・・・

 

安価なのは1000円台でありますもんね。

 

そんなわけでさっそくポチッと2種類のピルエットボードを買ってみました。

 

頼まれモノだけど

まぁ、使ってみるよね。

 

ロシア人からのアドバイスで

「最初はゆっくり、きれいに5回転を目指せ」

 

「女子は12回を目標にしろ」

 

だそうです。

 

ゆっくりといわれても

普通の力で回ったら吹っ飛ばされそうになりました。

 

これは狭い部屋でやるもんではないな・・・

 

というわけで思い切りできませんが

週に1回くらい思い出したように乗ってみる。

 

回ってみる。

 

すごい遠心力がかかってとびそうになるってことは

芯が通ってない証拠。

 

余計な力が入らないように

同じ場所に居続けるのが大事ですね。

 

先生がパッセでバランスが取れるなら

そのバランスの時間だけ回ることが可能なのよ!

とおっしゃってましたが、なるほど

回転ってバランスも必要なのか。

 

回ることに気をとられてしまいがちですが

パッセでバランスとるつもりで回ってみよう。

 

そんなわけで

 

最初は5回転もままなりませんでしたが

 

過去に1回だけ10回転できました。

 

それはそれはスローーーーーーーなピルエットでしたが

 

ちゃんと芯に入るとブレずに回り続けることができるんですね。

 

まだまだたくさん回る感覚は掴めませんが

初体験の10回転は「おおっ」と感嘆しそうになる経験でした。

 

ただ、そういったとたんに崩れるのが分かるから

やはり

 

ピルエットは平常心・・・・

 

あたふたしないで

リラックス。

 

バランスとるつもりで静かに回りましょう。

 

 

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