その①の続きです。
港で患者を下ろし、再びポイントへ向かいます(下船後に女将さんから聞いた話では、ジグを外そうとしたときに魚が暴れてトレブルフックが2本指に掛かってしまったそうです……)。
船は今度はさらに南下して、観音崎沖へ着きました。
潮止まりの時間なので、潮の速いポイントへ来たのかな?
水深は54mですが、船長のアナウンスではやはりかなり潮が速いとのこと。
とりあえずスピニングで15号を落としてみたのですが、
15号でも底取りがキツい((((;゚Д゚))))
15号では釣りにならないな。
こういうときこそベイトだよね!と、ベイトタックルに持ち替えます。というのも、ベイトにはこんな時用に80g(21号相当)のビンビンテキサステンヤを付けていたのです。
ドラグは怖いけどほぼフルロック状態にしました。フッキングできなければ話にならないし、ヤバそうならあとで緩めればいいしね。
落としてみると着底はわかるのですが、鉛でボディが大きいからかけっこう流されますね〜。二枚潮も相変わらず凄いですし……。
それだったら、100gでもいいんじゃないのと思い、100gにチェンジ!
投入すると、底取りが全然楽(*´艸`*)
でも、これはすでに、
ひとつテンヤの釣りではないよね( ̄▽ ̄;)
ひとつテンヤ風か、ひとつ重テンヤ?w
と思いつつもやっていると、2回くらいリフトして着底したときにアタリが出たのでアワせると、今度こそ乗りました!ヽ(゚∀゚)メ
小さそうだけど、ドラグをキツくしてるのがちょっと心配。
途中でグン、グン、グンと突っ込んでいったので、小型の真鯛かな? と思ったのですが、
カサゴでした。
さっきの真鯛より、むしろこっちのほうが真鯛っぽい引だったんですけどね(⌒-⌒; )
まぁ、これはこれでいいお土産。
よっしゃ!外道でいいから追加するぜ!と思ったら、また場所移動です。さすがに潮が早過ぎると判断したのかな?
次の場所もベイトでやると、ポツポツアタリがあるのですが乗りません……。
再びスピニングタックルに戻してみると、先ほどの場所ほど潮が速くないので、15号で問題なく底が取れますね。
リフトの途中でガッ!と大きく引っかかるアタリがあったのでアワセを入れたのですが、手をあげている途中だったためアワセが入れきれなかったので、急いで追い合わせも入れたのですが掛けられませんでした。
今のは真鯛っぽかったのに〜(。´Д⊂) ウワァァァン!!
どうも今日はボトムステイ、ボトムタッチ、リフトはアタリが出るのですが、フォールではかなり遅く落としてもアタリが出ないようです。
こういう状況なら、タイラバが強いんでしょうね〜。ソーシャルディスタンスで席間が広いから、竿3本持ってきても平気だったな……(´・ω・`)
ちょっと悔やまれましたが、仕方ないので引き続きビンビンテンヤで釣り続けていると、突然、
ズン!
と何の前触れもなくティップが入ったので反射的にアワセると、お、重い!
一瞬根がかったかとも思いましたが、竿を上げるとゆら〜っと持ち上がったので魚ですね。しかも良型っぽい!(≧∀≦)
ついに大型マダイ来たか? と思いましたが、これは真鯛じゃないか。水の抵抗が凄くて存在感はあるけど引かないし。デカいホウボウ? にしても重いよなぁ。
水面が近くなると急に暴れだしたので、バレないで〜と巻いてくると、正体は、
デカ鬼カサゴでした!(°∀°)b
いや〜、いいサイズですよ!
何年か前にテンヤでそこそこサイズのオニカサゴを釣りましたが、こっちのほうが少し大きいな。
超高級魚なので、これも嬉しい外道ですね〜♪ヘ(^ω^ヘ)(ノ^ω^)ノワーイッ♪
猛毒なので毒針が怖いんですけど( ̄◇ ̄;)
その後もポツポツアタリがあるのですが、乗せられないのとアワセミスで全然釣れません。タイミングは合っているのにフッキングパワーが足りない感じがするので、さすがにこの水深とテンヤの重さを考えると、パワーがもうワンランク上のロッドが必要かなぁ。
ラストひと流しのアナウンスがかかったのですが、ここで餌のエビが尽きました(。´Д⊂) ウワァァァン!!
開いていたワーム袋にこんなのがあったのでこれで釣れないかなと思ったのですが、水の抵抗が思ったより大きくてけっこう流されますね。
ビンビンテンヤにしたほうがいいかなど、そうこうしているうちに終了です。
しかし、エビ1パックしか使わないとは……。
普通ならだいたい2パックは使い切るんですが、どれだけアタリが少なかったか分かりますかね?(; ̄ェ ̄)
Tさんもほぼ同じタイミングでエビが無くなったので最後はタイラバをしていましたが、今思えば、ラストは自分もダメ元でタイラバ巻いてみればよかったなぁ。
期待してデカいクーラー持ってきたけど、普段の21リットルで十分でしたね(^◇^;)
目標の3匹は外道も含めればクリアしましたが、かなりの貧果でした。自分がいた側は、見た感じ0〜1でしたし(Tさんも残念ながら0でした……)。
今日はとにかくアタリが小さかったですね。魚の活性がかなり低かったのでしょう。
千葉や茨城だと本命の真鯛が出なくても、美味しい外道がけっこう釣れるのですが、それさえもほとんどなかった(見ていた感じ他の人が釣った外道はホウボウ1とワラサ1くらい?)のは意外でした。
真鯛が釣れずとも、多彩なゲストが賑やかしてくれるというイメージが強い釣りですからね。
この辺りは今の時期はこんなもんなのでしょうか?
というか、やはり東京湾のひとつテンヤは、外房や茨城のようにイージーではありませんね。
久しぶりに外房のマダイ船にも乗りたいなぁ。
今日やって思ったのは、深くて潮が速い場所はHクラス以上のスピニングロッドがあったほうがいいですね。がま船ひとつテンヤ真鯛ⅡのHが欲しくなってしまいました(⌒-⌒; )
でも今買うなら炎月BBのHとかでもいいのかな。
ベイトタックルは、ドラグ問題がなんとかなれば良さそうですね。ベイトロッド炎月BB B235H自体の調子は想像通り好みでなかなか良かったです!(•̀ᴗ•́)و ̑̑ぐっ
本日の釣果。
オニカサゴの頭がデカいw
貧果ですが、捌く手間を考えるとこれくらいで十分ですね。爆釣しちゃうと帰ってからが怖いですし(^^;)
うちには猫がいるので、オニカサゴの毒のある棘を取り除く作業をキッチンでするのは何かあったら怖いので、玄関の前でやりました。
かなり強い毒なので、作業は気をつけて行い、切った棘にも毒が残っているので、しっかり包んで捨てましょう。
あ、そうそう、横須賀沖に、
自衛隊の護衛艦たかなみがいました。
ジパングに出てくる護衛艦はみらいでしたっけ。ジパングも途中までしか読んでないから、全部読みたいなぁ。