あなたの横顔【オリジナル歌詞】 | 病んだ詩をうたう

病んだ詩をうたう

自作の詩、動画をUPしていきます。

あなたの横顔がふいに
知らない人みたいで
僕は少し焦ってしまい
その肩に手を触れた

窓からは三日月も見えて
静かな夜でいるのに
見知らぬあなたの過去を想い
だた一人うろたえた

これ以上もう踏み込めないの
笑顔のひとつもあげられない
自分のまぬけさが苦しい

愛していたいと思えば思うほど
あなたの存在は
あの月よりも遠くに感じて
届きそうにないよ

遂にこの心は報われないのかと
秒を打つ失望感
夜の長さとあなたへの距離
僕は置いてかれるよ


あなたの口にする愛が
机上の空論で
僕は急に冷めそうになって
慌てて抱きしめた

窓からの痩せた月明りは
消えそうで消えずに
存在価値の点滅のようで
また一人うろたえた

いつかの夢の人形みたい
気付いたらもう感情はない
あなたの冷たさが悲しい

二人の時間が重なり合うまで
あと幾つの夜を
離ればなれの心を差し出して
気まずく笑うのかな

どんなに深さを求めていても
あなたの存在は
透明で長い月明りの向こう
だんだん霞み出す


だんだん霞み出す


綺麗な横顔だ

 

 

 


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