著者は、Rule17項【あえて丁寧にやる】で『大急ぎで済ませようとすると面白くない作業
でも、余裕を持って丁寧にやれば苦痛ではなくなるし、成果も上がるものだ。
1つのことに意識を集中し、それを行なうための時間を確保して、丁寧にやる。
そうすれば、困難な作業でも習慣化できるようになるはずだ。』と言っていますよ。
本文だ・・・・・・。
Rule17 あえて丁寧にやる
私もどちらかと言えば、同時に2つのことをしようとするタイプでした。
とにかく時間をムダにしたくなかったのです。
以前は、歯磨きをする時間さえ「もったいない」と思っていました。
たとえ数分とはいえ、何だか時間のムダのような気がしていたのです。
ですから、大急ぎでパパッと済ませてしまい、少しずつ歯を悪くしていました。
しかしある日、「なぜ自分は、たかが5分もかからない歯磨きを、そこまで嫌がるのだろう?
そうまでして節約している5分を何に使っているんだろう?」と真剣に考えてみたところ、意外
とつまらないことに消費していることに気づいたのです。
たとえば、プロ野球中継を見ているときは、時間などまったく気にせずダラダラと時間を
消費しています。5分どころではなく、まさに「湯水のように」時間をムダにしています。
その一方で、歯磨きは1秒でも早く終えようとする自分……。
明らかに矛盾していますし、合理的ではありません。
このことに気づいてから、「歯磨き」という行為に”意識”を集中させ、きちんと「歯磨きする
ための時間」を確保するようになりました。
つまり、心と時間に余裕を持って歯磨きをするようにしたのです。
◎じっくり取り組むと苦痛ではなくなる
このように改善してからは、以前よりずっと歯磨きが好きになりましたし、何よりも歯磨きの
成果が出て、歯が健康になりました。
大急ぎで済ませようとすると面白くない作業でも、余裕を持って丁寧にやれば苦痛ではな
くなりますし、成果も上がるものです。
1つのことに意識を集中し、それを行なうための時間を確保して、丁寧にやる。
そうすれば、困難な作業でも習慣化できるようになるはずです。
3つの”カンコウ”と言うのがあって、時々、爺も駄弁っていますが!!
①敢て(あえ)おこなう(丁寧に)である。②貫きおこなう③慣れ行うの ・敢・貫・慣の
カンと行うで”カンコウ”なのだが!!。
頑張って、努力して、よって成果が出て、喜んで(楽しんで)働けるのである。
成果が出ないのは、努力が足りない!!
と、自己反省をしながら、前向きに、生き抜かねばって思うのである。