著者は、Rule19 「他人効果」を使うの項で
『ひとりで何かをすることはとてもパワーがいる。
報告しなくてもいいことであってもいちいち報告するのもおすすめだ。
しかし、あくまでできそうなことを宣言することがポイントだ。』
と言っています。
Rule19 「他人効果」を使う
ひとりで何かをすることはとてもパワーがいります。
自分の部屋で、ひとりで勉強をするとき、ついついなまけてしまった覚えはないでしょうか。
でも、図書館やカフエなどで仲間と勉強すると、はかどったのではないでしょうか。
これは「他人の目」がなせるわざです。ほかの人に自分が見られているという意識から、
動くことができたのです。この「他人」をうまく使うというのは動くためのコッです。
心理学ではこれを「ホーソーン効果」といいます。
会社も他人の目があるからなまけることはできません。
在宅ワークだとホーソーン効果が引き出せないのです。
これだけネット環境が整ってきているので、在宅でも仕事をできなくはないはずです。
それでも会社に出てきてやるというのは、ホーソーン効果によってモチペーションの維持や
効率化がはかれるからです。
ホーソーン効果がないと「自律心」が非常に大切になってきます。
「すぐやる」ことに比べても自立心を持つことはよほど難しいでしょう。
◎コミュニティーを徹底的に利用する
人の欲求には「承認欲求」があります。誰かに認められたい、という欲求です。
誰にも認められないと行動のモチペーションが上がりません。
ひとりで何かをしていると「承認欲求不足」に陥ります。
つねに承認欲求が満たされるようにしたほうが「すぐやる人」でい続けられます。
この承認欲求を満たせる場は、仕事であればやはり「会社」でしょう。
電話営業やテレアポであれば、隣の人や上司なりに「10件いったね」などと声を
かけられるだけでやる気は変わってきます。
お互いに声をかけ合う職場だとお互いのモチベーションは上がるはずです。
ダイエットや運動であればヽやはりジムに行くのがいいでしょうごできればトレーナーに
ついてもらって、声をかけてもらいながら進める。
「宣言⇒実行⇒報告」のサイクルをうまく回していきましょう。
◎聞かれていなくてもいちいち報告する
報告しなくてもいいことであってもいちいち報告するのもおすすめです。
上司に「資料を夕方までにつくります」「今日は営業先を5件回ります」などと宣言しておいて、
実行したらこれも報告します。
聞かれていないことでも報告する。そうして承認欲求を満たすのです。
ただひとつ注意したい点は、できそうにないことをいちいち宣言すると危険です。
できなかった場合に、失敗の経験が増えてしまって、逆効果になるからです。
あくまでできそうなことを宣言することがポイントです。
他人の目を気にする、それも、より善く生きているかって、自己反省の芽
自分は、人道に反してはいない、と思ってやっている事も、案外、自分の事は
見えない(自分のことほど分かっていないことが多い)ものである。
【 ほかの人に自分が見られているという意識から、動くことができる。
この「他人」をうまく使うというのは動くためのコッです。
心理学ではこれを「ホーソーン効果」】・・・・・この部分を念頭に、
今日も実践精進を重ねたいと改めて、決意する爺さんであります。