楽天爺さんの気まぐれ日記

・田舎暮らしを楽しんでいます。

心に響く!!名経営者の言葉No.101

2018-08-16 | 先人の知恵に学ぶ

 PHP『心に響く・名経営者の言葉』
        第6章 失敗から学ぶ成功学・No.101

「いったん自分なりの態度を決めると、

     あとは気持ちのうえで楽になる」
        小林宏冶  元日本電気 会長 (190796

 小林宏治は山梨県初狩町(現在の大月市)で生まれた。
四男だった小林は尋常高等小学校を出たら働かざるを得ない状況だったが、「もっと
勉強がしたい」と考えて、高等小学校時代に国民中学の問題集を取り寄せて独学で
勉強して受験。山梨県立都留中学校(現在の都留高等学校) への編入を果たした。
 その後、旧制松本高校へ進学し、東京帝国大学へ進んだ。
昭和4(1929)年に同大学工学部を卒業すると、日本電気(現在のNEC)に入社した。
 だが、当時の日本電気は経営的に最も苦しい時代で、同僚たちは次々に転職して
いった。なかには転職と同時に二倍の給料をもらう同僚もいた。
 やがて小林にも転職の話があり、心は大きく揺れたが、日本電気に留まる決心をした。
小林は搬送通信装置の実用化研究に尽力し、情報機器産業の基礎構築に大きな貢献
をした。その功績が認められ、昭和24年に取締役に就任。
 その後、常務、副社長などを歴任して昭和39年に社長に就任した。
社長になってからはコンピュータと半導体を商品の主軸とし、NECを総合電器メーカー
ヘと発展させた。
 昭和52年、小林はアメリカで開催された「インテルコム77」に出席。
そこで「C&C(Computer&Communication)」の理念を提唱した。
 「C&C」は今もNECの企業スローガンになっている。
通信装置が専門分野だった小林らしい発想といえるだろう。
 ところで、冒頭で紹介した言葉は、小林が転職の勧めを断わった後の心境を語った言葉
である。

誰でも人生の大きな岐路に立つことがある。
 右の道を行くべきか、それとも左の道が正しいのか……
結果は数年、あるいは数十年経ってみなければわからないが、
このときにやってはいけないのが、他人の意見に左右されて道を選んでしまうことだ。
 自分自身で決断した道なら茨の道でも耐えることができるが、そうでない場合は、小さ
な石に蹟いただけでも「あっちにしておけばよかった」と後悔が頭をよぎる。
重要な決断ほど、自分自身で行なわなければいけないのである。 

  論語に学ぶ 人生とは?
     その13:【貧】プラス思考の考え方
      「できない」から「できる」へ
        長所を伸ばす考え方
                              
   子貢曰わく、
     貧しくして諂う(へつら)こと無く、
     富みて驕ること無きは何如。
     子日わく、可なり。
     未だ貧しくして道を楽しみ、
     富みて礼を好む者には若かざるなり。
                 【学而第1-15】

 子貢が孔子に「たとえ貧乏であってもへつらうことなく、
 金持ちであっても貧乏人をバカにしない人は立派でしょうか」と質問した。
 孔子は「貧乏でも学問を楽しみ、金持ちでも礼を尽くす人にはかなわない」と答えた。

ポイント:マイナス思考からの脱却!!
    短所が気になる人は、いつまでたっても自分に自信が持てず、
    亦さらにほかの短所が気になるという悪循環に陥りやすい。
            ↓
孔子の言う:「~できる人」プラス思考へ
    「できる」ことは、やればやるほど上達する。
             そうすると自信がつき、

     自分の強みが引き出される。









 


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