マイクロカニューレと極細鋭針の使い分け | 真・無形の器

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足せば減り、押せば引く・・・そしてそれらはお肌本来の治癒力をもって形を成す。
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形成外科・美容外科のドクターによる、それぞれの「器」の美しさを最大限に引き出しつつ、
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みなさん、こんばんは。

今日も猛暑、いや酷暑でしたね〜。

短時間でも外を歩くと、息苦しい、むせ返るような熱気にクラクラしてしまいます…

こんな真夏にもしクーラーが故障してしまったら…と思うと、ゾッとしますね。


今日は夫婦で、ミッションインポッシブル/フォールアウトを観てきました。

M:Iシリーズをはじめ、アクション洋画は欠かさず劇場で観ています。

やっぱり迫力がありますからね〜!


今回もトムクルーズは元気いっぱい、全速力で走っていました!

フォールアウトと言うだけあり、ひたすら落下落下の連続!まさに手に汗握る展開!!

(ネタバレ禁です。笑)


しかしノースタントでここまでやるか、恐ろしい56歳ですね〜!


シリーズ開始から22年、お顔は少々ハリソンフォードっぽくなってきましたが…

色々がんばって(?)若さを保つトムは、本当にプロフェッショナルですね!



マイクロカニューレと極細鋭針の使い分け


ヒアルロン酸やベビーコラーゲン、はたまたスレッドリフトにおいても、今や美容治療にカニューレ針(マイクロカニューレ)は無くてはならないものとなりました。


カニューレ針とは、針の先端が丸い鈍針です。

先端が丸いため血管や神経を貫く可能性が低く、内出血等のリスクを最小限にできるメリットがあります。

特に、動脈内にヒアルロン酸やレディエッセを誤って注入してしまうと動脈塞栓が起こり、これにより血流不全・皮膚壊死等のリスクが高まります。

カニューレはこのリスクを軽減できることもあり、この4〜5年で急速に普及しました。


マイクロカニューレは、今やたくさんの美容外科・美容皮膚科で当然のように使用されています。


当院へも、マイクロカニューレの使用を希望されてご来院される方が多数いらっしゃいます。


そこにはどうも、カニューレ針が善で、鋭針が悪かのような風潮が時折見受けます。


しかし、ここで重要なのは、

鋭針とカニューレ針には、それぞれに使用用途が異なるということです。

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マイクロカニューレと鋭針の先端
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マイクロカニューレは非常にしなやか


鋭針のメリット・デメリット


先端が尖った鋭針は、表皮、真皮、皮下組織を貫くことにより目的の深さの場所へヒアルロン酸等の注入剤をピンポイントで到達させることができます。


これは、真皮層や皮下脂肪層、骨膜上と、各層を狙った細やかな注入テクニックに非常に適しており、また縦方向に注入剤を重ねることでボリュームアップ効果を高めたりすることも可能です。


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極細鋭針でヒアルロン酸やレディエッセをピンポイントに注入したり、層に重ねて高さをしっかり出すことができる。

特にデザイン性の高い、鼻やアゴ・涙袋やリップ等の細やかな形成には鋭針は最適です。


デメリットは先述の通り、内出血や動脈塞栓のリスクです。特に目元や鼻のリスクエリアには、細心の注意を払う必要があります。


また、チクチクと刺される回数が多く、痛いというのもあります。



カニューレ針のメリット・デメリット


カニューレ針の丸い先端は、血管や神経と、

表皮や真皮、筋膜などの硬い層も基本貫きません。(無理矢理突き刺すと貫きますが)

針自体も非常にしなやかな素材で出来ており、

層を越えることなく、

皮下脂肪層や骨膜上といった組織の疎な層内をなめらかに横に進み、

目的の深さの層に均一に注入剤を広げることができます。


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カニューレ針は層を越えることなく、層内をなめらかに進むことで、ヒアルロン酸やレディエッセ、ベビーコラーゲン等を面状に均一に注入することができる。


額(ひたい)やクマ、頬のコケや口元のくぼみ等、広く面状に均一な注入テクニックには欠かせません。


かたやデメリットとして、カニューレ針は先端が丸く表皮を貫くことができないため、最初に鋭針で皮膚に針穴を開ける必要があります。

この一点はやはりチクっと痛く、

針穴から内出血が出たり、

また、一つの針穴から何回もカニューレ針を出し入れする刺激で針穴が残ったり、

先端の鈍なものが組織内を通過する感覚は、独特のズルズルという違和感と痛み、腫れのリスクもあります。

特にマイクロカニューレは、非常に細い針のため、たとえ鈍針と言えど血管や神経を損傷しないとは言えず、内出血リスクも少なからずあります。


また、狙った層に針が入っているかどうかの確認はドクターの手の感覚のみのため、

浅過ぎたり深過ぎたりと、誤った層に注入することで満足な効果が出せない可能性もあります。



適材適所な針選び


私の美容治療を始めた10年ほど前には、カニューレ針やマイクロカニューレといった鈍針はまだ普及しておらず、全て先の尖った鋭針を使用していました。


極細な鋭針で、

いかに的確にヒアルロン酸やレディエッセをピンポイントで注入するか、

いかに内出血リスクを軽減させるか、

そういった注入テクニックを私はこれまで研鑽してきました。


そしてマイクロカニューレが登場し、

私の注入テクニックの幅も大きく広がりました。


全ての方に、全ての部位にマイクロカニューレを使用するのではありません。


注入すべき深さ、層、注入量と、内出血リスク等を見極めて、適材適所で鋭針とカニューレ針を使い分けることが重要です。


針の選択はクリニックの義務


フィルクリニック大阪は、

極細の鋭針にも、

マイクロカニューレにも、

一切追加料金をいただいておりません。


それは、これら針の的確な選択は、

全てドクターの裁量内であるべきであり、

常に最高の結果を出す義務のある、

クリニックの用意すべきツールであると考えるからです。


この考え方は、麻酔や鎮痛剤、抗生剤や内出血予防等の薬剤についても当てはまります。

疼痛コントロールも、内出血や感染リスク軽減も、全てクリニックの義務です。

当院は一切、これら必要な薬剤にも追加料金はいただきません。


それが注入専門クリニックである、

フィルクリニック大阪のポリシーです。





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