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前回からのつづきです。→→
ヘンテコ美容治療
例えば…
①金の糸
純金の糸を顔の皮下に無数に挿入すれば、肌再生を刺激する…とか?
金の身体への効果として、以下のような記述を某美容クリニックのホームページで見つけました。
ー現代でも金の免疫抑制作用、代謝伝達物質の遊離抑制効果や坑炎症作用などが認められ膠原病の治療に用いられています。ー
原文のまま(抗炎症作用の抗の誤字がいかにも…?)
膠原病治療に金を使用している?
どこの国、どこの病院でしょう?
そんな治療が世の中で認められているなど、聞いたこともありません。
できればその論文を教えていただきたいです。
みなさんご存知の通り、金は錆びず、溶けず、非常に安定な金属です。
もちろん、金は生体内で一切化学反応はしません。
骨折の整復に医療用チタンを使用するのは、体内で安定し化学反応しないため。
ましてイオン化傾向の一番ラストに君臨する金、体内で一切反応しませんし、イオン化もしません。
だからこそ「金」なのです。
金が何千年と普遍的な価値を持つ、
絶対的な真理です。
金の糸治療がもし何がしか身体に効果があるとすれば、
それは挿入時のキズによる刺激効果くらいでしょう。
挿入直後には、多少は新陳代謝にも影響するかもしれません。
キズを治すため、多少はコラーゲン(瘢痕組織)もできるでしょう。
もちろん一時的な反応に過ぎません。
その後は、全く何も反応しない金が、一生皮下に残されるのです。
その些細な効果を得るため支払う代償は、
高額な治療費と、一生顔に残る金属。
それはそれは純金ですから。
今は中国バブル後で金は高騰、1g:5167円です。
自ずと治療費も高額になるでしょう。
そして金の糸はCT、MRIにギラギラと写ります。
もし皮膚ガンや脳腫瘍の精査が必要になった時、どうするのでしょうか…
ギラギラして病変が確認できません。
診断できずに手遅れになっても、もちろん金の糸を施術した美容クリニックは何も補償してくれません。
そして金は、非常に重い。
小さな金の延べ棒がいかに重いことか…
細い金の糸でも、無数に挿入すれば、かなりの負荷になります。
ただでさえ重量に逆らってリフトアップしたいのに…
もちろん、元々金の糸にリフトアップ効果は全くありません。ただの金属の糸です。
ちなみに、形成外科で金を使用した治療があります。
顔面神経麻痺により、瞼が閉じれない兎眼症状の改善目的で、ゴールドプレート(金の延べ板)を上瞼に埋め込む手術です。
金の重さで上瞼を閉じさせるわけです。
もちろん、この手術後に上瞼の肌質が良くなったなどという報告は聞いたことがありません。
最近は溶けるスレッドリフトに金メッキしたものまででてくる始末です。
それは溶けるのか?溶かしたくないのか?
もちろん金メッキも金ですから、ベースの糸が溶ければ、金のクズが皮下に一生残るわけです。
もう何がしたいのか、全く意味がわかりません。
さらにはプラチナ糸まであったり…
これは何が新手の財テクなのでしょうか?
もちろん入れた金の糸は一生抜けませんので、
売買はできません。
もうクレオパトラ・楊貴妃もビックリですね…
さらにヘンテコ美容治療はつづきます→→→