コタマガイ(コダマガイ)の味はどうなの?食べてみました。

こんにちは。

おにおに
へっぽこサラリーマンのおにおにです。

突然ですが、皆さん「コダマガイ」はご存知ですか?

僕は知りませんでしたし、多くの方がご存じないのではないかと思います。

なぜ急にコダマガイなのか?というとそれは…

この度山陰で…

コダマガイが25年ぶりの大量発生!

をしたのです!

この期を逃すと次回食べれるのは25年後かもしれない…これは食べてみるしかない!!

って事で今回は台風が接近する中「コダマガイ」を獲って食べてきました!

コタマガイ(コダマガイ)

※ぼうずコンニャクの市場魚貝図鑑 様より引用

北海道南部から九州にかけて生息。
安定した産地はない。
時に大量発生する(5年から10数年に1回)
オキアサリに似ているが、丸みがある。
いろいろな色の貝があるが全部同じ種類。

中でも注目なのが味の評価。
引用元サイト様では「非常に美味」評価されています。

大きさも7センチほどになり、一回り小さいハマグリの様な感じみたいです。
画像をクリックするとリンク先に移動するのですが、そこに掲載されている料理はどれも美味しそう。

これはハンターの血が疼きます。獲って食べてみるしかないじゃない?

貝採りは合法なの?

え?でも貝を獲るのって漁業権なんか絡んでて違法じゃないの?

おにおに
安心してください。大丈夫です!

鳥取県の場合、漁業権が事細かに設定されています。
今回のコダマガイはハマグリの扱いのようでして、北栄町~青谷町の辺りでは違法になりますが他では獲ってもOK。

この設定は県によって違いますので、コダマガイだからOKって訳ではないので各都道府県で確認してくださいね。
有名なのは千葉県でのホンビノス貝ですかね?あれも美味しそうですよね(・∀・)

心配な方はyoutubeを貼っておきますので御覧ください。専門家の意見が聞けますよ。
資源保護の観点から県の決まりで3cm以下はNGになっています。獲らないようにしましょうね(・∀・)

早速獲ってきました

この日は大荒れ

写真だと全然大したことないように見えるかもしれませんが、沖に船が避難しているのが分かりますか…?
これは台風の接近に警戒して沖に出てるんです。

海も白波が立っています…。

やめる…?

んなわけあるか!!僕の食欲舐めんな!!!

裸一貫日本海の荒波に突っ込んでいきました。

晴れていたら、貝がいる場所は砂に小さな穴が空いていたり上から不自然な膨らみが見えるそうなのですが、この日は台風前夜。

ガボガボッ。
荒波を喰らいながら探します。何も見えない…。
完全に手探りで砂の中を探し回ります。

体が浮いちゃう。何も見えないので逆立ちをしながら、両手を砂の中に思いっきり突っ込みます。
完全にカモの逆立ちスタイルと言うか。犬神家スタイルというか。

逆立ちを頑張っていても、大波が来たらもみくちゃにされます。
息を吸おうと水面に頭を出した瞬間に大波が来ることも…。

一度、海に入ろうとした時波で吹き飛ばされて後ろ向きで1回転しちゃいました。あれは笑った

食べ物を獲るのって大変なんだなぁ←

1時間程度潜りまくってどうにか一食分のコダマガイをGETしました。

https://twitter.com/onioni88Mahjong/status/1301100648658681856

良い子の皆は凪の時に行くようにしようね(ヽ´ω`)

一緒に行った友人は3回位ゲロ吐きながら獲ってました。イカれてる…。

コダマガイの砂抜き

獲ってきたコダマガイは中に多くの砂を持っているので、そのままでは食べられません。砂抜きをしましょう。

容器の間にザルを噛ませることで吐き出した砂を再度吸うのを防いでいます。

ぴゅーっと勢いよく水を吐きますので上から新聞紙などで軽く蓋をしておきましょう。

ネット上に最適な塩分濃度など載っていますが、僕がやってみて1番良かったのは海水

その貝を採取した場所の海水につけておくと、すごくきれいに砂を吐いてくれました。途中一度海水を換えてやると更に良いでしょう。
クーラーボックスにいれて室内での常温放置でOK。

最後に水にさらしておきましょう。

コダマガイの酒蒸し

砂抜きしたコダマガイを用意します。

表面を水で洗い、軽く拭きます。

熱したフライパンに油を敷いて貝を入れたあと、日本酒を半カップ程度いれ間髪入れずに蓋を閉めます!!

ジュワーっと跳ねますので注意。

貝が赤くなり、蓋が開いたら完成。

火にかけすぎると身が固くなってしまうので気をつけてくださいね。

僕は最後に醤油を一回し。バターもヒトカケ加えます。

完成!

コダマガイの酒蒸し!

調理時間は5分程度で簡単。めっちゃ美味しい٩(๑`^´๑)۶

味の感想&まとめ

コダマガイの味、程よい塩分と結構シッカリとした旨味がありとても美味しかったです。
妻や一緒に行った友人なども皆絶賛していました。

味に独特な癖がないので広いバリエーションで料理に活用できそうです。焼きで食べたり、出汁を利用してパスタ、ラーメン、味噌汁、すまし汁等にしてもとても美味しく頂けると思います。

今回は必死な思いをしてコダマガイをGETしましたが、凪の時に行けば1時間もかからず↑のクーラーボックスにある位は簡単にとることができました。

今からの時期でも獲ることはできると思いますが、日本海は荒れる日が多くなります。
僕のように無茶はしないように楽しんでみてくださいね。

以上、獲っても楽しい・とっても美味しいコダマガイでした~!

来年も獲れたらいいな~(・∀・)

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4 件のコメント

  • おにおにさん

    こんにちは。
    このサイズの貝が大量発生なんて、いい事ない今年には明るい話題ですね。
    申し訳ないですけど、全くもって聞いた事なかったです。

    お願いですからリアルスケキヨにだけはならないでください!

    • 毛沢さんこんにちはコメントありがとうございます。

      珍しく明るい話題ですよね~。しかも美味いです(・∀・)
      海が寒くて潜るには向かない時期になって来ましたので、入手は難しいかもしれません。
      でも食べたい・・・。

      スケキヨになってくる!!!

  • おお懐かしい。前回の大量発生時に私は米子で勤務していました。
    この時はアサリもどきと呼んでいました。足先で砂の中を探り、足の指でつまんでいましたね。
    中々砂がきれいに抜けず、たまに砂を噛んでしまうので気が抜けませんでした。

    • デビラさんコメントありがとうございます。

      僕の周りでも、ハマグリ、海アサリ、アサリもどき、バカガイだのいろいろな呼ばれ方をしていましたw
      砂をきれいに抜くの難しいですよね~たまにジャリっといってしまいます。
      それにしても美味しかった。来年も獲れたらいいな~。

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    サラリーマンでも狩猟はできる! 2016年より第1種狩猟免許と罠免許を習得と同時にブログ開設。 空気銃のレインストームと散弾銃のBeretta A400で狩猟を楽しむ。 他の趣味は麻雀/ハースストーン/クラロワ/美味しいもの/酒