アスペルガーさんが”感動”できない理由 | 週刊山手心理相談室

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大阪市のカウンセリングルーム山手心理相談室(ミュゼ・アルディの登録商標です。他の方の使用はお断りしています)の社員ブログです。夫婦・発達障害・依存症・アダルトチルドレンに関するカウンセリング記事を中心に投稿します。

みなさんは、10連休をどうお過ごしになりますか。

 

 

もう3年以上前、(うー、トシがバレル・・・・)スイスを旅行した時、ゼッタイ乗りたかったのが

 

アルプスを疾走する絶景の登山鉄道「ユングフラウ鉄道」です。アルプスの山々を走り抜け

 

るだけでなく、なぜかアイガー・メンヒという山中をトンネルでぶち抜いているんです。

 

 

全長わずか9.3キロという短い区間ですが、最高到達点は3454m!ヨーロッパで最も高いと

 

ころを走る鉄道として知られています。終点は、岩の中の駅ユングフラウヨッホ。

 

(と、乗れなかった列車の夢を見る駐車場です・・・・・)

 

(ユングフラウ鉄道HPへはこちらからどうぞ)

 

 

 

アスペルガー症候群の方がADHDさんや一般の方と旅行した場合に、一律にお悩みなの

 

が「どうしてみんなはこんなに興奮しているのだろう」という点かもしれません。

 

当然ですが、風景や乗り物に”感動”するからですね。でも、アスペルガー症候群の方の場合

 

は、その感動より先に「標高●●メートル」や「●●鉄道」という言葉が脳内に入って来るため

 

に、非論理的な「感動」は脳内で行き場を失ってしまいます。

 

ADHDさんの場合は、逆に感情豊かな方も多くいらっしゃいますから、周囲が当惑するほど

 

興奮したりします。

 

どちらも、同行者さんにとっては困ったちゃんなのでしょうが、アスペルガーさんは、帰国すれば

 

『列車は●●型で軌道が●●センチ。●●駅から●●駅まで走っているんだ!』

 

となぜかスペックや事実に大興奮したりします。

 

良い子のみなさんは、旅行する際にその方のポイントをよく考え、怒ったりしないでくださいね。

 

 

合格NEWSさん(32歳)の「なぜだ!」です。

 

『僕はK欧大学を優秀な成績で卒業し、あまりレベルの高くない会社に入りました。そこでは

 

LINEでグループを作るという意味のないことをしています。でも中にひとりだけ美しいWさんと

 

いう子がいるので、僕の気持ちを正しく伝えるために@をつけて、「@Wちゃん、僕はキミのこ

 

とがとても興味があります。一度2人で秘密ヨーロッパに行きませんか」と送りました。その後、

 

なぜか分かりませんが、みんなに注意を受けました。イミのない注意を受けても、さらにイミが

 

ないと思いませんか』

 

オープン外交なのでしょうか・・・・。

 

 

 

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