アスペルガーさんの「本音」 | 週刊山手心理相談室

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大阪市のカウンセリングルーム山手心理相談室(ミュゼ・アルディの登録商標です。他の方の使用はお断りしています)の社員ブログです。夫婦・発達障害・依存症・アダルトチルドレンに関するカウンセリング記事を中心に投稿します。

事務所に「日本社会は”やりたい”という欲求を抑え込む」というテーマの本

 

が置いてありました。

 

最近は「脳の強化」がブームになっている面があります。DHAやDeNA(?)

 

を飲むと、脳が活性化して欲求やIQも向上するのだそうですが・・・・。

 

 

 

発達障害、特にアスペルガー症候群の方の場合は、日本社会の構成に関係なく、

 

「欲求」が出にくい脳構造をしています。

 

☆同僚A「ハラへったなあ、みんな何頼む?」

 

☆同僚B「私はハンバーグランチ。ごはん少なめ」

 

☆同僚C「そうね、でも私はご飯抜きで」

 

★あなた「うん!そうね」

 

☆みんな「え、ご飯は抜き?それとも少なめ?」

 

このようなケースでは、あなたは「気が引けて」他のランチをを頼めないということ

 

になる解説が多いのですが、一般的にはそうであっても、発達障害の場合は、

 

食欲中枢の感覚をうまく脳が伝えてくれませんので、「何が食べたい」ではなく

 

「今おなから空いているのか」がよくワカリマセン。

 

 

以下のようなケース、経験された方ありませんか。

 

★「もっと本音を出せよ」と言われても、何が本音かわからない。

 

★「腹を割って話してくれないかな」って、切腹するのイヤ。

 

★「でーと、どこに行きたい?」そもそもデートしたいのかがワカラナイ。

 

一つでも思い当たる方は、今日のうちに山手心理相談室にお越しください。

 

(イケナイデショ)

 

合格JTさん(77歳)のおはなしです。

 

『僕は、最近大都会から田舎の支店に配置転換されました。大都会では、「オマエ

 

のように自分の意見を言えないヤツはダメだ」と言い続けられてきたのですが、

 

ここに来てからは、毎日のように「出されたものはなんでも食べる」と、好き嫌いの

 

ないことをほめてもらっています。大都会は僕にとって暮らしにくかったと、今更

 

ながらに感じます』

 

JTさんは、着任後すぐ地元名士の婿養子に入ったそうです。

 

 

 

 

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