薬漬け医療の実態  ~うつからの帰還~ | 週刊山手心理相談室

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大阪市のカウンセリングルーム山手心理相談室(ミュゼ・アルディの登録商標です。他の方の使用はお断りしています)の社員ブログです。夫婦・発達障害・依存症・アダルトチルドレンに関するカウンセリング記事を中心に投稿します。

ネットの情報って「一見無料」で始まりますが、途中から「ここから先は有料記事」に

 

なります。見たい方は1憶円を支払って有料会員になってください」などという悲惨な

 

ブチギレが入りますね。コロナウイルスの記事でも同じことがあって、「そんなにお金

 

儲けがしたいのか(笑)」と感じてしまった駐車場です。

 

 

うつが長期化している方が、「トレーニングしてください」とお越しになることがあります。

 

ところが、そこからトレーニングを始めても、1時間どころか10分間も持たないという

 

感じになります。現場では、初見の方の場合は

 

①症状が重い

 

②クスリの悪影響(副作用)

 

の区別がつきません。そんなことないだろ・と思う方も多いのでしょうが、実際には

 

②の方がはるかに多数のような気がします。というのも、カウンセリングと服薬を併用

 

している方の中に、最初は1~2種類の薬だったのが、いつの間にか5種類以上の

 

投与を受けていることがあるからです。クスリの量が増えていくのと比例するかのように、

 

そのクライエントさんは無気力になり、カウンセリングやスキルトレーニングを受ける

 

気力が尽きていきます。

 

幸い、初期からかかわっている方には「クスリが増えすぎじゃないですか」とアドバイス

 

できますので、状況が改善できますが、最初から複数の💊を飲んでいる方は、もともと

 

どのような方だったのかサッパリ分かりません。

 

さらに、まだラポール(信頼関係)が構築できていないために、今の状態(薬漬け)がベスト

 

だと勘違いしているようなケースも。

 

 

もともと、クスリの効能は、カゼなどでも同じですが、

 

症状を抑えている間に、人間が持つ基礎能力で回復を図る

 

なはず。つまり、定常状態を維持するものです。

 

 

 

この画像でいえば、1Fがクスリで、2Fがカウンセリングやスキルトレーニングだと

 

いえるでしょうか。1Fが安定していれば、2Fはその安定状態に乗っかり改善が

 

図れます。

 

ところが、このような場合はどうでしょう。

 

 

1F・2Fともガタガタ。

 

そうなると、いくら良いカウンセリングを行ったとしても、土台となる脳本体にガタ

 

がきているので、すぐにコケてしまいます。

 

ウツに限りませんが、症状が長期化している場合には、この1F部分がどうしようも

 

なくなっているケースが散見されます。

 

この状態になると、正常な判断能力も減少しますから、スピリチュアルなどに行き、

 

「不幸な体質なんだよ」などと”運命づけ”されたりして。

 

 

「改善」とは、もっと科学的・正しい知識を持っていれば本来可能なものです。自分の力が

 

及ばない「神の力」を頼る前に、人としてできることを一緒に頑張りませんか。

 

(なのだそうです)

 

 

 

 

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