私がブログを始めた初期の頃から

 

フォローしてくださったMさん。

 

昨年、パリを訪れた際に、

 

おすすめしたサント・シャペルの

 

クラシックコンサートを鑑賞し、

 

とても気に入られたご様子。

 

今年はマドレーヌ寺院のコンサートへ

 

行かれると聞き、私と同じく、マドレーヌ

 

寺院のコンサート未体験の主人と共に、

 

夫婦で、ご一緒させていただきました。

 

 

右下に、たたずむMさんとダーリン。 ポイント。

 

カトリックの教会のイメージをくつがえす、

 

古代ギリシャの神殿を彷彿とさせる

 

ネオ・クラシック様式のマドレーヌ寺院。

 

ルイ15世の統治下、1764年に、

 

着工されるも建設関係者の死去や

 

フランス革命の影響などにより、

 

工事はたびたび中断しました。

 

工事が再開されたのは時の権力者、

 

ナポレオン1世の「フランス軍の名誉と

 

栄光を讃える神殿を建てたい」という

 

願いのもと、1806年のことでした。

 

その後、ナポレオンは失脚し、島流し。

 

1842年の完成時にはすでに、

 

亡くなっていますので、ルイ18世により、

 

聖女マドレーヌ(マグダラのマリア)を

 

祀る教会となったのが、その経緯です。

 

 

マドレーヌ寺院のコンサートは

 

全自由席につき、開演1時間前

 

から並ぶことにしました。

 

ところが、予想に反して、行列が

 

まったくできていません。

 

 

正面の出入口は拝観用で、

 

コンサートは別の入口なのかしら?

 

と確認するもやはり、出入口は

 

1ヶ所のみ。

 

どうやら、開演1時間前は

 

張り切りすぎてしまったようです。

 

 

でも人がほとんどいない教会内部を

 

ゆっくり見学できたうえに、最前列の

 

これ以上ない良い席を確保でき、

 

満足です。

 

 

マドレーヌ寺院はサント・シャペルに

 

比べて、広い分、座席も多く、果たして、

 

これほどの座席が埋まるのだろうか

 

と心配になりました。

 

この時点では今日はかなり空席が

 

目立ちそうだわと思いましたが、

 

そんな心配には及ばず、開演の頃には

 

ちゃ~んと席が埋まっていました。

 

演奏ステージは高い位置にあるものの、

 

教会はコンサートホールのように、

 

床に、傾斜や段差がないため、

 

後方は観づらいです。

 

私が見た限りでは良い席を確保

 

したい方は開演30分前には到着

 

された方がよろしいかと思います。

 

 

この日のソリストは Jacques Gandard

 

(ジャック・ゴンダラ)氏。

 

プログラムも日によって異なり、

 

ヴィヴァルディ「四季」、

 

アルビノーニ「アダージョ」、

 

シューベルト「アヴェ・マリア」、

 

パッヘルベル「カノン」など

 

広く知られる曲ばかりで、素晴らしい

 

演奏に、心が洗われるようでした。

 

 

イメージ動画を貼っておきます。

 

当日券も販売されていますので、

 

気軽に、訪ねてみてください。

 

パリはさまざまな教会で、コンサートが

 

行われていますので、どこがいいのか

 

迷われる方にはサント・シャペルを

 

おすすめします。

 

荘厳な雰囲気の中で、奏でられる

 

教会コンサートの中でも

 

サント・シャペルは格別です。

 

▶ パリでお勧めのプチ・クラシックコンサート

 

パリでの素敵な思い出作りに、ぜひ!

 

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◆ Église de La Madeleine

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