フランスに移住して、初めて、
迎えた誕生日に、ダーリンが
プレゼントしてくれたもの、
それは自転車でした。
ふたりで、パリの街を自転車で駆け巡り、
ガイドブックに、載っていない隠れた
魅力を発掘するのも楽しみでした。
語学学校にも自転車で通い、
アジア食材店で、購入した10kgの
お米×2袋を配達してくれることを
知らぬがゆえ、前カゴと後ろの荷台に、
それぞれ積み込み、フラフラに
なりながら、運んだこともありました。
Navigo(ナヴィゴ=料金一律の定期券)
を使うようになってからは自転車の
出番も減り、今はアパルトマン
地下の駐輪場で、眠っています。
最後に乗ったのはいつだったか、
思い出せないほどですが、
自転車ライフを復活しようかと
思い始めた今日この頃。
パリではコロナが深刻化する
前から、環境対策として、自転車の
利用が奨励されていました。
コロナの出現で、公共交通機関の
混雑を緩和する狙いも加わり、
急ピッチで、自転車レーンの整備や
駐輪場の設置も進められています。
さらに、政府は 2000万ユーロの
予算を投じ、自転車の保守点検や
修理費用を50ユーロ上限で、
負担するという支援策を表明。
長い間、自転車を眠らせていた
私にとって、これは有難い制度です。
ただ、修理業者が限定されている
うえに、希望者殺到で、すぐには対応
してもらえないようですが、期限に
ついては年末までと余裕はあります。
在仏で、自転車をお持ちの方は
チェックしてみてください。
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