こんにちは。Kです。


2018年10月7日〜8日、台風25号が日本海側を縦断した翌日。

体育の日の３連休後半で、1泊のソロキャンプに行って来ました。


目指したのは、信州の「野辺山高原」にある「五光牧場オートキャンプ場」です。


野辺山高原は、晴天率が高く、国立天文台の観測施設があるように、日本屈指の「星空観測ポイント」です。


今回は台風一過の空の下「満天の星空キャンプ」を企んで、この高原へ乗り込んだのです。



と言う事で、プジョーでキャンプ、ソロキャンプ編。


第3回目のスタートです。

出撃！！

キャンプ場のチェックインは9時から出来ますが、朝は、娘のお風呂など、所用が色々とあるので、それを終えて8時に出発しました。

ルートとしては、４号新宿線から、中央道を走り、北杜市の「長坂IC」で降りて、県道28号線を北上します。



しかし、出発してすぐに、中央道の「稲城」の辺りで発生した「事故渋滞」に巻き込まれ、時間を大幅にロス。

ノロノロと進み、相模湖を過ぎた辺りから順調に走って、なんとか11時過ぎには「長坂IC」を降りました。


そして、ICを降りてすぐにある「スーパーオギノ」で食材を調達。


その後、県道28号線を北上して、野辺山高原を目指します。






県道28号線は、「八ヶ岳」を臨んで走れる素晴らしい道ですが、午前中は、昨夜に通過した台風の影響か「雲」が多めで、八ヶ岳を見る事は出来ませんでした。

ただ、これは時間の問題です。


むしろ、台風の南風の影響で気温は少し高めながら、湿気の無い風がとても気持ちが良いです。




真夏と違って「オープントップ」が本領を発揮する季節になりました。

ソロキャンプだと、道中を屋根を開けて走れるのが良いですね。


こうして、キャンプ場までのドライブを楽しみながら進んでいきます。

設営

で、12時過ぎに「五光牧場オートキャンプ場」へ到着。





まずは、受付でチェックインを済ませます。


ここのキャンプ場は初めてなので、管理人さんにキャンプ場のルールを聞きます。

この受付から先の「裏山」が全てキャンプ場で、一部、展望台など「設営禁止エリア」がありますが、それ以外であれば、好きな場所に設営して良い「フリーサイト」になっています。

雰囲気的には、「富士山YMCAグローバル・エコ・ヴィレッジ」の林間バージョンって感じですね。






ということで、いざ場内へ！





フィールドは1/4が「林間サイト」で、それ以外が、開けた「芝生のフィールド」と言う感じです。


林間の方が、平らな場所が多いですが、やはり見晴らしの良い、開けた場所を探します。






で、キャンプ場の奥にあった「芝生の広場」に設営する事にしました。

というのは、ここだとサイトから「八ヶ岳」が臨めるからです。






同じ場所をiPhoneのパノラマで撮影。

大きめの写真にしたので、拡大して見る事が出来ます。


ただ、ここは「景色」は最高ですが、全体がそこそこの「斜面」になっています。


まぁ、この立地で地形が平坦だと、人気が集中してテントで溢れちゃうので、逆に良いかも知れません（笑）






場所が決まったので、新しいテントを設営します。

先日届いた、ヒルバーグの「アクト」です。


斜面の途中にある、ちょっと「傾斜が緩い所」を選んで、そこにテントを建てます。


ちなみに頭を斜面の上側にしました。






で、サクッと完成（笑）


アクトは、ワンポールの「非自立式」のテントです。

ですので、テント本体を支えるのに4本、形を作るのに４本と、合計8本の「ペグ」を打ちます。

とは言え、小さいテントなので、慣れれば設営は「5分」って所ですね。


張り姿が美しい、とても良い幕です。





後は、日射しが強いので、ムササビウィングを張り、その下にイスとテーブルを並べてサイトが完成です。


ただ、この角度からの写真だと、フィールドの「傾斜具合」が解らないので、真横から撮影してみます。






サイトはこのくらい斜めです。。。

「平らな所が好き」って人には向かない場所ですね。






まぁ、その分、見晴らしは最高です。

前方に他の方のテントがあっても、奥の景色を遮りません。


ソロキャンプで、かつ、今回の目的は「絶景キャンプ」ですので、多少の不便は無問題です。

強いて言うと、プリムスの「アジャスタブルテーブル」を持ってこれば良かったかな？（笑）






むしろ、ここから見えるであろう「夜の景色」を想像すると、期待で胸が膨らみます。

星が輝いたら凄いだろうなぁ。。。






今、空を見上げても、突き抜けるような「蒼天の空」です。

風も、台風の影響は全く無く、たまに気持ちが良い「そよ風」が吹き抜ける程度です。

ギリギリまで悩んでここを選んだのは大正解だったかもしれません。






と言う事で、簡単に設営を済ませて「スーパードライ」をプシュッとします。

うん。美味。


キャンプで最高の瞬間ですね。

いつもは、車を駐めたらプシュッとしますが、今回は斜面なので、途中で場所を変えるかもしれないので、設営後にしました。







小腹が空いたので、スーパーオギノで買った「にぎり寿司」を食べます。

山のキャンプで食べる「寿司」はなぜか格別の美味さがあり、最近どはまりしています（笑）


うん。美味。






「寿司」を食べ終た頃、温度計が示す気温は、27℃を記録。

台風による「南風」の影響だそうですが、10月のこの辺りではあり得ない暑さです。

ただ、この日、関東の内陸部では「35℃」近くまで気温が上がったそうなので、それと比較すると涼しい方だと思います。

散策とロケハン

設営と昼食を済ませ、一息ついたところで、場内を散策してみます。



このキャンプ場の南側には「展望台」という場所があり、そこからは野辺山と八ヶ岳が一望できるそうです。

夜、星が出たらそこにも行ってみたいので、ロケハンがてらそこに行ってみます。






ということで、マイサイトを離れて。。。






展望台の方へ向かいます。






こっちの林間サイトも、木漏れ日に照らされてキラキラとしています。

今度来るときは、こっちの林間サイトも良さそうです。





高原の日射しは、直接当たるとジリジリしますが、木漏れ日となると気持ちの良い光に変わります。






そんな、素敵な「森」を抜けると、開けた場所にベンチが置いてありました。

どうやら、キャンプ場の「展望台」へ着いたようです。






西方には「八ヶ岳」がバッチリ見えます。

素晴らしい眺めです。


ベンチの所から一段下がった「柵」の向こうはけっこう急な「崖」になっていました。





「崖」の際まで行くと、下にある五光牧場の「サッカー場」が見下ろせました。

芝生のキレイなフィールドで、サッカーの合宿ができるようです。






その先ににある「八ヶ岳」の麓には、ちょうど「国立天文台」の主役である、直径45メートルの「電波望遠鏡」が見えます。


この、「国立天文台 野辺山宇宙電波観測所」は以前、清里丘の公園キャンプ場へ行ったとき、立ち寄ったところです。


その時のレポート

2017/03/22

標高1200メートル、残雪残る高地で星空と温泉のキャンプ。清里丘の公園オートキャンプ場。 〜前編〜

八ヶ岳、電波望遠鏡、星空。


完璧なシチュエーションが揃ってますね。

途中の道は、灯りが全く無いので、夜道は怖そうですが、「星」が出たらここへ来るのは必須です。


それが、「写真部部員」の使命ですね（笑）







10月の高原は、ススキが生えて、かなり秋色が深まっていました。






天高く馬肥ゆる秋。

空は高く澄み切っていて、何の問題もありません。






展望台の帰り道は、キャンプ場のフィールドを色々と見て回ります。





あちらこちらに、テントを張るには良さそうな場所がありました。





林間ですが、地面は芝で覆われている場所が多く、とても綺麗です。





フィールド中央にある、「炊事棟」を抜けると、その先に開けた、芝生の斜面があります。

そこが、今回のサイトの場所です。





こうして、場内の散歩を終えて、自分のサイトに戻りました。。。







時刻は、15時過ぎ。。。


フィールドを吹き抜ける風はどこまでも気持ちよく、上がりすぎない気温を相まって、この季節独特の最高の時間が流れます。


散歩を終えると、後は夕方までやることはありません。



やることが何も無い。



この贅沢を味わえるのがキャンプの醍醐味の1つです。


この後の予定と言っても、とりあえず、日が落ちる頃に夕日を撮りながら、夕食の準備をするだけです。


と言う事で、冷たい「ハイボール」をチビチビやりながら、イスに深く腰掛けて寛ぎます。



目の前には、名峰八ヶ岳。


足元には、美しい芝のフィールド。


そして、体を包む、爽やかなそよ風。



そんな環境に身を委ねていると、ちょっと「睡魔」がやってきました。


とはいえ、それに抵抗する理由は無く、気持ちの良い眠気に身を任せて、ちょっとだけ仮眠をとりました。。。。

激変。

ちょっと肌寒くなり、眠りから目を覚ましました。




む。。。。



辺りが暗いです。



これは、寝坊したかと思い、時計を見ますが、時刻は17時。

先ほどから、1時間半しか経っていません。



嫌な予感がして、タープの下から顔を出し「空」を見上げます。








え、どういうこと？？？






えーーーー。　曇ってる！！！！！



わずか1時間半で、天気は激変。

まさかの厚い雲に空が覆われて薄暗くなっています。


しかし、この日の日没は、17時20分頃、まだまだ日の入りまで時間があります。


では、太陽の様子はと言うと。。。。






おぉぉ、光芒がさして、とても幻想的な風景ですね。。。






って。。






そうじゃないだろ！！







つづく。。。。





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