こんにちは。Kです。


星空キャンプを狙った「五光牧場オートキャンプ場」でのソロキャンプレポの後編です。


絶景の星空を求めて、やって来た信州。

台風一過の影響で、昼間は予定通りの「雲ひとつない快晴」でした。

しかし、夕方からは、唐突に沸いた「分厚い雲」に、空全体が覆われてしまいました。。。


これでは星空どころではなく、あっと言う間に大ピンチです。



しかし、野球は「9回裏スリーアウト」からドラマが始まります。

そう、キャンプも同じで、試合が終わるまで何があるかわからないのです。



という事で、ドキドキの「絶景ソロキャンプレポ」の最終回です。






前編の記事はこちら。

2018/10/10

台風一過の晴天を狙って遠征ソロキャンプ。五光牧場オートキャンプ場 ① 〜快晴編〜

あ、ちなみに野球で「9回裏スリーアウト」は、試合終了です。。。

暖房

空を覆うまさかの空模様に動揺しますが、こればっかりはどうすることも出来ません。





この時の気温は、18時前で「15℃」です。

上着を着込めば「寒い」というほどじゃないですが、さすがは高原キャンプです。

日中は暖かくても夜はそれなりに冷え込みます。


もちろん、気温は予想していたので、今回はある「暖房器具」を用意したので、早速使ってみます。





それがこちら。






ホリデーロードの薪ストーブ「Fb.ストーブ・NEO」です。


「気温が15℃を下回ったら薪ストーブを使う」


これは「薪ストーブ使い」の宿命です（笑）


今シーズン初の「薪ストーブ」は、オープンタープでの使用となりました。


まぁ、必需品ってことではなくて、本格的なシーズンインに向けた「点検」を兼ねてですね。






屋外なので、煙突は標準の「1メートル」で使うつもりでしたが、煙突の先がタープに近すぎるので、2メートルに変更しました。


こういう気温の場合は、本来、暖をとるのは「焚火」がセオリーです。

でも、薪ストーブだと薪が爆ぜる心配が無いので「焚火」より近づけます。


これはある意味、アウトドア薪ストーブの「正統派」な使い方です（笑）

料理！！

さらに今回は、SOTOのシングルバーナー（ST-310）に、ネットで色々情報の出ている、追加の「パワーアップパーツ」を装着してみました。





うん、噂通りのシンデレラフィットです（笑）


この組み合わせが本領を発揮するのは、もっと寒くなってからですが、今回もそれなりに活躍しました。

長時間燃焼させても、カセットボンベが冷えすぎず「ドロップアウト」しないので良いですね。




で、火力がアップしたシングルバーナーを使って作る料理は、


「キャンプ ＝ 中華」


この「黄金の方程式」に従って、王道料理を作りました。


食材は、ピーマン、タケノコ、牛肉です。






まずは、ピーマンを短冊状に切ります。





次に、牛肉に片栗粉を塗します。





最後の「タケノコ」は、アク取りとか面倒くさいので、細切りの下処理済みのやつを使います。


ちなみに、袋に「青椒肉絲もらくらく！」って書いてありました（笑）


あとは、牛肉を炒めてから、野菜を入れ、塩コショウ、オイスターソース、醤油などで味付けします。


と言う事で、今回作ったのは、







「青椒肉絲（チンジャオロース）」です。




しかし、作りすぎました。。。


ホントは、もう一品、別な物を作る予定でしたが、恐らくこの量を食べたら、お腹がパンパンになるのでパスします。。。

もう少しソロキャンで経験を積まないと、料理の分量が掴めないですね。


1人分ってけっこう量の調節が難しいです。





他には、卵スープだけ作りました（笑）



「チンジャオロース」はソロキャンプなので男らしく、フライパン直で頂きます。


うん。美味。



「チンジャオロース」ってビールと相性が良いですよね。

隠された絶景

野辺山近辺は、外灯などに制限があるそうで、夜は真っ暗になります。

そして、今回はそれに蓋をするように「分厚い雲」に覆われてしまいました。。。






西方の「八ヶ岳」の方の雲が明るいのは、「街の灯」を映しているからでしょうか？

かなり「雲」が低く垂れこめています。


それが、どのくらい低いかと言うと。。。。







懐中電灯で照らすと、光がすぐに雲当たってしまうくらいの低さです。






これでは「絶景ポイント」を取るために、斜めのフィールドにテントを張りましたが、完全に空振りのようです。。。

まぁ、こればかりは仕方が無いですね。





厚い雲の覆われた、暗闇の高原でのキャンプ。

たかだか「曇り空」でガッカリってのも欲張りな話ですが、昼間の快晴で「展望台」までロケハンした分、期待は大きく、ショックは大きめです。。。

昼からもっと雲で覆われていたら、気分を早く切り替えられたんですけどね。。。






しかし、冷気を帯びた空気の中、「薪ストーブ」で暖を取るのは半年ぶり。


暖まり、煮炊きに使え、揺らぐ炎を眺められる。

やはり、個人的には「薪ストーブ」は最高のキャンプギアだと思います。


やっと、これが使える季節が近づいて来ました。


星空には敗れ去りましたが、キャンプ自体はまだ負けていません。

そう、フィールドにいる以上、「本当に楽しいキャンプ」は、目の前にあるのです。





周りに迷惑が掛からないよう、小さい音量で「ジャズ」をかけて、1人の夜を楽しみます。


ビールとハイボールをチビチビやりながら、薪ストーブを弄る夜。


うん、やっぱりキャンプは最高です（笑）








こうして、「漆黒の闇」に包まれたフィールドの静かな時間は、あっと言う間に過ぎて行きます。


ちょっとだけ、いつもより強く感じるウィスキーによって、ほどよい酔い心地となりました。


最後は、設営した「新幕」に潜り込み、夢の中へと落ちていったのです。。。。。。

朝

辺りが明るくなり、目を覚まします。

時計を見ると6時。

日の出の時間は過ぎています。

この五光牧場は山の西側の斜面にあるフィールドなので、目の前の八ヶ岳を照らす朝焼けは見れても、朝日を見る事はできません。


しかし、起きるには良い時間です。



身支度を調えて、テントから這い出して外を見ると。。。





昨夜に続き、完璧な「曇天」が広がっていました。





ここまで来ると、もはや清々しいくらいです（笑）


しかし、前回のキャンプの「けやき平キャンプ場」に続いて、望んだ景色に全く出会えないのは、何かの「呪い」ですかね？

まぁ、これで、次に「満天の星空」に出会ったときは、いつもの「3倍増しの感動」が確定です（笑）






今朝の気温は「１１℃」まで下がりました。

薄着だと肌寒いです。

ジャケットを羽織って、寒さ対策をします。





そして、まずは「コーヒー」を淹れて温まります。

キャンプの朝はコーヒーですよね。

朝食 ＆ 撤収

朝食は、ハンバーガーにしました。





「デミグラスハンバーグ」と「チキンハンバーグ」を湯煎で温めます。





さらに「とろけるスライスチーズ」を用意。





で、トーチを使って炙ります。





トロトロです。





最後にバンズを載せて完成。

おぉ。グレート。

中々フォトジェニックな仕上がりです。



うん。美味。




五光牧場は、通常のチェックアウトが11時です。


しかし10月は、オフシーズンなので、チェックアウトが15時までOKですので、のんびりできます。


ですので、このまま午後まで楽しんでも良いのですが、生憎の天気は時より小雨がパラつかせます。


晴れるまでのんびりと待つか、早めに撤収して近くの温泉にでも浸かろうか。。。



そんな事を悩んでいたら、奥さんからLINEで写真が送られてきました。








うん。　aちゃん、可愛いねぇ。。。



と言う事で、早めに撤収して直帰決定です。（笑）







サクサクと荷物を車に積み込んで。






あっと言う間に撤収完了。

ソロだと荷物が少ないので良いです。


10時過ぎには、キャンプ場を後にしました。



そして、家族が待つ家路についたのです。








信州野辺山高原、五光牧場オートキャンプ場。

標高1,300メートルにある、広大なフリーサイトのある素晴らしいキャンプ場でした。


晴れていれば、灯火の少ないキャンプ場内で、降るような星空が楽しめそうです。


ただ、ここの所、キャンプへ出ても、天気に恵まれない出撃が続いています。。。

そう言う意味では「フラストレーション」が溜まりますが、お預けを喰らうと、「次こそは！」となり、またキャンプへ行くのが楽しみになります（笑）





キャンプの「表シーズン」はいよいよラストの「紅葉キャンプ」へ向かって行きます。

そして、「裏シーズン」の開幕も、いよいよ秒読みとなりました（笑）


さて、次はどのようなキャンプをするか。。。


ソロキャンプも良いですが、娘のaちゃんも、そろそろ5ヶ月になるので、「ファミキャンデビュー」も考えなければなりません。


こうして、キャンプを終えた瞬間から、次のキャンプの事をあれこれ考えるのは、ほんとうに楽しいですよね（笑）






おわり。。。