からだを温めると健康になります!

今回のブログテーマは、自分でできる温熱療法です。世の中には様々な温熱療法がありますが、高価な器具を買わなければならないものや、時間と労力がかかるものなどなかなか大変です。

今回は自宅で誰でもできる湯たんぽを使った温熱療法をお伝えさせていただきます。使用する湯たんぽは樹脂の柔らかいものがおすすめですが、なければ硬いものでも大丈夫です!

湯たんぽを使う前は、こんにゃくをゆでてそれにタオルを巻いて使ったり、生姜湿布(しょうがしっぷ)と言って、生姜の煮汁にタオルを漬けたものを使ったりと、いろいろ試しましたが、自分一人で行うには大変手間がかかり、病気で体力の落ちているような方は絶対無理です!

温熱療法との最初の出会いは、快医学の瓜生良介(うりうりょうすけ)先生です。瓜生先生は、総統医学の多田政一氏の影響を受けたといっていました。

身体を温めるにはちょっとしたポイントがあります。

内臓の図
内臓の位置

上の内臓図のうち、肝臓、腎臓、腸の3点が最も大切な部位となります!

  • 肝臓(解毒)
  • 腎臓(排毒)
  • 腸(造血)

この3点をそれぞれ15~20分づつ温めるだけでいいのです。とっても簡単ですよね!

目安としては、湯たんぽを外したときにその部分の皮膚が、ほんのりピンク色になる様にすることです。ただし低温やけどには十分ご注意ください!

この3点を温めて血液循環を促せば、体の調子が良くなるし、どんな病気の方でも基本的な手当法として最適です。

腰痛にも効果あり!

腰痛の時などは、腎臓(腰の部分)を温めると、かなり痛みが軽減しますのでぜひ行ってみてください。背骨に歪みがあるとその部分は筋肉も凝り固まって血流が悪くなります。そこを湯たんぽで温めますと、一気に血流が良く老廃物が流れコリが解消し結果として腰痛の改善につながるのです。

脊柱管狭窄症なども、血流の良し悪しで症状の強弱が変わります。血流が悪いと下肢の痛みや痺れが強くなります。外出時などは湯たんぽを持ち運べませんので、衣類に張るタイプの使い捨てカイロを腰や臀部に貼っておくと、脊柱管狭窄症から来る下肢の痛みや間欠性跛行が改善します。

身体を温める方法としてお風呂もありますが、全身を温めるお風呂は意外と体力の消耗が激しいので、体調の悪い時は、湯たんぽで部分的に温めた方が良いのです。

千島学説

先程腸は造血器官とお伝えしましたが、これは千島喜久男(ちしまきくお)先生の腸造血説(千島学説)が元になっています。多くの自然療法家が支持する理論ですが、賛否両論あり否定派も結構多いのです。

個々では難しい話は抜きにして、食べた物が腸で吸収され血になるとお考えください。

解毒・排毒・造血がうまく機能すれば人は健康であり、何らかの原因でこれに滞りがあれば病気になってしまいます。

湯たんぽ一つでこれらを一挙に改善できるのであればやらない手はありません。湯たんぽとお湯の代金だけですので、お金も労力も少なくて済みます。

もう一点、瓜生先生から教わった部分があります。それは脾臓(ひぞう)です。脾臓は温めるのではなく、濡れたタオルや保冷材などを使って冷やすのです。またほかの方法として、あっちっち反応として、ピリッと熱い温度を一瞬あてるという方法もあります。

家庭用アイロンで行うことができます。ただし、スチーム機能はオフにしておかないと、大火傷をしてしまいますのでご注意ください!

このアイロンをコンセントにさし温めます。脾臓の部分(左季肋部)に直接アイロンを当てたら火傷しますので、タオルを間に挟んでアイロンを当てます。2~3秒当てたら「あちっ!」となるくらいの温度で熱くなったらすぐにアイロンを離してください。これで脾臓の刺激ができます。

電磁波が気になる方は、アイロンを身体に当てる前にコンセントを抜いてお使いいただければ、余熱で十分温められますので安心です。

この様に、脾臓には冷やす方法と温める方法の2種類ありますのでお好きな方をお選びください。

私は脾臓に対してはあまり行ったことがありませんが、免疫にかかわる臓器ですので、ぜひ手当法をやってみてください。

私の経験上、風邪のひきはじめや、体がだるく調子が悪いときなども、温熱療法を行うととっても楽になります。風邪の引きはじめなどには、首の下部または背中の上部に使い捨てカイロを貼っておくと風邪が早く良くなります。首筋や背中がぞくぞくするときには、試してみてください。

体が冷えていると免疫力も低下しますので、温熱療法はとても有効です。

詳しくはYouTube動画を参考にして、簡単にできますので、どうぞ皆様も実践してみてください。ご健康をお祈り申し上げます。

================================

肩こり・腰痛・坐骨神経痛・椎間板ヘルニア・ぎっくり腰・めまい・頭痛・脊柱管狭窄症・自律神経失調症・五十肩・膝の痛み、股関節の痛み等、様々な症状の根本原因を施術する整体治療院 。あん摩・マッサージ・指圧師の国家資格取得者「札幌 キネシオロジーの谷井治療室」です。

全国どこでも遠隔施術も承ります。https://www.taniithiryousitu.com/distant-healing/
札幌市営地下鉄中島公園駅から徒歩1分と好アクセスです。

ご予約は TEL: 011-211-4857 にお電話下さい。

腰痛や肩こりの改善なら札幌市の整体|国家資格あん摩マッサージ指圧師の谷井治療室トップページへ

北海道札幌市中央区南9条西4丁目3-15AMSタワー中島1503号室


健康と医療ランキング

にほんブログ村 健康ブログへ
にほんブログ村