『伝える力の向上』


このテーマをいただいてから何かにつけて伝え方を考えることが多くなりました。


そんな折に中学生の道場生と、こんなやり取りがありました。


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この写真には自分の気持ちに与える情報量が多すぎて…とにかく嬉しいやり取りなんですけれど。





….と、注目はそこではなくて。



この本です。



凄く読みやすい本なので、自分は全部本屋で立ち読みした上で買いました。












全て読んだ上で浮かび上がる人物は完全に宗家でした。



もう一人いました!



会長です。




この本の内容に興味のある人は購入して読んでもらうといいと思うんだけど。



実際書いてある内容はとてもシンプルではあるものの一切のムダがなくて。



読んだ直後から実践できる内容です。



自分もたくさん取り入れさせてもらいました。



取り入れた上で思うのです。





毎月の全体会での宗家と会長が自然とやられていることなのです。








自分は吉本興業のイザコザばりに『テープ回してへんやろな?』ではないですが、毎月聞かせてもらえる話を全て録音してるので。



話を聞いているその時は宗家と会長の表情や身振り手振りに集中しています。





そうです。




僕はなかなかの不動会マニアなので道場では会館で取り入れた表現出来る全てを自分と言う器を使って表現しています。






日々工夫しているんだけど、自分のやっていることの中でこれは道場での指導に役立っているなと思うことがあります。



それは何かと言うと。



自分は午前中に介護施設で利用者の方の朝の体操や健康にまつわることに従事させてもらっているのですが。


介護施設に見える利用者の年齢層から耳の聞こえづらい方、目が見えない方、認知症の方とか色んな人がいます。




聞こえない人には大きな声でゆっくり喋らないといけないし。


見えない方には想像したり耳から理解できるように話をしないといけないし。


認知症の方にはなるべくシンプルな会話を心がけないと話が進んでいかないし。



その逆で話の聞き方にも様々な工夫が必要です。





これは道場での指導にかなり役立っています。





さらにこの経験も。




以前、道場で利用させてもらっている小学校の体育館で地域スポーツクラブの体操教室の講師をやらせていただいたことがあります。



これ結構大変でした。



少なくとも空手道場なら最初から空手道に興味や期待する人が集まるので。



注目を集める作業は多少省かれているのです。



さらに、この体操教室は目的や目標よりも働いているお母さんが仕事が終わるまで子供を預かってもらうと言う側面が割合としてまあまあ大きくて。



始めた当初はとても苦戦しました。




だって誰一人として全然言うこと聞かないんだもん…

ʅ(◞‿◟)ʃ




なんかこの時期に色々本読みましたよ。



その中の一冊が冒頭のこの本です。



2〜3ヶ月かかったけど、みんなの注目や信頼を得ることに結構成功したと思います。



新しく道場を始めたタイミングでこの教室は辞めさせてもらったんだけど、この教室から道場に数名入会があったし。

自分自身が指導者としてとても鍛えられた気がします。




本の題名は『僕たちはどう伝えるか』



そうです。


何を伝えるかよりも先に取り組まないといけないことは『どう伝えるか』なんですね。



どんなに素晴らしい内容も聞こえない、わかりづらい、そもそもこの人が好きじゃない…ではその話はしていないのと一緒。




そういった意味では今の時代はSNSなどによって日々の発信って非常に重要なポイントではないかと思います。




改めて今年いただいた指針は

『伝える力の向上』です。





今日も準備します!



東海選手権まで89日!





NPO法人日本空手道不動会
お問い合わせ  0565 27 3972
website   fudokai.or.jp

梅坪支部  毎週金曜日
                場所    梅坪小学校 体育館
                一部  18:00〜19:00
                二部  19:00〜20:00
                三部  20:00〜21:00

館長   鈴木健一
suzubankarate955@gmail.com



練習場所が 借りる場所の都合により変更になる場合がありますので 見学や体験にお越しになる時は 事前にご連絡を宜しくお願いしますm(_ _)m