久しぶりの投稿になります。あれこれ忙しく記事を書いては途中で終わって投稿できずにいました。すみませ~ん!
久しぶりなので、アロマ関係で最近得た情報を一つ・・・。

 

アロマでよく使う基材として、「乳化剤」というものがあります。水と油のように本来混じり合わないものを混ぜ合わせる働きをするものです。洗い流せるオイルクレンジングなどはこの乳化剤のお蔭で、洗い流してもオイル特有のべっとり感はなく、そこそこさっぱりしながらもしっとりした使用感を残せるのです。乳化剤は界面活性剤と同じものです。化粧品だけでなく、食品にも使われています。分かりやすいところでは、バターやマヨネーズがそうですね。また、アーリオ・オーリオなどのパスタソースを作る時に、パスタの茹で汁を少量混ぜてソースを仕上げますよね。オリーブオイルなどの油と水分が混ざり合うのも乳化現象で、この場合は茹で汁に溶け込んだデンプン質が乳化剤の役目を果たしています。乳化剤自体についてあまり詳しくは知りませんが色々種類があるようで、また界面活性剤と言ってもこれまた色んな種類があるようです。もっと専門的なことを詳しく知りたい方は、ごめんなさい、自分で調べてね!

 

さて、この乳化剤をアロマ関連に使用したいと思い探していましたが、アメリカではなかなか私のほしいものが売られていませんでした。乳化剤という名前で検索してもなかなか見つからず、バスオイルやバスソリューションのようなものは既に精油や香料が混ざっているものが多くて、自分で精油を混ぜるのに適したものがなかなか見つかりませんでした。日本ではケンソー社などが出している使いやすい乳化剤があるので、日本在住の方はそれを使えばいいので困らないとは思いますが、アメリカ在住の方々にお勧めできるものが見つからず困っていました。・・・が、とうとう見つけました。「ポリソルベート」です。手作り化粧品や食品に使われている乳化剤です。これも種類があるので、使い分けないといけませんが、とりあえずお風呂で精油を使う時や、ディフューザーに使う時に使用できそうです。

 

お風呂で精油を使う場合、もちろん精油をそのまま湯船にポタポタと垂らすことは絶対にお勧めしていません!バスソルトやオイルなどの基材に一旦精油を混ぜてから使う方法が一般的ですが、これでも人によってはピリピリと刺激がある方もいるようです。刺激があるのにはもちろん理由があります。精油の特性をご存知の方は分かると思います。

 

比較的肌の弱い私でもまあまあ大丈夫なので私も湯船に浸かる時はバスソルトを使いますが、これでも刺激のある方にはもう一段階刺激を回避する方法として、乳化剤を使用する方法がいいのではないかと思います。もちろん、界面活性剤を使用することに抵抗のある方(別に悪いものではないですが・・・)、乳化剤自体にアレルギーがある方もいますので、誰にでも合う方法というわけではありませんが、この方法も選択肢の一つだと思います。更にもっと刺激を回避したい場合は、最初から湯船に入れずに精油を使う方法もお勧めしています。精油成分の吸引だけでも十分に精油の効果はありますよ。

 

この辺りも合わせて、アメリカ在住で精油の特性を詳しく知りたい方は是非入門講座を受けて下さいね~。

【メディカル・アロマセラピーとは(入門編)】

 

 


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