● 「できること」と「できないこと」
こんにちは!田中彩子です。
息子(1年生)の休校中の音楽の課題は、「教科書を見ながら歌を歌う」ことです。
学校から配られた時間割に沿って「音楽」の時間に歌を歌っています。
知っている曲がたくさん入っているので、喜んで歌っているのですが、
歌の一部の音階を間違って覚えていることが多々あります。
出だしは大体あっているのですが、途中から、自分で勝手に音階をつくって、
全然違うメロディで歌ったりしています。
そこは違うんじゃない?と言って、ウェブサイトにアップされた音楽を一緒に聴いて練習します。
でも、次の瞬間、「じゃあ歌ってみる!」という息子は、また、歌の最初のところから歌い始めます。
そこはとても上手に歌えるのですが、肝心なところで、また間違えた自作のメロディで歌い続けます。
それで、また正しいメロディを聴いてやり直し。
それを何度も続けていて、とても効率が悪いです。
今は楽しんでできるのが一番かなと思うので、とりあえず最初からまた歌ってもらって、
何度も何度もやっているうちに、できるようにはなるのですが。
私も経験があるのですが、ピアノの練習をしていて、うまく弾けないところがあるとき、
そこばかり練習するのが苦痛で、毎回、最初から曲を弾きたくなるのです。
それで、出だしの部分はどんどん上手になっていくのですが、肝心のできないところはいつまでも苦手なまま。
娘も同じような感じでピアノを弾いています。
我が家だけでしょうか?
皆さんも同じ経験はありますか?
うちは、少なくとも音楽に関しては、「苦手なところを集中的に練習する」が苦手なようです。
なぜこんなことを書いているかというと、英語の学習でも同じことが言えるからです。
英語学習で、定着していない部分があるときには、その部分をひたすら練習して、できるようにするのが鉄則です。
(音楽も同じなのに、それができない私が言っているのは説得力がないかもしれませんが・・・)。
今、中学生向けの文法特訓や、帰国子女向けの苦手分野の克服のレッスンでは、
まさにそれを集中的に行っています。
レギュラークラスのグループレッスンでも、他の個人レッスンでも、できないところは繰り返し学びます。
できないところを繰り返してできるようにする。
これは、苦痛を伴う作業です。
嫌になってしまう気持ち、よくわかります。
でも、これを乗り越えないと、できないところはいつまでもできないままです。
レッスンでは、子ども達のモチベーションを維持するために、
「できること」と「できないこと」を混ぜて練習するようにしています。
一般には、「できること」よりも「できないこと」が多いと、やる気を失いがちなので、
「できること」の比率が多くなるようにしながら、「できないこと」も繰り返していきます。
自分をコントロールできる、ある程度成長した生徒さんについては、
「できないこと」をひたすら練習してもらっています。
そして、「できないこと」の練習は必要だとわかってもらいながらも、
「できること」「できるようになったこと」に注目して、
子ども達が「がんばってよかった」と思えるような雰囲気づくりを心掛けています。
「できないこと」を諦めずに、続けていくと、それはいつの間にか、
「できること」になっていきます。
英語だけでなく、音楽でも、他の教科でも、趣味でも同じですね。
私も、自分と家族に言い聞かせながら、がんばります!
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