６月のレッスンについて

●　６月のレッスンについて

こんにちは！田中彩子です。

いよいよ、緊急事態宣言が解除されるでしょうか。

首都圏でも、多くの学校で、来月から分散登校が始まるようです。

ソーシャルディスタンスを取りつつ、各種制約のなか、どのように学校生活が始まるのでしょうか。

学校からの連絡でも、各校、先生方が試行錯誤しているのが伝わってきます。

私も、教室の再開をどのようにしようか、大いに悩みましたが、

まずは生徒さんの安全を確保することを考えて、

６月は引き続き、オンラインレッスンを継続することにしました。

保護者の皆さまには既に詳細をご連絡済みです。

教室としては、感染防止のための国の業界別ガイドラインに従っていきますが、まだ課題が多いのが現状です。

〇　オンラインレッスンでは十分にカバーできないことは、

「舌の位置なども確認しながらの、より細かい発音チェック」

「教具を共有しながら行うゲームやアクティビティ」

「子ども同士の接触を伴う活動」など、

いずれも、感染の可能性がより高くなるアクティビティになり、現状のガイドライン下では行えないこと。

〇　行えたとしても、マスク必須、距離を取りながら、どこまで効果的な学習が行えるのかわからないこと。

〇　そうなると、教室に来ていただいても、オンラインより効果の高い学習ができる状態ではないこと。

〇　少人数制であっても、従来の教室内では、生徒間の距離を十分に取るのは難しく、

学校と同様に、生徒の分散や屋外レッスンが必要と思われること。

６月に休講解除後、学校などでは、マスクをした状態で、どの程度会話をすることが許容されるのか、

子ども同士の距離をどこまで取ればよいのか、そういった情報もまだ明確にはなっていません。

６月以降、学校や園、塾などがステップを踏んで再開していくと思われますので、

今後の感染の様子や行政の指示、ウイルスについて新しく得られる知識などを参考にしながら、

今後の対応を最終決定していきます。

６月に各教育施設で問題なく解除が進んでいけば、教室では７月以降、

学校と同じようにクラスをさらに少人数に分けて、子ども達の物理的距離を取りながら

レッスンを行っていくことが現実的な選択肢のひとつになるのではないかと考えています。

その準備も兼ねて、６月は、オンラインでセミプライベートレッスン（原則２名）を1回行い、

ひとりひとりの課題により対応できるレッスンも取り入れていきます。

いたずらに通室レッスンの再開を延長しているわけではありません。

その間、生徒さんをお迎えできる態勢をしっかり整えていきます。

「ここまでするの？」と思われるような「生徒さんファースト」の対策を、ただ今、検討中です。

また、オンラインレッスン実施中も、

子ども達の学びをさらに発展する動画配信や、文法指導の強化を実施していきます。