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 「初心者」っていったい・・・・


ミュージック・インストラクターたるもの、チューニングをしている姿を見るだけで、その生徒さんのレベルはある程度把握できていたりします。体験レッスンなどで、「初心者です」と言いつつ、サッと正しくチューニングしている方を見ると、この時点で「本当はそれなりに弾けるんだろうな」と想像していたりします。

少年野球のコーチはたった数球のキャッチボールを見ただけでその子どもの技量が分かる、という話を聞いたことがありますから、多少は共通するものもあるのかもしれません。

ただ、時々ホントに「初心者です」と言いつつ、初心者の定義を疑うような上手な方が来られるんですよ。

高級ブランドの楽器とか、ケースの段階で分かりますから。ちょっと渋めの玄人好みのマンドリンやギターとか出てくると、「それ絶対初心者が買わないやつー!」とか丸分かりの時もあります。

このシチュエーション、この後、高確率で楽器談義の流れになったりするので、個人的にはけっこう楽しかったりします(笑)。