礼文島移住雑感:島を出るということ
こんにちは。地域おこし協力隊のはやとです。
私は、この3月末を持ちまして、地域おこし協力隊を退任し、大学院に進むことになりました。
「島を出る」前に、親しかった人やお世話になった人に挨拶に回ったり、飲みに行ったりしました。
そして、今日がお別れの日でした。
乗船するフェリーには、職場の同僚が見送りに来てくれました。私自身、何回か見送りにいったことはあるのですが、自分が見送られるのは初めてのことです。
3月で退任することはかなり前から決まっていたのですが、出航する直前まで島を離れる実感がどうしても湧きませんでした。
ですが、接岸していた岸壁からフェリーが切り離された瞬間、自分は島を去るのだ、と自覚しました。
ターミナル付近で手を振ってくれている彼らは小さくなっていきました。
あとは、雄大な利尻富士と、どこまでも続く水平線、それに私を育ててくれた礼文島が見えるだけです。
稚内までのフェリーは2時間近くあるのですが、乗船がこれほど長く感じ、「島から離れたくない」と思ったことはありませんでした。
フェリーは稚内を目指して進んでいきます。
デッキに出て、私はひとり遠くなる礼文島をいつまでも眺めていました。
*お知らせ*
引き続き、Cooking Rebunは礼文島の情報を加筆修正していきます!
また、大学院生として別ブログ「地域おこしリサーチ」にて地域おこしに役立つ情報を発信していく予定です!
どうか今後ともよろしくお願いします。