日々是好舌

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安西の水月堂をお詣りす

2020年04月05日 16時26分49秒 | 日記
水月堂(通称おはつかさん)は、静岡市葵区安西1丁目南裏に位置し、十一面観世音菩薩を安置し、神選府辺観音霊場(新西国)33ケ所巡礼札所中第26番にして本尊は鎌倉初期の名匠運慶の作と伝えられ国宝的存在でありました。しかし戦災(昭和20年6月20日)で焼失してしまいました。

元亀年間、今を去る事400有余年(405年)前、安倍郡籠鼻(今の井宮町西北部)の圓皆寺(現在は廃寺)の住僧宗文の創建で今川家の臣福島淡路守の夫人然正印智現妙本大姉の開基と伝えられています。
毎月20日を以て御縁日と定め毎年3月には僧侶を招き特別大法要を続けております。「水月堂奉賛会」

水月堂は「今川家の臣福島淡路守の夫人然正院智現妙本大姉の開基」とあります。
然正院智現妙本大姉は福島上総介正成の夫人のことですが、福島(くしま)家というと歴史的資料が乏しく断定的なことは判らない。しかし今川家臣団の一角で小笠原家が入る前の高天神城主としてその名は伝わっています。
福島 正成(くしままさしげ)は、戦国時代の武将。北条綱成・福島勝広の父とされる(正成の父は福島基正と伝わる)。通称は兵庫介、上総介ともされるが明確ではない。姓は「九島」・「久島」・「櫛間」とも表記され、遠江土方城(高天神城)城主だったといわれている。

1873年(明治6年)6月14日 邏卒屯所2カ所開設。周辺部を管轄する屯所が有度郡静岡札之辻町自身番所(現・静岡伊勢丹角)、市中を管轄する屯所が安倍郡静岡安西一丁目水月庵(現・水月堂)に設置。『静岡県警察史』


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