日々是好舌

青柳新太郎のブログです。
人生を大いに楽しむために言いたい放題、書きたい放題!!
読者のコメント歓迎いたします。

水無月の句を悪筆で書きました

2019年05月24日 17時00分13秒 | 日記

◆琴爪の象牙の肌に梅雨湿り
(よみ)ことづめのぞうげのはだにつゆじめり
フェイスブックの友達に琴・三味線・尺八を教えているお師匠さんがいます。素人の私が訊いても解からない話ばかりです。季語は「梅雨湿り」で夏。


◆資本論嘯く雨の夜の麦酒
(よみ)しほんろんうそぶくあめのよのびーる
『資本論』とは、カール・マルクスの著作。1867年マルクスみずからの手によって第1巻が世に問われたが,第2巻は死後の 85年に,第3巻は 94年に,盟友 F.エンゲルスによって遺稿が整理,編纂され出版された。季語は「麦酒」で夏。


◆緑陰へ睡魔手招く荒むしろ
(よみ)りょくいんへすいまてまねくあらむしろ
仕事師には「三尺寝」といって昼飯の後に短い睡眠をとる習慣がある。木陰に荒筵でも敷いてあれば申し分ない。季語は「緑陰」で夏。


◆泡盛や琉歌短く恋を叙す
(よみ)あわもりやりゅうかみじかくこひをじょす
泡盛は琉球地方の蒸留酒。鹿児島から焼酎になる。琉歌(りゅうか)は、奄美群島・沖縄諸島・宮古諸島・八重山諸島に伝承される叙情短詩形の歌謡である。和歌と同様にウタとも言われる。詠むための歌であると同時に謳うための歌でもある。奄美群島においては、主に島唄と呼称される。主に八・八・八・六形式で、 叙情的な内容のものが多い。一般に三線(さんしん)を伴奏に歌われる。季語は「泡盛」で夏。


◆羅のうしろ姿に夜の匂ひ
(よみ)うすもののうしろすがたによのにほひ
粋なお姐さんが香水を匂わせて夕方に出勤するという景です。薄物とは、たて糸とよこ糸の密度が粗く、透ける生地の総称です。上布(じょうふ)、紗(しゃ)、絽(ろ)が一般的に挙げられます。厳密には7月と8月に盛夏用の薄物(うすもの)を着るとされています。季語は「羅」で夏。

コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 悪筆で五月の俳句書きました。 | トップ | 倍助を担いだ腰がまた痛む »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事