私魚人(あいうおんちゅ)~定年親父の魚三昧:タナゴ仕掛けとガサで出会った魚たち~

50年続けた魚遊び。胴長ガサガサもしんどい。ならば釣りだ。タナゴから珍魚・駄魚釣りへ!さらに地元の生き物探しへ!

トラフグ幼魚(釣査240種目):想定外が釣れちゃった!

2019-08-23 08:16:37 | 海水魚
2019年8月23日(金)

トラフグ幼魚


フグの王様といわれるトラフグが
幼魚とはいえ、タナゴ竿・仕掛けで釣れるとは・・・
実に嬉しい240種目だ。


さてさて、常連さんの教えてくれたT浦へ。
クネクネと細い道をたどって・・・着いた!


かつては、島で一番栄えていた港だという。


この日は人っ子一人いない。


こんなとこから10尺タナゴ竿を出しつつ、ポチャ投げもする。
セトヌメリが釣れるかもしれないと思い込んでるもんな、必死だ。

でも、相変らずクサフグの猛攻にハリスは切られっぱなし。

それでもまだ見ぬセトヌメリをと、やっとこ釣れたのが
キュウセンのメス


マダイ幼魚(チャリコ)


ヒメハゼ


シロギス


友に大きなキュウセン二次オス



と、もうあきらめかけた頃、ポチャ投げに食いついてきたのがこのフグ。


クサフグのようでクサフグでない。(ベンベン!)


コモンフグのようでコモンフグでない。(ベンベン!)


それは何かとたずねたら


「わからん! わからん! わからん!」だったのだ。

最近の新聞記事にも、フグの雑種に要注意!なんてなことが書かれてた。
海水温上昇とともにフグ類の分布域が変化し、交雑し始めてるという。
フグの仲間は簡単に雑種ができ、雑種は猛毒の部位が不明になり危険だという。

「トラフグかもしれんで~っ」と、茶化す友。


「いや、フグの王様がこんなとこで簡単に釣れるわけない!」とか
「何かいろんなフグの特徴が混じっとるけんなあ・・・雑種かなあ?」とか、応える私。


帰宅後、何日もかけて過去の画像を比べたり、いろんな図鑑を調べたり
結論『コイツ、フグの王様トラフグの幼魚』ですっ!

2日続けてクサフグばかり釣ってたからクサフグじゃないとすぐピンときたもんな。
クサフグくんのおかげです!

そして、セトヌメリは釣れんままだったケド、それ以上の獲物が釣れました!
親切だった常連さん、ありがとうございました!

次回、これらのフグ幼魚の見分け方を私なりにまとめてみるね。(もう長くて長くて)

コメント (6)    この記事についてブログを書く
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6 コメント

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Unknown (topstartkana)
2019-08-23 11:43:30
こんにちは❗
小平次です

トラフグとはすごいですね❗

おめでとうございます❗
Unknown (gai6969)
2019-08-23 14:44:56
マダイにトラフグですか!タナゴ用の仕掛けで高級食材を仕留めるのは流石ですね~海水魚は皆、食材に見えてきてしまいます。
おはようございます (Blue Wing Olive)
2019-08-24 06:59:17
いろんな種類があるフグですが、稚魚とはいえ、岸からトラフグが釣れるのは、珍しいのでは。
私が釣ったことがあるフグは、クサフグ、シロサバフグ、コモンフグですね。
小平次さんへ (私魚人)
2019-08-24 08:47:32
コメントありがとうございます。

トラフグだと思うんですけどねえ。
何となく違いに気付いたことが嬉しかったです。
gai6969さんへ (私魚人)
2019-08-24 08:53:27
コメントありがとうございます。

高級食材といっても処理もできず、サイズもサイズですからね。
海水魚は淡水魚に比べ生活環など調べられていない連中も多いような気がしてます。
食材にならない魚たちは特にそんな気がします。

Blue Wing Oliveさんへ (私魚人)
2019-08-24 08:57:31
コメントありがとうございます。

シロサバフグいいですねえ。
いつか釣ってみたいものです。

トラフグ幼魚、たぶんいろんな人が釣ってるような気がします。
ただ、親と違う模様でクサフグ・コモンフグ幼魚とよく似ているので、そのまま海へ放られてるのではないでしょうか。
私もじっくり見て「何か違う」と思った程度でした。

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