京都の紅葉も終盤に近づいている。
ブログで綴り始めた頃は京都市内が中心だったが、
昨年辺りから京都市の外れ、周辺の京田辺市、長岡京市、
もちろんこれは超混雑気味の観光名所を避けるのと、
やはり自分にとって新鮮な光景に接したい、
強い願望があっての事。

今回も先日紹介した善峯寺と同じ西山連峰の先、
長岡京市にある西山浄土宗総本山の光明寺。



善峯寺は険しい岩肌に造られた、
城壁のような伽藍は男性的とすれば、
この光明寺は女性的な伽藍造りになっているようだ。












法然上人が初めて「念仏」の教えを説いた地であり、
紅葉の名所としても広く知られる寺院。














京都市内では絶対にお目にかかれない、
広くてなだらかな石段の参道が続く...












最初より狭くなるが更に階段は続く...














ふつうこれだけの段数の階段を登ると、
中高年以上は息が途切れるのだが、
こちらの階段は「女人坂」と呼ばれ、
女性やお年寄りに配慮して設計されていて、
超緩やかな傾斜になっているので...










はいポーズ!
何て事はしないが、私でも余裕で登れた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



登った先の正面に見えていたのは、
こちらの御影堂。













さらに奥に進むと阿弥陀堂より、
諸堂に上がる事が出来る。












今回は紅葉観光が目的なので、
諸堂の紹介はパス!

 

 

 

 

 



紅葉シーズンは拝観料を徴収しているが、
シーズン外は無料なので、春先に再度訪れ
改めて伽藍紹介をしたく思う次第。



御影堂よりの境内の紅葉風景...

 

 

 

 

 



御影堂を出ると、
山の斜面に沿うようにして回廊が階段状に下って、
釈迦堂前の枯山水...



深い軒の目の前には枯山水「信楽庭」、
奥の門は「勅使門」、













「信楽庭」の作庭は比較的新しく、
1955-1964年に作庭され、作庭者は不明。













白砂と苔地に18の石が据えら、
右手奥にサツキの刈込の築山を背にして三尊石が立つ。













そしてこちらの特に印象的だったのが、
張り巡らされた回廊の吊燈籠...













それ故に...






光明寺でもう一つ印象的だったのは、
諸堂における案内役の女性群!
東山の高台寺に初めて伺った時、
案内役の女性の多さに驚いたが、それ以上!
更に境内数か所に設けられていた物販店の多さも(笑)。

 



驚きづくめだが、こちらが本来驚くべき主役!

 

 

 

 

 

 

 

 






薬医門を挟んで連なる「もみじ参道」。













やはりこちらは人気の紅葉スポットなので、









そう簡単にシャッターチャンス無いので、



申し訳ございません!









日本に自生しているカエデは26種類にのぼるらしい。



カエデの名称の由来は、
葉がカエルの手に似ていることから「カエルデ」と呼ばれ、
それが転訛したものとされている。






カナダの国旗のように葉が三つに分かれるモノ、
歌舞伎・小谷屋家紋の「隅切り角に一葉紅葉紋」は七つ、

一般的には五つ?



こちらのカエデの葉をよく観てみると、
何と九つに分かれている!
新種?てなわけない(笑)。











実際こちらの薬医門の「もみじ参道」は、
伺った四日前より、

今日ぐらいが壮観な光景を展開しているのではないだろうか

 

 


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