京都市で現在揉めている事がある。
大学の名称について!
東京芸大と言えば東京芸術大学、
京都においても京都芸大と言えば京都市立芸術大学。
ところが今年、
私立の京都造形芸術大学が京都芸術大学に名称変更。
おのずと略称は京都芸大と呼ばれ出すだろう。
これでは紛らわしいので京都市立芸術大学は
名称の使用差し止めを求めた訴訟を起していたが、
8月27日の地裁判決は市立芸大の主張を退けた。
これは市立芸大側は一審判決後に
卒業生や教職員などに改めて意見を求めたところ、
学生の芸術活動や大学運営で京都芸術大と
混同されるケース、混乱が生じる可能性があると判断して、
公立学校法人の理事会を開いて控訴する方針を決めた。
京都芸術大学を運営する学校法人瓜生山学園は
決して歴史は浅くは無い。
1934年に 藤川延子が藤川洋裁研究所を創設。
ここからが凄い!
新設、統合・再編、もしくは名前を変える事、
藤川女子専門學院
藤川デザイン研究所
藤川デザイン学院
藤川服飾学院
京都服飾芸術学院
京都芸術短期大学
京都造形芸術大学
京都造形芸術大学と京都芸術短期大学を統合・再編
2020年(令和2年) - 京都芸術大学に名称変更。
私の個人的な印象としては、
2005年にあの秋元康を教授に迎い入れ、
2007年に副学長に起用など、
何かと時代の潮流に乗るのが上手い、
商売に特化した学校のイメージが強い。
又いらん事を口走っている( ´艸`)
私の知っていた名称は藤川学院、京都芸短位!
これでは卒業生でも覚えられないのでは。。。
野党再編成の新党の名称と変わらない!
もし東大、京大の場合だったら、
裁判官はどう判断を下したのだろう?
敢えて紛らわしい大学名などは一般常識、
特に教育関係者なら付けないと思うのだが?
台風10号が過ぎ去り、
気分的にも秋の兆しを感じられるようになった。
と言えば秋の七草、萩の開花が気になる。
やってきたのは京都御所の北東に位置する梨木神社。
言わずと知れた萩の名所。
参拝客は京都市内の寺社同様、
めっきり減っている。
京都三名水の一つ「染井の水」には
時折ペットボトルを携えた地元の人が訪れていた。
今年は梅雨の雨が多かったのか、
何処とも草木がいつもより生茂っている。
上田秋成、湯川秀樹の歌碑も見落とし程に。。。
全体は全くと言って良い程、
萩は開花していないが、
近づいてみるとこのように!
僅か数ミリの花にカミキリムシみたいな、
小さな昆虫がぶら下がっていた。
所によっては掻き分けなければ前には進めない!
井戸横の土蔵も草木に覆われ。。。
神門潜り、拝殿より見渡す、
この分だと見頃は例年通り9月中旬以降。。。
お向かいの廬山寺には、
いまだに桔梗開花中の案内がなされていた。
奥の白壁に紫式部の歌碑が見えるが、
鐘楼前の楓の葉の付き方が凄い!
細い幹に幾重にも重なるかのように
葉が織られているかのようだ。
今年は近年稀にみる紅葉の絶景が
京都の各地で観られるかもしれない。
もちろん秋まで何事も無く、
天空が大人しくしていた場合の話。。。