私は京都の紅葉期には、
出来れば一度も行った事の無い場所や庭園を、
一つでも多く撮影するようにしている。
今のところ合格ラインすれすれ!
そして成就院の「月の庭」を撮影出来れば合格。

清水寺成就院「月の庭」を知ったのは三年ほど前。
清水寺は言わずと知れた京都観光のメッカ。
地元民でもおいそれと行けるお寺では無い( ´艸`)

その清水寺の本坊・成就院には、
京都「雪・月・花の三名庭」の一つの「月の庭」がある。

過去二回トライしているが失敗している。
月に映し出される烏帽子岩、池面を移動する月。
二週間前から月の動き、人出と天候を調べ、
連休明けの24日しかないと思い決行。



連休明けだが若いカップルを中心に人出は多いが、
渋い「月の庭」なんかには興味が無いからキット大丈夫!





ところが成就院は清水寺へ入場してからでしか、
拝観できない?



致し方ない、しかし京都タワーがこんなにも近い!

 

 

 

 

 

 

 





ところが成就院に入るスロープには人だかり!
150名以上の人が行列を成していた。
係員に尋ねると、交代で40名づつの拝観しか出来なく、
一時間ぐらい待たねばならない。
並ぶのが基本嫌いな性分、諦めようかと思ったが、
一時間もすればかなり空くとの事で、
仕方が無く清水寺境内のライトアップの撮影( ´艸`)



「郷に入れば郷に従え」、「朱に交われば赤くなる」、
取りあえずお上りさんになって、30年ぶりの境内を巡る事に。。。

 



境内には1000本のモミジが植えられていて、
この時点で見頃をやや過ぎているようであったが、
前方の奥の院もライトアップ!









と言っても暗くて何がなんやら分かりにくい!












阿弥陀堂、丈六の阿弥陀如来像?











清水の舞台の上空に観音さまの慈悲を表す、
青い一筋の光が京都タワーに向けて走る。










紅葉のライトアップと云うより京都市の夜景?











音羽の滝の階段!










月は変わらず清水寺を照らす。






約一時間、拝観入り口の西門まで戻ってきて、

祥雲青龍の前。

 


月は満月では無かったものの煌々と照っていた。

成就院前のスロープの先には50名ほど。
約10分ほどでギヤマン戸の書院に通され、縁側。

しかしだが、書院内も庭園も撮影禁止!
その上小学校の修学旅行のように一定位置に座らされ、
案内係のアナウンスに従うしか身の置き場がない。
聞いていないヨ!と思ってみても今更なす術無し。
二年間も思い続けた「月の庭」は無残に終了。



ガッカリして成就院を出て、
向かいの池の水面を覗くと月の灯り?

 

 

 

 

 

 

 

 



闇よりの使者、
月が心なしか泣いているかの様だった。








 

 

10年ほど前は昼間の特別拝観では「月の庭」は
自由に撮影出来たそうだが、
いつの間にか全面撮影禁止になってしまった。
あれだけ清水寺境内は無制限に撮影できるのに?




ようやく清水寺の紅葉ライトアップらしきショット?
と云うより、

 


京都タワーの紅葉ライトアップの様であったが、
落第決定で追試験要求!( ´艸`)

 

月の庭 相阿弥知らず ギヤマン戸 月に見放され 京都タワー

 

 


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