15年前までは「アンティークブーム」で
骨董市や、アンティークフェアが大賑わい。
スージークーパーの食器は、飛ぶように売れ
アンティークベアや、アンティークドールも
収集家が増えていた。
私も、その流れに漏れずに合流していました。
しかし､今の流れはミニマリスト
あの時代の、マキシマリストの人々は
ミニマリストの流れに
どう反応しているのだろうか？
家に残る、夢の数々を
残骸と呼ぶのか
変わらず宝物として愛し続けるのか
それぞれ、別れると思いますが
その違いは
ブームに流された人と、本当にそれが好きだった人。
世の中の流れに乗れる人は
順応性が高く
生きる事に長けている人です。
ブームに流されず
好きな物を愛し続ける人は
逆風の煽りを受けるかもしれませんが
自分らしい生き方を
知っている人ではないでしょうか。
もちろん、その時々の環境で
価値観が変わる事も、否めませんが
無駄なものが全て排除された世界で
人は、夢を見ることが出来るのだろうか？
映画「プーと大人になった僕」で
久しぶりに会った、クリストファーロビンに
プーさんが
「何にもしない」をする事で忙しいと話します。
それを、冷ややかな目で見ている
大人のクリストファーロビン。
大切な友達は、すでに色褪せ
忘れられた存在になった事に
胸が痛んだ。
今、あなたが無駄とみなす物は
かつて、魅了され
手に入れた時に、心躍らされた
愛すべき物だったのです。
世の中の流れが変わろうと
どうか、その事だけは
忘れないで欲しいと思います。
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