【第五人格「クトゥルフとハスター」】

新しくマインクラフトで第五人格のストーリーを再現してみるという
動画を作り始めてみました。
この動画はキャラクターの考察をストーリーとして再現しているので、第五人格を
知らない人でも楽しんでもらえるものになっているのではないかと思っています。

ブログの方では以前、考察動画として出した“ハスター”について
動画内では説明できなかった点を何点か説明したいと思います。

邪神の属性

今回の動画で私がクトゥルフという存在に辿り着いたのは
背景推理1の《水神》というのが始まりでした・・・

クトゥルフ神話はラヴクラフトだけが書いたものだけではなく、
その後にほかの人も色々な設定を付け加えていっています。
その中でもオーガスト・ダーレスが作った設定は色濃く残っています。

ダーレスは邪神たちを四元素に分類できるという設定を作り、
多くの邪神を四元素に振り分けました。

日本では中国の《水・地・火・風・金(土)》の五行説の
イメージが強いかもしれませんが、西洋では四元素の方がメジャーで
健康を整えるときにも四元素を《熱・冷・湿・乾》として考える風習があるそうです。

なのでダーレスは「一般人にもイメージしやすいように」と邪神を
《水・地・火・風》という四つの属性に分類しました。
だから属性は初期設定や見た目には全く関係がありません!

『じゃあなんで、タコやサカナの姿をしてんだよー ボケ
みたいな質問はあとで答えます。

ダーレスが分類別けしたことで、わかりやすく対立が描かれたのが
「火と地」そして「水と風」です。

ハスターが風属性の邪神というのは調べるとすぐに出てきます。
それが対立しているはずの水属性の水神として描かれるということは
とても違和感があることだと私は感じ、水属性の神に
ついて調べました。そして出てきたのが、ダゴン秘密教団でした。

この先の考察は是非動画を見てください。

ハスターってタコじゃん

海外でタコがなんて呼ばれてるか知っていますか?
答えは「デビルフィッシュ」です。日本では当たり前に食べられているタコですが、
海外、特にイギリスやアメリカでは昔から避けられ、恐れられてきました。

アメリカ人のラヴクラフトにとってもタコは恐怖の対象であり、
魚介類全般が苦手だったという話も残っています。

ラヴクラフトはクトゥルフ神話を作る中で自分が嫌悪感を抱いているものを
多く取り込んで邪神たちの姿を想像したわけですね。そのために邪神の多くは
海産物を想像するものや昆虫に似ているもの、目が大量にあるものなど、
身近でありながら気持ち悪さを感じるデザインのものです。
(もし、ラヴクラフトが現代の日本人の感覚を持っていたら
黒光りするG的な邪神も存在したかもしらないですね・・・)

そんな理由があるので、見た目と属性が合っていないのは
当たり前ともいえるのではないでしょうか?

行方不明者が子供だけだったのは?

村人はクトゥルフを復活させるために活動しているダゴン秘密教団に協力していた
わけですが、そのクトゥルフ自身は何をしていたかというと――
「地球征服シタイ」的なことを言い残して封印されています。

その封印は眠っている状態といわれていて、夢を見ていると言われているのですが、
簡単にいえばその夢は感受性の強い人には
毒になるといわれているという記述があります。
特に子供や芸術家が影響を受けやすいといわれていて、
悪夢に襲われることや精神に異常をきたすという話です。

多くの宗教はできるだけ子供が小さいうちに信仰というものをすりこんで、
常識というものを歪め、
そこから信者を増やそうとすることが多いというような話があります。
もしかするとダゴン秘密教団も同じようなことをしたのでしょう・・・
その為にルルイエに子供をさらったわけですが、そこには
当然クトゥルフが眠っているわけで、その夢の毒を受けた子供は
おかしくなってしまったのではないのかという推理もできます。

大人はルルイエから無事に帰ってきたという話は存在するというのも、
この説を強める一つになるのではないかと考えています。

シダ模様とエルダーサイン

クトゥルフ神話でのシダ模様は邪神の足跡を示すことが多いらしいです。
動画の中では、シダ模様もエルダーサインと紹介しましたが、
シダ模様とエルダーサインは別と考えたほうがいいかもしれません。

けれどこのシダ模様が邪神が到来したマークだとしたら、
より小説家がラヴクラフトの可能性があがるきがしてこれからの考察がワクワクします!

ちなみに翻訳でシダ模様と訳されていますが、これは日本では山菜の一種であるゼンマイを
イメージした方が制作者の伝えたいものに近いはずです。言われてみると、ゼンマイと
タコの足って似ているかもしれない・・・

ハスターは何がしたかったのか?

ハスターには邪悪の皇太子という異名があり、
基本的には人間というものにとても興味がある探究者系の邪神です。

けれど、探究心よりもクトゥルフへの敵意が強くめちゃくちゃ遠いところにいたのに、
クトゥルフが他の邪神と戦っているときいて、その邪神とクトゥルフを倒そうと
文字通り飛んできたことがあるというエピソードがあったりします。
(ただし、その後一撃で宇宙の果てまで吹っ飛ばされますw)

なので復讐者になってしまったハスターさんには人間がみんなクトゥルフの
手下に見えてしまっているのかもしれませんね。
あるいは脳味噌を食べようとしているのか・・・

最後に

動画の中でハスターが復活した理由はわからないといいましたが、
ハスターは湖の中でただ休んでいるだけという話があって、
もしかすると自分が眠ていた湖を深きものどもに荒らされたので
目を覚ましたのかもしれないと推理することもできます。

クトゥルフ神話は本当に奥が深いので考察が全然追いつきません!
みなさんも、クトゥルフ神話を調べて自分なりの答えを
探してみると面白いかもしれませんよ!!

ほかのキャラクターにもまだまだクトゥルフ神話の要素があるようですから、
私もこれからも楽しく考察をしたいきたいと思いますので考察動画
ストーリー再現動画も応援よろしくおねがいします!

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