店舗に行って参りました。



だだ漏れに思いを書き留める。
すぐに記事に走る店主を
お許しください。




では、
寝る前の読書タイムとなりました。

あかずの間

そこに恐怖が潜む。

ただそれが穢れなのか
神聖なのか


美なのか
醜なのかは
開けてみなければわかりません。



開けるな
見るな
命じられ、
乞われ、
それに頷いたそのときから
誘惑は人を支配し尽くすまで止むことがない。


☆昨日の
 パンドラの絵画検索で
 もっとも無難と思ったもの
    開ける前?
    ブグロー作。


 
☆これは
    扉にお借りするには
    少々あぶないと感じたもの。

    開けた後?
   エルダー作。



だから、
物語は動くのでございましょう。
何より、
語られる物語を聴くものたちが
その恐怖の正体を知りたいのですもの。



イザナギ・イザナミの物語、
この国を産んだお二人は
見るなと乞い、
見たさに負けた方々です。

恋とは
秘密を抱いて
ピンと糸を張るものでございますね。



青髭公の物語は
実は好みではありません。

が、

それを題材にお借りして、
それはコケティッシュな物語を描いた少女漫画、
木原敏江さんの「ベルとカミーユ」のシリーズが
ございます。




 消えた花嫁たちが
 物語をダイナミックに動かす一作。
「クラシックなサファリ」に
物語は始まります。









主人公のネーミングから、
〝美女と野獣〟の物語も
物語の空間を彩る贅沢さ。






本歌取りの妙手
木原さんの素敵な物語世界でございます。





コミックスの題名となった第三作
「水晶と天鵞絨」の
水晶は〝重厚で孤高なあやういガラス〟のカミーユ、
それを包む〝しっとり豊かな天鵞絨〟はベルだと
二人の良き友であるクロードが語っています。





危ない純愛まっしぐらのカミーユが
ちょっと海斗に入ってる気がしてます。

 いいなー
思えば
それは大好きの貯蔵庫に入りますもの。



心安らぐ睡眠に、
大好きな物語を振り返って
今度こそシャッター下ろします。


画像はお借りしました。
ありがとうございます。



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