丸二日ほど
古書店、
お休みをいただきました。


土曜日は
ただ読んだり観たりしていました。
日曜日になってから黒猫物語を書き
投稿でございます。
これも切り替えかもしれません。


ただ観ながら、
NHKドラマ「心の傷を癒すということ」
第二話〝僕たちの仕事〟
に心を揺さぶられました。


この方は金だらいにご両親のお骨を
入れておいでです。
十七日の朝を語る声が
「火」の一言に引き攣れたように上がる。


あの日の報道に
ご両親が下敷きになった家の前で
慟哭なさった男性が重なりました。



被災するということ、
心に傷を負うということ、
丁寧に丁寧に語り継いでいこうとするドラマと感じました。




榎本祐さんが
まさに
あの日を生きて
あの日からの日々を生きて
見せてくださっているようでした。



そして、
読んでいましたのは
「ボナペティ!」月村奎著
この春読ませていただいたBL小説です。




〝尊い〟という三浦さんの言葉そのまま
気恥ずかしくなるほどの尊さが
ございます。
人が人を優しく包む。

☆腐女子うっかりゲイに告る
 ヒロインの三浦さんです。

月村奎さんは、
それを描き切ってくださっている。
ありがたく思いました。


☆そこに説得する力のある物語。
 ありがたいものです。



物語を書くことに向いてもいいよ
なりますのに時間のかかる週末でございました。
変えがたいですが、
悲哀ある現実はございます。


それを知っていても
自分は
自分の中に世界をもっていてよい。
そこにどんな世界を望むか。
それを確かめてもいいかな
なんて思います。


というわけで、
いやどういうわけなんだか、
三月まで、
じりじり書いていきたい店主です。



画像はお借りしました。
ありがとうございます。


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