ざわめく夜の小宇宙➕病と仕事のつきあい方

晴れました。

　夜は

　体内が小宇宙でございます。

　こう息をするとね

　こうざわめく。

　こう息をおさめるとね

　奥がざわめく。

　休日を前には遊びのように

　平日を前には確かめるように

　息をします。

　ザザザ　ザザザ　ザザザ………………。

　それを聴きながら

　小宇宙が軋むのを感じます。

　喉も口内も乾き

　ペットボトルのポカリを飲みながら

　夜明けを待つ。

明けました。

朝は夜が遠い世界。

昔を思いますとずいぶんと楽になりました。

以下、ただの昔話でございます。

フルタイドという薬が出るまでは

どかんと来たら点滴、そして入院で、

成人してからの発症とこの性分が祟りまして、

完全に動けなくなるまでやっちまっておりました。

呼吸できる以外望むものはないなという感覚と

呼吸できた瞬間の喜びは

その頃味わったもので、

今は、

そこまでなりません。

薬の進化はありがたいものです。

イベント屋が

ですから好きでした。

そのアダ名も称賛半分揶揄半分、

正気かってほど入れ込んでましたから。

その間にドカン！のタイミングを測るようになりました。

今も

ドカンは調整している気がします。

無意識の調整。

絶対に穴を開けない。

出世希望は欠片もなかったし

今もないのですが、

信頼の基本は穴を開けないことで、

信頼をいただけなければ

イベントすらもチーフはできません。

喫煙もあります。

ただ頑張ってるというだけでは足りない。

任せたことは必ずやりきるというのは

生命線でございました。

通常勤務での長を受けたのは、

戦友と過ごした三年を終えてからです。

あの時期は、

戦友がとんでもない男で

死んだらどうすんだっ！？と

思っていましたから

自分がドカンのときは

午前四時に救急で点滴、

午後六時に救急で点滴生活で一週間ほどはもたせ、

金曜日入院で月曜日退院まで繋げていました。

一度、

肺炎も出て長引き、

なんとしても退院と粘りまして

退院は勝ち取りましたが

その病院は使えなくなっちゃいました。

おまけに

戦友は言いました。

〝そんなんだから

　動物病院とか言われるんだっ〟

動物病院入ってたんだって？発言は

二人の親しい仲間の気安い発言で

意図は〝すずきはこういう奴だから俺は気にしてないぜ〟。

「おばちゃんと○○やん（戦友）は

　本気度が違うからさ」

彼の言葉でございます。

そんな俯いたまんま剣呑な声出すなよ、

と戦友には思いました。

助かったって言ってほしかったんですけどね。

お二人との関係は特別でした。

有り難いと思っております。

職場全体が一体感あるというのは、

そこでの経験ではなく

娘を授かったときのもの。

それはよほどの危機的状況でないと難しく、

また、

そのときも、

それを作る先輩方がおられました。

店主は一体感に守られていました。

「俺はね、

　俺が出るときは

　そこで完全に食い止める時だって思ってる。

　だから出るときは出ていいか考える。」

当時の長のお一人が

何気ない会話の中でさらりと仰有いました。

それは、

若い店主が自分の行動に疑念を抱いているのでは、

とお考えになっていたのかもしれないと、

後になって思いました。

全然そんなことなかったんですけどね。

信頼申し上げておりました。

その台詞がしみじみ、めちゃくちゃ実感できましたのは、

戦友と組んでからです。

年齢と経験値が上がると役割が見えてきます。

いつも

いつも

そう思っていました。

異動が決まりまして

戦友を車で駅までおくりますのも最後のとき、

申しましたもの。

〝いつも

　私が出ておさまらなかったら

　どうしようって

　思いながら出てましたよ〟

そして

間髪を入れず返されました。

〝すずきさんが出ておさまらなかったら

　俺が出る。

　そう思ってた〟

良い関係でございました。

次は大分の若者と出会い、

今のボスと出会い、

今、

こうしてボランティアをしております。

長野に向かうタイミング

うーん

明るい内だな

点滴したら出る

　体を動かせば悪化する。

　気温が下がれば引き金になる。

そこんとこ

うまいことやらんと

来週がまずいです。

火は全日勤務で片付けるもの片付ける。

水はたらたらやって半日は休む。

木は水の様子次第。

金は半日本気モードタイム入る。

今のところ

そんな見通しでございます。

ですが熱がない。

ほんとにない。

うまーく行くと鼻水がおさまったら

自然治癒するかも。

どっちに転ぶかな。

まあ三連休ですしね。

月曜日がございます。

バッテリーも新品ですし、

タイヤも万全。

先週の善光寺平、

タクシーの運転手さんに

タイヤの話もしたんですよ。

笑っておられました。

買い換えで正解。

長野では売り切れててブリジストンは履けなかったんですが、

地元民許容範囲のタイヤにしております。

そろそろですかね。

お掃除は済み、

洗濯物も済んでおります。

そもそもお掃除できる程度には大丈夫。

ここまで読んでいただき、

ありがとうございます。

動き出します。

画像はお借りしました。

ありがとうございます。