夏休み第一弾から第二弾(←今ココ)。

色々書きたいことは溜まってるけど、慌しく夏が過ぎています。


先月。早々に夏休みを頂き、

念願のテアトロンに行ってきました!

 

 


瀬戸内海をバックに作られた野外音楽広場なのですが、アクセスの悪さもあり、一度しか使われない年もあるそう。

 

で、その今年一回のみのライブにニコニコ

海好きの自分にとって最高のロケーション。ライブも最高だったんですが、その話は置いといて。。別の話をさせて下さい。


階段付近で開場を待っていた時に、少し足の不自由な方がスタッフと話をされていて。

会場まで足元の悪い階段を延々降りなくてはいけないのですが、降りられるかどうか試して、数段降りたところでやっぱり無理だと。

主催者側は前もって障害者への対応はされていたのですが、同行の人もいたし、手すりがあれば、もしくは舗装されていれば階段を降りられる方のようなので、申し込まなかったのもしれません。

とても困っている様子だったので、もし階段を降りるしか方法がなければ、手伝いを申し出ようとやりとりを聞いていたんです。

詳細は省きますが、スタッフがいくつか提案をされて「それがダメならまた方法を考えましょう」と励まされてて。

 

最終的に別のルートで案内をされて安心したのと、スタッフの方達が一度も否定的な言葉を口にせず真摯に対応されていたのが、とても気持ちよかった。

その時に。障害者の方がコンサートのチケットを取ったにも関わらず、主催者の判断で席に案内しなかったニュースについて考えたんです。

驚いたことに、それに対し障害者を責めるような書込みの数々がとても多かった。障害者だから仕方がないとか、障害者なんだから諦めるべきとか、そのようなこと。

最近また改めて、障害者への厳しい雰囲気を感じています。

これは仕事でもプライベートでも様々な障害のある方と接している、あくまで私の考えだけど。

例えば車椅子の方。ただ歩けないだけじゃないんですよ。体を動かせないことで生じる全身の痛み、内臓への影響。社会的な不利益。

 

ただ不自由なだけではなくて、それに付随する苦労とともに生きる。それが障害というものだと私は常々思っています。大変なことだと思います。


やってもらって当たり前だと思うな、的な意見も多いですね。
 

やれることをやらないんじゃないんだから、やられるの当たり前。私たち健常者は、やるのが当たり前。

お礼もね、一々いらないよ。普通に考えて、毎日毎日朝から晩までお礼云うなんてシンドイじゃない、健常者だって。


好きなアーティストのライブに自由に行きたい気持ちも、なるべく良い席で観たい気持ちも、健常者と同じ。

 

もちろん障害の程度によっては難しいこともあるけど大概の場合、ちょっとした工夫や、たった一人が手を貸せばなんとかなることが多いと感じています。


障害者をサポートすること、優遇することを快く思わない方もいるのは知っています。

 

ネズミの国も以前は、優先的にアトラクションに乗せていましたが、不満の声もあったようで今はその制度がありません。

サポートを受けたり、順番を早めたり、良いポジションを取ることなんて、身体が自由になることに比べたら微々たる恩恵。

 

それに、それを受けるには確認したり交渉したり、早めに会場に入らなくてはいけない。めんどくさくないですか。私は、めんどくさいです。


そもそもそんな恩恵、受けないでいられたら、その方がいいじゃない。


こういう仕事していると単純に、目が見えること、耳が聞こえること、手足が自由に動かせること、すごいと感じます。


だから親切でもなんでもなくて、困ってる人に手を貸すのは自分の義務と思ってます。ま、困ってなさそうならあえて声もかけないけれど。


障害者が生きていく上で、埋めていくのが難しい問題はたくさんあるけど、ライブなんてたった数時間のことだし、娯楽なんだから誰もが嫌な思いをせず過ごせるようにしたいよね。


 



ここ数年。音楽を聴く心の余裕がなく足が遠のいていたけど、今年の夏はライブ三昧。


 

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