ヘアドネーション、髪の寄付をしました。
アメリカで発祥したもので、様々な理由で髪を失った子どもたちに無償で、オーダーメイドの医療用ウィッグを作る活動です。
臨床のなかで、脱毛症、抗がん剤の副作用
などで、髪を失うことの深刻さをずっと感じています。
ひとつのウィッグを作るのには、20〜30人分の髪が必要とされるそうです。
私の髪もわずかな材料にしかなりませんが、子どもたちの世界の中で、髪のない子が傷つかないよう、また、そういう子たちへの理解が広まってほしいと願って。
寄付には31cm以上の長さが必要です。
髪が細く、年に数回毛先を切り揃えながらだったので、肩下からここまで、約3年。
想像以上に大変でしたが、艶もあり、お手入れを頑張ってきたこと、褒めてもらえました。
少しでも長く渡せるよう、
ブロッキングしてカット。
初めのひと房は自分で鋏を入れました!
黒髪キープ。バージンヘアです
どれだけストレスがないんだか
あ、ドネーションは極端な傷みがなければ、白髪でも染めてもパーマでもOKです。
ロングのウィッグを作れる50cmの寄付を目指していたので、最後まで悩みましたが、髪質的に限界でした。
髪が丈夫な方は、一度もハサミを入れずに伸ばせるんだそうです。
仕上がりはこんな感じ。
このまま伸ばしてまた、ドネーションが出来るようにカットしてくれてます。
勉強会でよく「典型的な肝虚の顔」と紹介されるんですが。
この目ね。疑いなく肝虚ですね
髪が短くなったら不思議と、肝虚っぷりに磨きがかかったようです。
ちなみに耳も典型的な肝虚の形です。
自分でもイヤになるくらい仕事が細かいし、我が強い。でも、女性の開業鍼灸師はほぼ肝虚なので仕方ありません。
今回寄付をした団体です。
旅行もあるし、しばらくは短い髪を楽しもうと思います
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