普段から便秘気味・・・。
と言うより、
枇榔な話ですが、
毎回相当いきまないと用が達せられない。
ところが、数日前、
夜中に便意をもようし、トイレへ。
珍しく柔らかな感じのものが大量に。
いきむ必要もなかったし、これなら楽だと。
用を済まし立ち上がって、便器を見てビックリ!
便器の中が真っ赤、血で。
しかもかなりの量。
何、まあ、朝まで様子をと、朝になり再び便意が。
そしたら同じように。
さすがに心配になる。
考えたのは兄が大腸ガンで93歳で亡くなっているから・・・。
どこも痛くないが、
息子の文三に電話を。
「病院に行かなきゃ駄目だよ!
初期の大腸ガンは、全く自覚症状がなく、
どこにも痛みを感じないそうだよ」と。
で、しかたなく・・・。
何十年ぶりかで病院へ。
内科だと思ったら外科へ。
それからは、細かく書かないが、
最初、肛門鏡で内視、(嫌だなこんなの)。
即入院しなさい!と医師。
「嫌です」とボク。
妻が認知症の末期で入院する訳にいかない理由を話す。
それから採血。
その場で大きな袋の点滴をされる。
検尿、胸、腹のレントゲン、 CTスキャン。
これらの間中、点滴をしたまま院内を移動。
車のついた移動用点滴機転がして。
廊下の椅子に座っている診察を待っ人達に見られて、
何か重病患者みたい。
それが終わると、ベッドで寝かされる。
点滴の落ちるスピードの遅さ。
「この点滴は何ですか?」と聞くと、
”いろいろな栄養がいっぱい入っています”だって。
二時間たってもそのまま。
さすがに嫌になり、
看護婦(ボクはあえて看護婦さん、看護師なんて男もそうでしょ?
優しさが感じられない)に尋ねた。
「あの・・・どれくらいかかるんでしょうか?」
”今までの検査の結果が担当の先生に届いたら呼ばれますよ」と。
へえ、その日に全部検査結果が分かってしまうんだ。
又来なくても良いかなと、呑気な事を考える。
外は日暮れてくる、イラつき始めた。
やっと、呼ばれて、
ゴロゴロと点滴を転がしながら最初の先生の処へ。
目の前に置かれたパソコンの画像に💻検査結果の映像が。
先生の操作でそれらは立体的に動き、
勿論見ていても自分ではどうなっているのか😖解らない。
結論。
”癌と思われるものは見られない”
”痔もあるがそこから出血はしていない”
”処どころに炎症のあとがあり、
又それを起こす可能性がある”
今度もし大量に出血したら、
すぐに救急車を呼んで入院しなさい!と驚かされる。
水分を多くとる事、柔らかな物を食べること。
止血の薬を5日分もらって、
暗くなった道を安心感と共にゆっくりと帰途に。
又、いつもの、守護神に助けられた。
この血便騒動をきっかけに、
市役所から来る年一回の無料検診にも行ったことがない私の
すべて現在の健康状態が把握出来た。
あとで調べると、
CT スキャナーでは90%癌を発見されるそうで、
無かったのは有り難い。
何が自分にとって幸せになるのか予測できない。
ボクの考えだが、
出血するのは外敵を白血球が駆逐し、その残骸の血。
血は新しく作られるから、
大腸の悪者を外へ追い出し(吐き出し)てくれたんだと思う事にした。
すると気が楽になった。
人間の体って凄い。
寝たきりの認知症の妻の髪や爪が伸びる。
切ってやっても、またすぐに。
昨年、
ボクは強風にあおられ窓で小指をはさまれ、
内出血で小指の爪が真っ黒に。
しかし日がたつと、その爪がポロリと落ち、
やがてあの硬い爪がちゃんと元どうり生えてきた。
89歳なのに不思議な力。
思うに、
咳や、たんや、鼻水や、うみや、熱もみな体内の善玉が、
働き手が悪い外敵と戦い体外へ排出してくれたもの。
自分の体を信じる事、運は天にあり、後は神まかせ。
神とは何時も言うが神社に祭ってある神ではなく、
大宇宙の摂理のこと。
一人よがりかも知れないがボクはそれに守られている気がする。
間一髪で何度助けて貰った事か。
今回も1回見てもらえの示唆、そう思って感謝。
病院へ行ってから今日で3日後。
もう大丈夫になった。
身の上話でごめんなさい。