ヒトの集中力は劣化した。
劣化の度合いが甚だしく,金魚が目を向かんばかりだ。
藤原幸生 |旅の途上🚶♂️@YukioFujiwara【集中力】 ”米マイクロソフトのカナダの研究チームが2015年5月に実際に発表したものだ。約2000人の参加者の脳波などを測定した結果で、2000年は12秒だったヒトの集中力の持続時間が、13年には8秒まで短くなってしまったとい… https://t.co/ycOJupmOwR
2019年08月17日 09:27
金魚の集中力が9秒に対して,ヒトは8秒。
ギョッ
と,これが言いたかったわけだが,人類が便利を追い求めた結果が,この体たらくである。
文明の進化とともに,人類の能力は確実に劣化している。
そして,劣化とともに幸福感も薄くなった。
想像してほしい。
PCを小脇に抱えて歩く石器人
心身の進化は,テクノロージーのスピードにはついてきておらず,石器人のままだ。
集中力を取り戻そう!
集中力が高まった状態を想像してほしい。
例えば,映画「マトリックス」でキアヌ・リーブスが演じた,この姿。
高い集中力があれば,猛スピードで迫りくる銃弾を,高解像度のスローモーションでとらえ,的確に判断・対応することができるのだ。
この「高解像度スローモーション」は,スポーツ選手の言動からもうかがい知れる。
”ボールが止まって見えた”
”ボールの縫い目が見えた”
ゾーンやフローという集中モードに入った状態。
勉強やビジネスにおいて,高いパフォーマンスを発揮するにも,高度の集中力が要求される。
つい,SNSやYoutubeに気が散っている状態では,一向に勉強もシゴトもはかどらないのである。
現に,筆者はこうして,かれこれ7時間ほど,やるべきことから逃避して,ついつい,読書やらネットサーフィンやらに興じている。
こうしてPCのキーボードを叩いている間にも時は進む。
外部からの刺激に,つい反応していると,こうなる。
今やるべきタスクに集中するには,外部刺激に単純反応しないこと。
そのためには,「刺激と反応」の間に,自分の意志で判断し,適切な行動に自らを導くことが必要である。
反応は,脳よりも先に,体で起こる。
手に汗を掻いたり,鼓動が早くなったり,胃が痛くなったり,胸騒ぎしたり。
そういった心身の機微を瞬時に感じ取り,適切な言動に自らを導くのである。
高い集中力,つまり,高解像度スローモーションで,心身の機微を撮らまえるのだ。
さて,どうすれば,集中力を高めることができるのだろう?
メディテーション(瞑想)から始めてみることを勧めているのが,SIY(サーチ・インサイド・ユアセルフ)。
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メディテーション(瞑想)は,いわば,脳のデフラグだ。
ちりちりバラバラになった記憶や気をスッキリ整理・整頓し,十分な空き容量をつくることで,高いパフォーマンス(集中力)を発揮することができる。
具体的なメディテーション(瞑想)方法については,また,別の機会にでも♪
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