ヒトの集中力は劣化した。

 

劣化の度合いが甚だしく,金魚が目を向かんばかりだ。

金魚の集中力が9秒に対して,ヒトは秒。

ギョッ

 

と,これが言いたかったわけだが,人類が便利を追い求めた結果が,この体たらくである。

文明の進化とともに,人類の能力は確実に劣化している。

そして,劣化とともに幸福感も薄くなった。

 

想像してほしい。

 

PCを小脇に抱えて歩く石器人

 

心身の進化は,テクノロージーのスピードにはついてきておらず,石器人のままだ。

 

集中力を取り戻そう!

 

集中力が高まった状態を想像してほしい。

 

 

例えば,映画「マトリックス」でキアヌ・リーブスが演じた,この姿。

 

高い集中力があれば,猛スピードで迫りくる銃弾を,高解像度のスローモーションでとらえ,的確に判断・対応することができるのだ。

 

この「高解像度スローモーション」は,スポーツ選手の言動からもうかがい知れる。

 

”ボールが止まって見えた”

”ボールの縫い目が見えた”

 

ゾーンやフローという集中モードに入った状態。

 

勉強やビジネスにおいて,高いパフォーマンスを発揮するにも,高度の集中力が要求される。

 

つい,SNSやYoutubeに気が散っている状態では,一向に勉強もシゴトもはかどらないのである。

 

現に,筆者はこうして,かれこれ7時間ほど,やるべきことから逃避して,ついつい,読書やらネットサーフィンやらに興じている。

 

こうしてPCのキーボードを叩いている間にも時は進む。

 

外部からの刺激に,つい反応していると,こうなる。

 

今やるべきタスクに集中するには,外部刺激に単純反応しないこと。

 

そのためには,「刺激と反応」の間に,自分の意志で判断し,適切な行動に自らを導くことが必要である。

 

反応は,脳よりも先に,体で起こる。

手に汗を掻いたり,鼓動が早くなったり,胃が痛くなったり,胸騒ぎしたり。

そういった心身の機微を瞬時に感じ取り,適切な言動に自らを導くのである。

 

高い集中力,つまり,高解像度スローモーションで,心身の機微を撮らまえるのだ。

 

さて,どうすれば,集中力を高めることができるのだろう?

 

メディテーション(瞑想)から始めてみることを勧めているのが,SIY(サーチ・インサイド・ユアセルフ)。

 

 

メディテーション(瞑想)は,いわば,脳のデフラグだ。

 

 

ちりちりバラバラになった記憶や気をスッキリ整理・整頓し,十分な空き容量をつくることで,高いパフォーマンス(集中力)を発揮することができる。

 

具体的なメディテーション(瞑想)方法については,また,別の機会にでも♪

 

 

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