田園風景の釣り「ケロボーイの40アップ」 | あっちゃんのぐでたま日記

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最近のブログでは趣味の「バス釣り」や「ミニ四駆」のことなどを書いています。

今週末も(土)・(日)休めそうだ・・・

 

ひそかに「釣りに行けたらエエなあ」と考えていた北摂の午後の金曜日・・・

 

ブラックバスに関しては「びわこ」と同じ、長らくのホームグランドがある・・・

 

北大阪に暮らしていた頃は足繁く通っていた場所である兵庫県のリザーバー・・・

 

街ナカの喧騒を抜けたらイノシシの里山に着いた・・・

 

初秋の豪雨影響なきにしもあらずで駐車場は閉鎖されていた・・・

 

「断崖絶壁を降りるしかないか・・・<`~´>」

 

水は落ち着いて「ジンクリア」・・・

 

クモの巣と「ひっつきムシ」に難儀して傾斜60度の崖っぷちをさまよい降りると

ようやく開けた足場にたどりついた・・・

 

このときばかりは先行者が居てホっとする・・・

 

「(自分と)同じコトをやっている人間が居るな~」(*^_^*)

 

「畏敬の念」を抱くほど、自然以外に何もない場所であるがゆえに・・・

 

季節は進んでいる・・・

アツくもなく寒くもなく、こんな時期は魚の行動範囲も広く気まぐれである・・・

 

ピタっと生命反応がないような・・・第一印象はそんな感じでバックウォーターは殺風景だった・・・

 

少しでも変化のある所へと「釣り歩いていった」

浅場と水深のある所と・・・川のチャンネルへ届く所と・・・

 

わんさかとベイトフィッシュが泳いでいた・・・(・o・)

モロコ、ウグイ、ハヤ・・・

 

「期待できるかな?」・・・

 

あちらこちらでボイルが見受けられた・・・しかし疑似餌には食ってこない

 

「スモールかな?・・・いや・・・目視でラージだった・・・ならば食うハズ・・・」

 

2回ほどショートバイトがあったがノらなかった・・・

 

「きびしい戦いになるか・・・貴重な1匹を獲れるか獲れないかになりそうだ」

 

延々ねばっているがこのときこそが至福のひとときでもある・・・

 

どんぐりとイノシシの里山へ久しぶりに来た・・・それだけで価値がある・・・

 

「しかし釣れてくれんとネ・・・あとの感想がだいぶと違ってくる・・・」

 

冷たい風が吹き出すと、ボイルもピタっと止まった・・・

 

「このまま冬型の風が吹き続けるとヤバそうだ・・・」

水も濁りはじめた・・・

 

移り気な天気はまた持ち直して穏やかな秋空に変わった・・・

 

キョーレツなアタリ・・・

ロッドがひったくられた・・・しかしそれでもノらない・・・(・o・)

 

(ワームを)すぐに離すんだ・・・「やっぱりスモールか・・・?」

 

「正体をつきとめてやるゾ<`~´>」

 

今度はアワセを確実に(スウィープではあるが)くれてやり、魚の重みがノった

 

モーレツに引いた・・・「ランカーやっ<(`^´)>」

ドラグが高速で逆回転した・・・

道具はトラウトファントム(ウルトラライト)にフロロの6ポンド・・・

 

「フルパラボリックに曲がったが意外と折れないモンやな~(・o・)」

 

「こんなごっついのでのうてエエのに・・・」

 

それはバラしたときのショックが大きいから・・・

 

「しかしなんとなく暴れ方がバスと違うゾ・・・(・o・)」

 

岸へなんとかひきずり上げると「特大のヘラブナ」だった(・o・)

 

「尺上(シャッカミ)やっ・・・(・o・)」

 

尺上どころか40センチあった・・・

 

子供の頃のヘラブナ自己記録が32センチだった・・・

 

それもフナにしてはたいがい大きい魚だったが、さらにその記録を更新した

 

40アップのヘラは始めてやっ<(`^´)>」

 

「まあ外道だけども・・・(内心は)大物が釣れてよろこんでいた・・・」(^_^;)

 

自然の宝庫たるそのリザーバーは釣れるとフナもコイもデカい・・・

 

本命のバスは釣れなかった・・・

 

帰りの登山ルートに迷うとわやである・・・

 

早めに納竿とした・・・

 

下の写真はポイントの一望・・・

 

用語解説/

リザーバー(人造湖)・・・=ダム湖である

 

ジンクリア(な水質)・・・ジンライムのようにソーダ色の透き通った水

 

バックウォーター・・・ダムの最上流部

きれいな水が流れ込んでくる「最も有望視したい1級ポイントでもある」

 

ベイトフィッシュ・・・小魚

 

ボイル・・・バスがエサを水面へと追いかけている状況・・

「ボコっとあぶくをたててバイトする瞬間」

お湯が沸いているようなボイル状況に例えている

 

バイト・・・エサを食う(食いつく)

ショートバイト・・・食い方が浅かったり一瞬で吐き出したり・・・

 

スモール・・・スモールマウスバス

関西ではめずらしい・・・

唯一このリザーバーだけではないか・・・

しかし相当に警戒心が強い・・・

ショートバイトも多い

 

ラージ・・・ラージマウスバス

自分が狙うお馴染みのターゲットであるがスモールと混在するとコイツらも警戒心が高まるようだ・・・なぜか不思議と・・・

 

ノる、ノらない・・・針掛りするかしないか・・・

 

尺上・・・ヘラ用語でシャクジョウまたはシャッカミと読む

1尺30センチ・・・ゆえに30センチオーバーの大物

バスであれば50センチをランカーと呼ぶが、それに相応しい

 

ヘラの40センチはモンスターだ・・・(*^_^*)