まるぞうさんの備忘録より

 

ペンス副大統領がハドソン研究所というシンクタンクで50分の

講演を行った内容が話題になっています。

内容は中国共産党に対する宣戦布告ともとれる内容でした。

アメリカの中国に対する締め付けは、決してトランプ氏の

気まぐれなんかじゃない。

( トランプ氏のきまぐれだと思いたい親中の人たちは大勢いる

でしょうが。 日本のマスコミも含む。)
アメリカの意思なんだと示しました。

シンクタンクで副大統領が事実上の宣戦布告講演をしたことは

重い意味を持ちます。

その演説の内容です。

記事の出典は 「 反中国共産党 」 スタンスの大紀元であります。

今回のペンス副大統領の講演は彼らのスタンスと一致したもの

でありました。

中国共産党を足元から崩す作戦。
https://news.nifty.com/article/world/12241/12241-100448/
ペンス米副大統領が演説 中国共産党に 「 宣戦布告 」
2018年10月06日 15時40分 大紀元時報
・・・
ペンス副大統領は講演中、「 中国共産党 」 または 「 共産党 」

を18回使った。

「 中国 」 と 「 中国共産党 」 を区別する視点は、あらためて

トランプ米政権が中国国民を敵視しているのではなく、

中国共産党を最大の脅威と見なしているとの主張が見てとれる。

→ 中国国民が敵ではない。 共産党が諸悪の根源だ。

そのように分断しているところに注目です。

中国は国を牛耳っている共産党員は全国民の7%もおりません。
アメリカの戦略は、中国の内部から共産党を打倒することを狙っ

いるように思われます。

そして共産党打倒後、( チベットとウイグルを除く ) 中国を4つ

地域に分裂させる。

前準備 :アメリカ国内の掃除。 
副大統領は、中間選挙への介入のほかに、中国側は米の学術界、

報道機関、映画界、大学、州政府、他の地方政府などに対して

「 アメとムチ 」 を使い分けて、米国内での影響力を強めてきたと

指摘した。

その狙いは、中国共産党に不利な国家政策と世論をなくすためだ。

→ 今までアメリカの主流派であったグローバリストは中国を積極

に支援していました。

彼らは 「 国境をなくす 」 ことでワンワールドを目指すことを目標

しております。

中国共産党の勢力がアメリカ各界の中枢に入り込むことを容認

していました。 それどころか歓迎していたふしもあります。
しかしこれからはアメリカ内部に潜り込ませた工作員は一掃します。

そういう宣言です。
共産党を崩壊させるために、まず足元の掃除からします。と。

 

日本政府安倍政権もアメリカ政府のこの方針にならう可能性は

あります。 がんばれ。

ステップ1:兵糧攻め。
中国側が米政府の要求に応じない場合、米側が過去最大規模

の貿易制裁も辞さない姿勢を示している。

他の国、地域との自由貿易協定の締結を通じて、新たな貿易

同盟を形成させ、中国に対する経済的包囲網を張っていくと

推測する。

→ アメリカは関税で中国に貿易戦争を仕掛けましたが序の口

であります。

日本やEUにも中国に圧力をかける交渉を始めました。

==========
米国 非市場経済国とのFTA締結を阻止 中国孤立化狙う
2018年10月6日 21時04分
ロス米商務長官は5日、日本や欧州連合( EU )との通商協定

で、中国を念頭に市場経済を採用しない国との自由貿易協定

( FTA )締結を事実上阻止する条項を盛り込みたい考えを示した。

不公正な貿易慣行を改めない中国を孤立化させるのが狙いだ。
https://mainichi.jp/articles/20181007/k00/00m/020/071000c
==========


アメリカにとって一番効率の良い共産党の倒し方は内部崩壊です。

93%の非共産党員を焚きつけること。

そのために、効率の良いのは 「 兵糧攻め 」 です。

特に中国人民は共産党政府を信じていません。

彼らが信じているのは血縁身内とお金だけです。

金の切れ目が縁の切れ目。

中国を兵糧攻めにするとあっと言う間に共産党の足元が崩れる。

転覆させるために中国国内に不満を充填させるには経済を崩壊

させること。

もしあなたたちが共産党を倒せば、アメリカも日本も欧州も今以上

にあなたたちとお取引させて頂きますよ。 アメとムチ。

ステップ2:人民解放軍の安いプライドが首を締める。
米海軍によると、9月30日自由航行作戦に基づき、米海軍イージス

駆逐艦USSディケイターが南シナ海の公海を航行中、中国海軍の

蘭州級駆逐艦PRC170が異常接近し、衝突の恐れがあった。

衝突しなかったのは、単に運が良かっただけと言われている。

https://gcaptain.com/photos-show-confrontation-between-uss-

decatur-and-chinese-navy-warship-in-disputed-south-china-sea/

これから米軍と人民解放軍の一触即発の事態は増えていくこと

でしょう。

北京の共産党はアメリカとの軍事衝突は避けたい。

しかし現場の人民解放軍は血気盛ん。
「 強いものは強いままにしておけ。 自分で滅亡する。」

血気盛んなプライドは、中国という国を危険に晒し始めています。

狼煙( のろし )。
中国共産党の本質は 「 偽、悪、闘 」 である。

国内外の政策や外交問題などをみても、共産党は一貫して、

「 偽、大 ( 大げさに )、空 ( 空っぽ ) 」 という特徴で物事を

進めてきた。

国際社会で、横暴な態度でごろつきのように振る舞ってきた

中国共産党が最も恐れているのは、その邪悪な本質を暴か

れることだ。

→ ペンス講演の目玉は、チベットとウィグルの民族浄化

ついて触れたことでした。

この件だけは絶対タブーでした。
アメリカのグローバリストたちも約束を守り、この件は

「 見ないこと 」 にしていました。

それゆえ共産党の邪悪さが増長されていたのですが。
 

中国共産党が、ウイグル人を片っ端から強制収容所に

送り込み、身体の条件があった人達から臓器を取り出し、

売っているという事実。

これがトランプ政権によって世界に明るみに出て、

中国共産党はだいぶ焦っております。
トランプ政権が中国共産党に対して本気だと思ったのが、

このウイグルとチベットの現状をアメリカ政府の公式見解

として批判したからです。


もしアメリカ政府がチベットの件を公にしたのならば、

その時が 「 狼煙 ( のろし )」 の時だ。

私は以前からそのように思っておりました。

そしてとうとう、その狼煙があげられたのでした。


==========
ペンス副大統領の講演から
・・・
先月、北京は中国最大の地下教会の一つを閉鎖した。

全国的に当局は十字架を裂き、聖書を燃やし、信者を投獄して

いる。

そして、北京は現在、無神論者である共産党に対してカトリック

司教の任命に直接的な役割を与えることをバチカンと契約した。

中国のクリスチャンにとって、これは絶望的な時です。

北京はまた、仏教を取り締まっている。

過去10年間で150人以上のチベットの仏教僧が、中国による

彼らの信仰と文化の鎮圧に抗議するために火をつけた。

新疆では、共産党はGovernment campsに100万人ものイスラム

教徒ウイグル人を投獄し、彼らは24時間続く洗脳に耐えています。
https://mobile.twitter.com/Nathankirinoha/status/1048452753838755841
==========

 

ペンス副大統領副大統領、グーグルに中国向けの検索エンジン

「 ドラゴンフライ 」 の開発中止を求めた。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181005-35126606-cnetj-sci
関連記事
https://www.gizmodo.jp/2018/08/dragonfly-1400.html
https://article.auone.jp/detail/1/3/7/48_7_r_20181005_1538701143092270

 

 

テレビや新聞報道は、今の米国のやっていることは、

トランプ大統領の独断の様に印象付けていますが、

議会も同じ意見という事です。
ペンス副大統領のスピーチでも、トランプ大統領が、

独断で進めてはいない、それを踏まえて、同盟国と

して私達が、安全保障、経済のこの先を覚悟して

進めて行かないといけない。

 

アメリカ国内でも、

ナショナリスト ( 新ユダヤ勢力 ・ 親イスラエル ) と

グローバリスト ( 旧ユダヤ勢力 ・ ワンワールド )

の対立があるとの考えです。

どちらも一枚岩ではない、多重層。