( CNN )
厳しい寒波に見舞われた米モンタナ州で、猫が雪だまりの中に
埋まり、半ば氷漬けになったところを飼い主に発見されて一命を
とりとめる出来事があった。
動物病院に運ばれ文字通り 「 解凍 」 されて体を温めてもらうと
元気を取り戻した。
モンタナ州カリスペルに住む女性は先月31日、飼っているメス猫
のフラッフィーが家の近くで雪に埋もれているのを発見。
急いで地元の動物病院に連れて行った。
フラッフィーの体は長い毛に付着した雪玉で覆われ、呼び掛けても
反応がなかった。
病院の責任者はCNNの取材に対し 「 ほとんど氷漬けだった 」 と
当時の様子を語った。
この日のモンタナ州北部は雪が多く降り、気温は氷点下。
病院の医師によると、病院に運び込まれたときのフラッフィーの
体温は32.2度を下回っていた。
通常、猫の体温は約38度から約39度とされる。
病院の責任者は、フラッフィーの体温を上げるため、いくつかの
方法と試したと説明。
「 お湯で温めたり、ヘアドライヤーを当てたり、温めたタオルで
くるんだりした 」
「 最後には、中を高温にした犬小屋に入れた」
フラッフィーは病院の緊急治療室で一夜を過ごした後、飼い主
とともに帰宅した。
3歳のフラッフィーは、ほとんど外猫として生きてきたが、今の
飼い主が引っ越してきたときにその飼い猫となった。
雪に埋もれた経緯については分かっていない。
凍死寸前のところで救われた幸運なフラッフィー。
当分は家の中で過ごすことになりそうだ。
助かって良かったけど、動物病院も写真撮る時間があるなら、
さっさと温めてよ。
飼い主も氷漬けのまま病院に運んだんかーとか、まあ色々と
ツッコミどころはあるが、結果オーライで部外者は黙る。
我が家の愛猫、アメは病院に行くとき以外は外に出たことが
ない。
正確には捨てられていた時と、小さなケーキの箱みたいなのに入れられて
うちに来た時と病院以外。
歴代の飼い猫はすべて生粋の野良猫、外猫出身だったので、
完全室内飼いの猫はアメが初めて。
自分で玄関から出ることはあり得ない。
外の世界が怖くて、知らない人が怖くて、今までアメの全身を
見た人間は、長じてからは医者以外だれもいない。
アメの体調
数日前は半日ほど具合が悪そうだったが、今は元に戻った
ようだ。
炬燵から出たり入ったりを繰り返しながら、水が冷たいと
器の前でじっと頭を垂れ、はたまた温めた猫缶が熱すぎる、
と言わんばかりに、何やらウニャウニャ文句を言ってくれる
までになった。
猫はわがままで自己中が一番。