天皇陛下即位30年を祝う祭典 「 感謝の集い 」
視聴すべきスピーチです。
虎ノ門ニュースのゲストはあのかただ・・・。
サンパウロ在住・高校2年生 宮崎真優さん
「 今年の1月2日、天皇陛下、皇后陛下に、お年賀の為、
朝早く起きて皇居に行きました。 天皇陛下と皇后陛下は
ゆっくりと階段を降りてらっしゃいました。 下に降りられた
皇后陛下が 「 宮崎真優さんはいらっしゃいますか 」。
と仰ったとき、私はびっくりしました。
思わず 「 はい 」。と答えていました。
皇后陛下は私に 「 日本語は大変ですか。 ポルトガル語も
頑張っているんですね。 嬉しく思います。 日本語は漢字も
言葉も難しいけれど頑張ってください 」。 と仰いました。
「 日本語ってとっても難しいですね 」。
厳しい先生のお叱りを受け、日本語はイヤダと思うことも
ありました。
でも漢字は一字一字に意味があり、漢字を組み合わせると
更に深い意味の熟語が成り立つ事が面白くなってきました。
日本語を通して思いやりの心、優しさを学ばせていただいて
おります。
次に天皇陛下が
「 夢が叶うように応援しています。 お医者さんになるんでしょう 」。
と仰っしゃいました。
突然、必ず成功して日本に戻る夢を持ち、幼い娘を残してブラジル
に来た、ひいひいおじいちゃんたち、働いてもどんなに苦労しても
大好きだった日本には最後まで帰れず、娘とは生き別れになって
しまった話を思い出しました。
私の祖先が、天皇陛下、皇后陛下にお言葉を頂けたのだったら、
きっと涙を流して喜んだことでしょう。
皇后陛下の温かい握手と、天皇陛下の優しい瞳は、私たちに
勇気と力を与えてくれました。
私はブラジル人です。
ブラジルを愛しています。そして日本も私の中でずっと生きています」。
動画では公開されておりませんが、このような事もおっしゃられて
いたようです。
「 扇子は、風を送ってくれます。 その扇子の要となっているのが
天皇・皇后両陛下です。 その扇子でさわやかな風を送ってくれる
日本が私は大好きです。
ブラジルも大好きです。
将来、医師となって、多くの人のお役に立ちたい。そして大好きな
日本とブラジルの架け橋になりたい!」
このスピーチの時、後ろで菅直人氏居眠りしていたそうです。( 噂 )
マスコミの多文化共生は、一方的なある民族の多文化強制に
しか過ぎないことがよくわかりました。
このスピーチを報道しないのがその証拠です。
わたしもまったく、このスピーチのことは知らなかった。
翌日のニュースは北野武氏の祝辞一色だったからだ。
もちろん北野氏の祝辞は、硬軟織り混ぜての内容で、
話題性もあり素晴らしかったが、驚くほど美しい日本語
で話すブラジル四世の高校生の話題が一言もなかった
のは、はっきり言っておかしい。
そして原稿なしでスピーチをしたのは、彼女だけだった
と知って一層びっくりした。
ちゃんと日本語を話せるようにと育てたお母様もすごい。
お母様も三世で、普通日本語は不自由になる世代だ。
やはり家庭での親の躾と教育は、必要だと思った。