まるぞうさんの備忘録より
この宇宙は陰と陽の振動で成り立っている。
陰陽の仮説について。
・ 表に見える現象と正反対の因子が裏で蓄積される。
・ 未来は裏に蓄積された因子に誘導される。
という2大仮説であります。
この2大仮説は、電磁波の原理とも共通します。
電界と磁界の変化が、それぞれ表と裏の変化に相応します。
それぞれがお互いに干渉しながら無限の波を作っていきます。
http://astro.s.kanazawa-u.ac.jp/~yonetoku/gap/asj-press/
時間も空間もない無限の退屈な世界。
その永遠の退屈の果てに、根源の宇宙は何とか
「 変化 」 を生み出そうとします。
ゼロからプラスとマイナスを生み出します。
しかしプラスとマイナスを同時に発生させると、
すぐプラスマイナスゼロに戻ってしまいます。
変化終了。
ではプラスとマイナスを時間差で生じさせたらどうだろうか。
という宇宙の大発明を考えつきます。
プラスとマイナスは交互に振動し、ゼロには戻りません。
こうしてこの宇宙は、プラスとマイナスの振動の組み合わせで、
好きな絵を描くことができる巨大なキャンパスとなりました。
このプラスとマイナスの振動は、それまで存在しなかった
「 空間 」 と 「 時間 」 を創り出しました。
またその振動の干渉縞は 「 質量 」 を創り出しました。
その瞬間がビッグ・バンと呼ばれます。
陰陽仮説の視点が、私達の生活の役に立つ知恵になる
かもしれないと思うのは次の2点です。
1つは陰陽視点により自分の未来がわかるからです。
今表面上に観えている事象と正反対の因子が裏で同時に
発生しています。
そしてその裏の因子が、表の事象の未来を誘導しています。
たとえば、
「 与えれば与えられる 」
「 奪うものは奪われる 」
「 逃げる限りは追いかけてくる 」
「 逃げずに腹をくくると去っていく 」
私達の人生で起きる現象の例であります。
表面で起きたことと、正反対の因子が未来を作っていきます。
今自分の表面で起きている事象を観察すると、その正反対
真逆の因子に、これからの自分の未来が引き寄せられていく。
ということが誰でも想像がつきます。
占い師などの世界に頼らなくても、自分の今の事象を
観察するだけで、その正反対が自分の未来に起きるのだ。
と誰でも簡単に想定できます。
ということは同時に、自分の未来も自分の意志で自由に
描きかえることができるはず。
陰陽仮説の視点が現実世界で役に立つもう一つの理由。
自我のあべこべ装置を看破することに役立つということです。
私達の表面自我は 「 あべこべ装置 」 と言われます。
人生の彩り( いろどり )をより活性化するために、人類の進化
の途中で付与されました。 という空想小説です。
あべこべ装置は、裏で発生している因子について感じることが
出来ません。
表で起きていることしか見えない。
そのような細工が施されています。
たとえば自我が薄い人がいるとします。
この人は表で起きていることと、裏で発生する因子を
見えないけれど( 心の奥底で )感じることが出来ます。
人に与えると自分も嬉しい。
裏の因子では自分が与えられていることを感じるから
与えれば与えるほど嬉しく思える。
しかし自我が強い人。
この人は裏の因子の世界が感じられません。
自我の強い人は
「 自分は悪くないのに与えられない。 不公平な人生だ。」
と周りや世の中を恨むこととなります。
現代人の多くは、あべこべ装置のおかげで、世の中の
片方の面しか観ることはできません。
表の事象と裏の因子についての因果関係については
感じられない。
裏の因子が感じられない人は、人生に対しての不満が
募っていきます。
そして不満な人は不満な人を引き寄せる。
お互いに自分の不満を投射して、相手を攻撃しながら、
自分の生命力を浪費していきます。
しかし陰陽仮説の視点とはこの堂々巡りを補正する引き金
となりえます。
陰陽仮説の視点
今自分が見えている表の事象とは、正反対の因子が裏で
発生している。
裏で蓄積されている因子が、表の事象の未来を誘導する。
という考えにより、
「 あべこべ装置 」 で見える世界を補正してくれます。
たとえば自我が薄い人がいるとします。
この人は表で起きていることと、裏で発生する因子を
見えないけれど( 心の奥底で )感じることが出来ます。
人に与えると自分も嬉しい。
裏の因子では自分が与えられていることを感じるから
与えれば与えるほど嬉しく思える。
これってまさに
スーパーボランティアの尾畠さんだと思った。