暑さ寒さも彼岸までとはよく言ったもので、
外に出たり、歩くのが億劫ではなくなった。
歩いて数分の図書館は、男女共同参画を
謳っているので、意識の高い本が多くて
わたし好みの意識普通系の本はあらかた
読んでしまった。
真夏の暑い日はどこへも行きたくないので、
そこの図書館に無い本は、あちこちの系列
図書館から取り寄せてもらえるシステムを
利用して借りていた。
気温が落ち着いてくるとウォーキングがてら
一番近い片道20分ほどの系列図書館へも
行く気になる。
先日も行ってみたが、未読の読みたい本が
まだまだそろっていた。
宇江佐真理さんの本も、もう新しい本は
読めないだろうと諦めていたが、彼女の
最晩年の作品「 為吉 北町奉行所ものがたり 」
を借りて読むことが出来た。
綿密な時代考証とお馴染みの宇江佐節の
物語に引き込まれ何度も何度も読み返し、
久しぶりに本を堪能した気分だった。
10月はウォーキングに絶好の月なので、
イベント参加も遺跡や古墳巡りで山道を
長歩きではなく 程よい歩きを楽しもうと
思っている。
中断していたノルディックウォーキングも
そろそろ再開したい心持ちになっている。
ステイホームでなまった足腰で久々に
参加したのが6時間以上の田舎道や
山歩きなど、どだい無茶だった。
おかげで汗びっしょりで、風に吹かれ
夏風邪を引き、ダウンして折角の秋の
彼岸の墓参が叶わなかった。
何事も足慣らしは必要。