林修さんの強みは、主語と述語の明確さと切り口の鋭さにあり

林修さんは、論旨が明確で視点が鋭い。論旨って何かと言うといいたいことがハッキリしていることとしましょう。
切り口は鋭い。観察力が優れています。
文章構造は、主語と述語がわかりやすい。
つまり、
1.言いたいことがハッキリしている。
2.観察力が優れている。
3.主語と述語がわかりやすい。
この3点に絞ってみます。
この林修さんの強みを知った上で、林修さんの文章を超える所見を考えてみましょう。

林修さんを超えてみよう!文章が下手でも伝わる文

先ほどの3点の合わせ技が林修先生の強みです。
私たちが付け焼き刃で太刀打ちできるのは、2.観察力です。
自分なりに子供達に接してきた4月からの3ヶ月間です。
子どもをしっかり観察した自信がなくても、この時点で林修先生を超えています。
この自信のなさを解決していきましょう。

林修さん超えの所見を教師のあなたが自信を持ってかける方法

ダンドリ

まずは、大きなイベントから思い出します。
・行事は、月間行事をもとに書き抜く。
・行事を思い出し書き出す。
水泳
体育祭
学芸会や図工展(作品展)

次に
休み時間の様子を思い出します。
最後に
授業のノートや発言です。
この手順ですと、先生にとって思い出しやすくなります。
この思い出したメモをもとに、一人一人の子どもの頑張りを書いていきます。

この子の所見がどうしても書けない・・・ 

大丈夫です!まだ6月です。どうしても所見が書けない子どもと集中的に接するチャンスです。私たちは人間ですから、どうしても話をしたり観察したりしている子どもが集中して目がそれてしまっている子どもがいます。
先生の中には、顔立ちが好みの子ばかりに声をかけているんだなぁと明らかにわかることがあります。
職員室の雑談をよく聞いてみてください。ここまで、あの子を贔屓しているのか!と驚きます。でも、話をしている本人は気づいていない。この気がつかない贔屓に気がつく瞬間こそが、「この子の所見がどうしても書けない」問題に通じています。
どうしても所見が書けない子どもの一番好きなこと、一番最近盛り上がったことを聞いてみるよい機会です。こころの通知表を使って、アンケートから話の話題を見つけることもいい方法です。
このようにして観察眼を補うツールを駆使して子どもによりそいます。

林修さんに勝てるのは、個々の子どもに対する具体的な寄り添いと行動の観察である。

林修さんは忙しい方ですから、当然このような個々の子どもに、物理的にここまで寄り添うことができません。ここが林修先生の弱点です。もちろん、私たちの指導している子ども達のことについて誰より詳しいのが私たちです。この観察方法をもって文章を書くことで、林修さんに圧勝することができます。多少文章がマズくとも、事実と具体的な様子を押さえた所見は日本で一番その子どもにフィットした所見となります。大人になったときに、小学校の先生の所見が的を得ていることがよくあります。
所見の本を見て書くという、バレたときに子どもの信頼を失う方法より誠実に頑張ることをオススメします。
では、どう所見を書けばいいの?という具体的な書きぶりについては以下の記事にまとめておきました。以下のブログリーダーで読者登録をすると、ブログ記事がラインで通知されます。登録者が誰かは私はまったくわかりません。これなら小学校の先生の仕事で今何をしないといけないかが、通知ですぐわかって便利ですね。

[まとめ記事]成績をつけるためのダンドリ

今から所見をつけていくと、慌てて何人分も作業的に書くのとは異なり子どもの心に響く所見がかける可能性があがります。また、その書きぶりが身につくと短時間でもかけるようになります。

最後に、文章作りにはいろいろあります。
私は、何も考えずにダラダラと思いつくままに書くブログと所見という書くことの楽しみを味わっています。人に見られるからとかハードルをあげずに、まず書いてみる!というハードルを下げることも、楽しく生きる・幸せに近づく一歩だと思います。
所見作りも応援しています!頑張りましょう。
 今日も素敵な1日となりますように。