和訳【Take It As It Comes】The Doors ジム・モリソンについてHonest Jim Morrison

Happy Birthday, James Douglas Morrison!

I am so lucky to see your songs & you as first man I love vocalist the best.Thank you for making great songs& lyrics.

今日はLyraをRockの虜にしてくれた張本人、Jim Morrisonのお誕生日なの。

毎年彼のバースデーは和訳して来たから、今年もメジャーな曲にしようと思ったけれど、またマイナーな曲の気分。

だってシングルになっていない曲でも、美しい曲が沢山あるんだもの、The Doorsの曲には…。

アシッドサウンドに乗る詩は、どれも切羽詰まった感情に溢れている。

今日は、死より「生の喜び」を祝う歌にしたよ。

今日Lyraが和訳&解説する曲は、アメリカ合衆国カリフォルニア州ロスアンジェルスで結成されたロックバンド、The Doors ドアーズ)。

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そして、The Doorsのカリスマボーカリスト、強いてはlate 60’s のミュージックシーンを代表する時代のカリスマボーカリストとして、今も語り継がれているのが、今日の主役James Douglas Morrison ジェームス・ダグラス・モリソン。 

Jim Morrison ジム・モリソン(1943年12月8日 – 1971年7月3日)として知られており、又詩人のようなソングライターとして知られる。

その為、バンド活動とは別に数冊の詩集を発表している

1965年から1972年までがJim がいたThe Doorsの絶頂期。

今日Lyraが和訳する曲は、The Doorsのデビューアルバム『The Doors』(邦題: ハートに火をつけて)に収録されている名曲【Take It As It Comes]。

詳しい解説は、LyraのHipな和訳の後で又お話しましょう!

 

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James Douglas Morrison (December 8, 1943 – July 3, 1971) was an American singer, songwriter and poet, who served as the lead vocalist of the rock band the Doors. Due to his poetic lyrics, distinctive baritone voice, wild personality, unpredictable and erratic performances, and the dramatic circumstances surrounding his life and early death, Morrison is regarded by music critics and fans as one of the most iconic and influential frontmen in rock history. Since his death, his fame has endured as one of popular culture’s most rebellious and oft-displayed icons, representing the generation gap and youth counterculture.

= Take It As It Comes=

[Verse 1]
Time to live
Time to lie
Time to laugh
Time to die

[Chorus]
Takes it easy, baby
Take it as it comes
Don’t move too fast
And you want your love to last
Oh, you’ve been moving much too fast

[Verse 2]
Time to walk
Time to run
Time to aim your arrows
At the sun

[Chorus]
Takes it easy, baby
Take it as it comes
Don’t move too fast
And you want your love to last
Oh, you’ve been moving much too fast

[Verse 3]
Go real slow
You like it more and more
Take it as it comes
Specialize in having fun
[Chorus]
Takes it easy, baby
Take it as it comes
Don’t move too fast
And you want your love to last
Oh, you’ve been moving much too fast
[Outro]
Moving much too fast
Moving much too fast

 

生存時間

嘘をつく時

笑う時間

死に行く時

 

落ちつけよ

ベイビー

成り行きにまかせようや

そんなに早く動くなよ

君を永遠に愛する男が欲しいんだろ

おお

そんなに早く

ずっと動き過ぎるなよ

 

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歩行時間だ

逃げる時さ

君の矢が

狙いをつける時間だ

あの太陽に

 

落ちつけよ

ベイビー

成り行きにまかせようや

そんなに早く動くなよ

君を永遠に愛する男が欲しいんだろ

おお

そんなに早く

ずっと動き過ぎるなよ

 

マジでゆっくりやるよ

君はもっともっと好きになるよ

ありのまま受け入れようぜ

楽しむことに特化するんだ

 

落ちつけよ

ベイビー

成り行きにまかせようや

そんなに早く動くなよ

君を永遠に愛する男が欲しいんだろ

おお

そんなに早く

ずっと動きすぎるなよ

 

動きが早過ぎるって

動きが早過ぎるよ

Songwriters: John Densmore, Robby Krieger, Ray Manzarek, Jim Morrison

Translator: Lyra Sky 和訳

The Doorsは名曲が多い。

このブログに有名なヒット曲、ロックでありがながら、普通のヒットチャートの上位にランクインされる曲を紹介して来た。

コッポラの映画で使用されて、戦争のイメージが強くなってしまった曲 【The End / The Doors】(True Meanings ジ・エンドの本当の意味)。

The Doorsの代名詞とも言うべき【Light My Fire 】(→ 和訳 Burn with Love! for Jim’s Deathday 身を焦がす愛 ジム・モリソンに捧ぐ)

などの印象が強い。

キャッチーでPopなメロディに、突然割って入ってくる Acidなインプロビゼーション、、、そして、Jimの歌詞は単純明快な単語を使いながら、ダブルミーニングだったりと、このギャップがLyraは堪らない。

これこそが、The Doorsの魅力だと思う。

あまりThe Doorsを知らない人は、シングルヒットした曲だけが、聞きやすいと思いがちだが、シングルではない曲も素晴らしい曲が沢山ある。

Lyraが一番好きな曲である【My Eyes Have Seen You】(まぼろしの世界へ誘ってやろう!和訳 Lyrics)など、あのギターのサウンドと、優しいJimの歌い方にトリップするよ。

Jimがいた時代のアルバムは6作品。

シングルになりヒットチャートにランキングされた曲は沢山あるが、他の楽曲にこそ、The Doorsの素顔が潜んでいるのではないか?

素晴らしい曲があるのを知って欲しいな、と強く思う。

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The Doorsは、あの4人だからThe Doorsだ。

インテリ・ロックバンド の走りだと思う。

ジャズ畑上がりのドラムのJohn Densmore のどっしり構えたビートに、おとなしいルックスに反した激しいギターソロを繰り広げたかと思うと安定のビートを弾き出すRobby Krieger、そして、暴れ出したら止まらないJimの手綱を引きながら、JazzやSoulのサウンドを知性でアレンジしてしまうRay Manzarek。

この三人だけでも確かにThe Doorsだし、事実2枚のスタジオアルバムをJim の死後リリースして頑張った。

だが、やはりJim が居ないとダメなんだと思う。

あのカリスマ性は、時代とマッチしたからこそなし得たものだとは分かっている。

だが、Jim MorrisonがいないThe Doorsは普通のバンドだ。

ロック音楽黎明期のアメリカ西海岸を代表するバンドとして1965年から1972年までミュージックシーンを、60年代を代表するバンドには思えない。

彼のバリトンボイスがなければ、The Doorsではないのだ

 

Jim Morrisonは、アメリカ海軍の軍人のGeorge Steven Morrison(後に米海軍提督となる人物)を父として、クララ・クラーク・モリソン(1916〜2005)を母として、1943年にフロリダ州メルボルンで生まれた。妹と弟が一人ずついる。

Jimは、厳格で保守的な両親によって育てられた。

Jimがよく話していた、人生で最も印象に残る出来事は、1947年のニューメキシコ州への家族旅行中に、事故を見た時だ。

「僕が発見した最初の死だった…僕と母と父、そして祖母に祖父は夜明けに砂漠を通っていた。インディアン達の乗ったトラックが別の車か何かと衝突して、彼らはハイウェイ中にまき散らされ、血を流して死んでいた。僕はただの子供だった。だから、父と祖父が事故を確かめに行ったけれど、車の中にとどまっていなければならなかった。僕は何も見なかった。僕が見たのは奇妙な赤いペンキとそのまわりに寝転がっている人たちだった。でも僕は彼らが僕同様に何が起きたのか分かっていないのを理解した。それは僕が初めて味わった恐怖だった…そして僕はその瞬間思った。死んだインディアン達の魂は – たぶん彼らの内一つか二つ – ちょうどそこらを走り回り、幻覚のように奇妙な行動をし、僕の魂に入り込んだ。そして僕はスポンジのようにそこに座ってそれを吸い取る準備が出来ていたんだ。」

プロモーションビデオ、インタビューで再現されていたり、The Doorsの曲にもたびたび、この事件を見た時のことを書いている。

 

だが、Jimの伝記『No One Here Gets Out Alive』には、父や妹は彼が語ったのとは異なったように記憶している。

インディアン居留地で事故に出くわした時、Jimはまだ子供で、ひどく動揺した、と。

Jim以外のメンバーが書いた本”The Doors”でもJimと父との語る違いを指摘していた。。

父の発言は「我々は幾人かのインディアンの脇を通り過ぎた。それが幼いジェームズに何らかの印象を生んだ。彼は泣き叫ぶインディアンのことをずっと考えた。 “We went by several Indians. It did make an impression on him [the young James]. He always thought about that crying Indian.”」というものである。

妹の発言も「彼はあのお話を、語り、誇張することを楽しんだのよ。彼は道路脇に死んだインディアンを見た、と言ったけれど、本当にそうだったかどうか、分かったもんじゃないわ。”He enjoyed telling that story and exaggerating it. He said he saw a dead Indian by the side of the road, and I don’t even know if that’s true.”」

誇張か?

戯曲か?

真実は分からないが、誇張していたにしろ、幼いJames Douglas Morrisonには、死への恐怖と新しいものを見た好奇心が、その後ひきづることになったのだ。

おまけに、父の仕事柄引っ越しが多い為、Jimは、次第に家に閉じこもって読書にふけることが多くなった。

だが、この読書家になったおかげで、哲学者や詩人からインスピレーションを得るようになったのだ。

ニーチェの美学や道徳論、アポロン的・ディオニソスの二項対立、

プルタルコスの『対比列伝』、フランスの象徴主義の詩人アルチュール・ランボーの作品の影響が強い。

またウィリアム・S・バロウズ、ジャック・ケルアック、アレン・ギンズバーグ、ルイ=フェルディスポン・セリーヌ、en:Lawrence Ferlinghetti、シャルル・ボードレール、モリエール、フランツ・カフカ、アルベール・カミュ、オノレ・ド・バルザック、ジャン・コクトー、それと実存主義の哲学者のほとんどの影響も受けた。

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高校卒業後はフロリダ州立大学に入学するが、哲学や詩にのめり込み、1964年1月、家族の反対を押し切りUCLAの映画学科に編入(同級生にフランシス・フォード・コッポラがいた)。

 

【Light My Fire】(→和訳 Burn with Love! for Jim’s Deathday 身を焦がす愛 ジム・モリソンに捧ぐ)ファンの強いリクエスによりシングル・カットされ、全米1位を獲得するなど、このデビューアルバムは、熱狂的に受け入れられた。

The Doorsの詩は、詩人と言われて来たJim Morrisonの印象が強い。

だが、意外とギターのRobbyの作詞もあって、特に彼が作曲した曲は大体がRobbyの作詞になっている。

↓  ↓

*【The Doors / Touch Me】 和訳 Bruise’s Creative Urge! 青タンの意味

 

Robbyの歌詞も良いが、Touch Meなどは、Jimがダメ出しをしたために、サビをTouch Meにしたのだから、作詞のイニシアチブは、Jimにあったのではないか?と思われる。

Robbyの歌詞も良い歌詞だ。が、やはりロック文学ともいわれるThe Doorsには、個性的でありながらいろんな意味を含む難解な詩でなければつまらない。

Jimの歌詞が、トリップするサウンドに絡みつくからこそThe Doorsと言う個性が生まれたのだと思う。

ベトナム戦時下当時のヒッピー層にこの歌詞とルックス、サウンドが熱狂的に受け入れられサイケデリック・ムーブメントに火をつけた。

おまけにJimのアソコを露出する事件や、インタビューで自分の意見ををハッキリ述べたせいで、バンドは反戦、反体制のシンボルとされ、ますます政治的な発言を求められるようになって行く。

しまいには、国内の保守層の攻撃対象に至る発端となってしまい、人気を獲得したにも関わらず、ライブ活動が縮小されていく。

誤解されやすいThe Doors。

デビューアルバムは『The Doors』は、他の5作(Jimがいる時の作品の話をします)と違い、詩がJimが大学生時代に書き溜めたものだ。

大きなステージやフェスでプレイしていないライブハウス周りをしていた時期に作曲したものだ。

それなのに、デビュー作にしてこのロック史に永遠に残る作品を作り出したことに脱帽してしまう。

ドラムのJohnが著書で書いていたが、このアルバムは、レコーディングのトラックが少なく、ドラムとベースとギターは同一トラックで、一発撮りであったと言う。

それなのに、このクオリティ!

The Doorsは絶対に、このアルバムだ。

Lyraの個人的な感想だが、この『The Doors』こそ The Doorsだ。

サウンドも全曲魅力的だ。

歌詞には、この後リリースされたアルバムのような政治的なメッセージはない。

アル中やドラッグ問題に悩まされていないThe Doors。

Jimの作詞がストレートで良いのだ。

 

 

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The Doorsは、1993年度『ロックの殿堂』入りしており、ローリング・ストーン誌選出「歴史上最も偉大な100組のアーティスト」において第41位。

Jim Morrison 自身も、米ローリング・ストーン誌の選ぶ「史上最も偉大なシンガー100人」において第47位、英Q誌の選ぶ「史上最も偉大なシンガー100人」において第40位と、偉大な功績を残している。

Lyra的には「Top10に入るはずでしょ!」とこのJimのランクには納得がいかないけどね。

デビュー作にして最高傑作のアルバム『The Doors』に収録されている【Take It As It Comes】。

歌詞は、ラブソングであり、人生を生き抜くためのJimなりのメッセージを描いたものだと感じる。

勿論、Jimの死生観も現れているが、この後のアルバムのような悲観的過ぎるものではない。

「人生を笑い、歩き、目標に向かって生き、やがて死が訪れるまで楽しもう」という歌詞だ。

「なり行きに任せよう」と、人生をありのまま受け止めて行く。

なんと前向きなJimよ!

そして愛し合うって人生の指針になり得るわ。

でもね。

「そんなに早く動くなよ」がね。 なんか意味深。

だから意味深に和訳しました。

もう想像力を働かせておくれ。

Jim のお誕生日にやっぱ【Take It As It Comes】にして良かったね。

Jimの生き様。

当初の彼の生命力を感じるメッセージを受け取れるから、この曲にして良かった。

地の底へと誘うようなRayのLeftyと、朝日が登るようなメロディのコントラストも素晴らしい【Take It As It Comes】。

この曲で今夜もJimの歌声に酔いしれるよ。

貴方は素晴らしい。

これからもThe Doorsを聴き続け、いつも貴方の歌声と一緒に歌うよ。

ありがとう、Jim。

Thanks Jim.

You made me being rearl Rock’n’Roll Girl forever!

I’ve been woman understanding real music & feeling real love.

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A simple song basically saying to enjoy life and enjoy all the little things and don’t always worry about the bad things going on in life.

Discography

The Doors

  • The Doors (1967)
  • Strange Days (1967)
  • Waiting for the Sun (1968)
  • The Soft Parade (1969)
  • Morrison Hotel (1970)
  • L.A. Woman (1971)
  • An American Prayer (1978)

Books

By Morrison

  • The Lords and the New Creatures (1969). 1985 edition: ISBN 0-7119-0552-5
  • An American Prayer (1970) privately printed by Western Lithographers. (Unauthorized edition also published in 1983, Zeppelin Publishing Company, ISBN 0-915628-46-5. The authenticity of the unauthorized edition has been disputed.)
  • Arden lointain, edition bilingue (1988), trad. de l’américain et présenté par Sabine Prudent et Werner Reimann. [Paris]: C. Bourgois. 157 p. N.B.: Original texts in English, with French translations, on facing pages. ISBN 2-267-00560-3
  • Wilderness: The Lost Writings Of Jim Morrison(1988). 1990 edition: ISBN 0-14-011910-8
  • The American Night: The Writings of Jim Morrison(1990). 1991 edition: ISBN 0-670-83772-5

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