今回は、Vジャンプ12月特大号の付録カードである「ホワイトローズ・ドラゴン」を考察してみたいと思います!
一体どんなカードなのでしょうか?
では、カード効果について見ていきましょう!
「ホワイトローズ・ドラゴン」とは?
星4/闇属性/ドラゴン族/攻1200/守1000
このカード名の①③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分フィールドにドラゴン族または植物族のチューナーが存在する場合に発動できる。このカードを手札から特殊召喚する。
②:このカードが召喚に成功した時に発動できる。自分の手札・墓地から「ホワイトローズ・ドラゴン」以外の「ローズ・ドラゴン」モンスター1体を選んで特殊召喚する。
③:このカードがS素材として墓地へ送られた場合に発動できる。デッキからレベル4以上の植物族モンスター1体を墓地へ送る。
イラストは、可愛らしいドラゴン族ですね。
可愛いだけではなく、効果は3つもあって、どれも扱いやすい感じになっています。
「ホワイトローズ・ドラゴン」の①の効果について
まず①の効果ですが、ドラゴン族or植物族のチューナーがいるときに手札から特殊召喚できる効果で、この効果により、即座にシンクロ召喚をすることができますね。
問題はチューナーを何にするかですが、ドラゴン族側のチューナーは「亡龍の戦慄-デストルド-」や「レッドローズ・ドラゴン」あたりが、扱いやすさで候補になってくるでしょう。
植物族側のチューナーですが、やはり「グローアップ・バルブ」や「スーポア」あたりが候補になってくるかと思います。
※参考までに
■レッドローズ・ドラゴン
星3/闇属性/ドラゴン族/攻1000/守1800
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない
①:このカードがS素材として墓地へ送られた場合に発動できる。手札・デッキから「レッドローズ・ドラゴン」以外の「ローズ・ドラゴン」モンスター1体を特殊召喚する。
このカードが「ブラック・ローズ・ドラゴン」または植物族SモンスターのS素材として墓地へ送られた場合には、さらに「冷薔薇の抱香」または「漆黒の薔薇の開華」1枚をデッキから手札に加える事ができる。
「ホワイトローズ・ドラゴン」の②の効果について
②の効果は、召喚に成功すると、手札・墓地から自身以外の「ローズ・ドラゴン」モンスターを1体特殊召喚できます。
記事を書いた時点では、「ローズ・ドラゴン」は、
・ブルーローズ・ドラゴン
・レッドローズ・ドラゴン
・ブラック・ローズ・ドラゴン
の3体と「ホワイトローズ・ドラゴン」しかいませんが、この効果で、「レッドローズ・ドラゴン」を特殊召喚して、レベル7のシンクロ召喚をしたり、墓地に眠ってしまった「ブラック・ローズ・ドラゴン」を蘇生したりといったことができます。
なお、気づいている方もいるかもしれませんが、この効果だけターン1制限がついていないので、「二重召喚」などで召喚権を増やして、「ホワイトローズ・ドラゴン」をさらに召喚できれば、場を埋めれるかも(?)
「ホワイトローズ・ドラゴン」の③の効果について
③の効果は、シンクロ素材になった時に発動できる効果で、デッキからレベル4以上の植物族モンスターを墓地へ送ることができます。
植物族は、低レベルモンスターに落としたい候補がいるので、レベル4以上という部分がネックですが、「にん人」や「返り咲く薔薇の大輪」、レベル8の「〇姫」シリーズあたりが候補になってくると思います。
変わったところでは、レベル4以上の「森羅」を落として、「森羅の賢樹 シャーマン」の特殊召喚のトリガーにするといった使い方もできそうですが、デッキ構築が難しくなりそうです。
あまり候補がいないので、この効果は、蘇生カードで植物族を蘇生するために、使った方が無難かもしれません。
最後に
「ホワイトローズ・ドラゴン」について考察してみました。
確かに、シンクロ召喚をサポートするモンスターと言えそうですね。
あとはもう少し、「ローズ・ドラゴン」モンスターの種類が増えてくれれば、もっと使いやすくなりそうですが、枠的に新規は望めなさそうですね…
そして、「ローズ・ドラゴン」と指定されているため、「月華竜 ブラック・ローズ」が蚊帳の外に追いやられてしまった格好に。
ローズは付いているのに…
一応フォローしておくと、②の効果の恩恵を受けられないだけなので、シンクロ召喚先としては候補になってくるかと思います。
ではこのあたりで終わります。
最後までありがとうございました。