コロナウイルス対応でも、目的が国民を守ることになっていなさそうな日本政府。 | ずるずると道・郷・話を愛でる

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【日本政府】加藤厚労相「防護服は必要ありません。マスク・手袋等の着用というルールで対応」検疫官感染を受けて 【人災】 ★3 https://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1581482405/

 

コロナウィルスは感染力が強い。

症状は多くは発熱どまりであるが強めの肺炎にまで至ることもある。持病を持っていたり高齢者などが死亡に至っているという話もある。感染した体の状況によって影響が異なるということだろう。その感染力を考えると、症状のすくなさから、感染の対応をおろそかにしていると当然死んでしまう人も現れてくるのである。ともかく、感染拡大を食い止めるのが、非常に大事な局面だ。

 

そのために必要なことは、一部の人権を制限することも含めた対応であろう。問題が全くない形で納めることはできない。しかし、その目的をはっきりした形できっちりした対応を推し進めることが、大事で、妙なところで妙な配慮をしてその実行力を失わせることは実に愚かなことであろう。

 

上記で示されている政府の対応は、目的が何か、ということが共有されていないことから生じている混乱ともいえる。別に、安倍政権がお得意であることがばれてしまっている「やっている感」だけを披露したところで、コロナウィルスの感染力が安倍政権に忖度してくれるわけではない。むしろ、その間隙をついて感染を拡大しようとするだろう。今回の、検疫官の感染もその結果としか言いようがない。防げるものが防げなかったという意味で、人災だといわれても仕方がない。

 

この先には東京五輪というイベントが待ち構えているのだが、日本においてその開催時期を当初のままで変えずにできると思っていいたら、相当楽観的過ぎる見込みではないだろうか。すくなくとも、国外問わず観客が東京付近に集まってくることはないだろう。広告代理店などの金づるにしかなっていないオリンピックは、その意味での成功は風前の灯火となっているといっても間違いはない。そして、日本のインフラなどにも大した貢献もしないイベントだったとしたら、その後の反動による不況への影響を考えると、害しか残らなかった、話題に触れるのもタブーになる大会になってしまうのではないかと思ってしまうのである。