くもまもの

緊急事態宣言と強制脱出装置で韻を踏めない

三度目のサイバース族デッキ「マスター・リンク」その圧倒的な脅威について~後編~

【サイバース族】・・・・・





それはリンク召喚に特化したテーマ







それは「またサイバース族強化かよwww」と嘲笑われるテーマ








それは・・・






それは・・・・・・・












「二度もストラクチャーデッキを登場させた挙句、一切強くならない」テーマ




登場する度に

⚫サイバース族ってだけで効果読むの止めたw
⚫手札消費がキツイけど展開力はあるかな(思ってない)
⚫環境一歩手前って感じ(思ってない)
⚫あれでしょ、儀式のやつww

といった雨あられの大批判。


これほどまでにサイバース族は追い込まれ、追い詰められ、何を思ったか儀式モンスターの登場。シンプルに、気が狂っている。





しかし来た。三度目のストラクチャーデッキ

期待を胸に、蓋を開ける。








…………………………………………………








何故かリンクモンスターだけ公開。その点に関しては問題ない。出し惜しみしないでドバッと公開してほしいものだ


本題は、その強さ・・・





決して否定する訳ではない。カードプールが増えたのだ。喜ばしい。喜ばしいが現状を打破する力、それが新規リンクには無い。



流石に心が折れる


深い絶望に囚われそうになる。まるで購入したばかりの《閃刀起動-エンゲージ》をスリーブに入れる際、ミスってカードの端が折れ曲がったかのような。


「心よりもカードが折れる」
カードを用いてゲームを行うYP(ユウギオウプレイヤ-)にとって、何よりも皮肉な結末だろう














ピロンッ(通知音)

遊戯王ドットジェイピー」の公式アカウントの更新だ。

制限改訂かな? 今はそんな気分じゃ・・・





ドットジェイピー「マスターリンクの収録カードを公開!」








………………………………………………






そうだ。まだメインデッキのカードがあるじゃないか。

諦めるのが、早すぎた





辛酸を舐め続けてきた【サイバース族】

辛酸を舐める速度が、控えめに見積もっても音速を超えている。一般的な「辛酸舐め」のソレではない




今こそ。

多種多様、有象無象、天地万物、ありとあらゆる「サイバース族を舐めちぎっている」テーマへの反逆。



無駄に意味不明なカードプールを蓄え続けた【サイバース族】、その本気の力で全てのデッキを薙ぎ払い、ぶっちぎりの環境トップを狙うのだ








これよりサイバース族・三度目のストラクチャーデッキ「マスターリンクの全貌を紐解いていく。


革命的な、尋常を優に超えるリンクテーマの、限りなき底力を見よ──────




コードトーカー

今回のストラクは「コードトーカー」を軸としている。もう不安


しかし重要なのは「コードトーカー」をサポートするカード群。


「待って?まずコードトーカーって何?専門用語やめろ」という意見があるのも無理はない

認知度が最も高いのが《デコード・トーカー》

「デ」+「コードトーカー」なので、本体は「デ」ということになる。


その他のコードトーカー
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特に《トランスコード・トーカー》は、対象耐性+リンク3以下のサイバースを蘇生でき、コードトーカーの中では比較的クセが無い。



《マイクロ・コーダー》
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効果モンスター/星1/闇属性/サイバース族/攻 300/守 0
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドのサイバース族モンスターを「コード・トーカー」モンスターのリンク素材とする場合、 手札のこのカードをリンク素材にできる。
(2):このカードが「コード・トーカー」モンスターのリンク素材として手札・フィールドから墓地へ送られた場合に発動できる。デッキから「サイバネット」魔法・罠カード1枚を手札に加える。フィールドのこのカードを素材とした場合にはその1枚をサイバース族・レベル4モンスター1体にできる。




手札からリンク素材になれる。


手札から、リンク素材



事実上ssしているのと変わらないがチェーンを組まないため、《増殖するG》が間に合わない。リンク召喚は「場のモンスターを用いて行なう」召喚法だが、その常識を凌駕している

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人は盤面を見てリンク値を計算するが、モンスター2体だったのが突然リンク3になるのだから驚愕以外の何物でもない。




リンク素材になれば「サイバネット」魔法罠をサーチ。最大の問題点は「コードトーカーのリンク素材にしなければ効果を適用できない」点。これに関しては後述しようと思う


また場から素材になれば、代わりにレベル4サイバース族をサーチできる。

⚫サイバース・ガジェット
⚫レディ・デバッガー

等の汎用性の高いものをサーチ出来るため、場でリンク召喚するのも考えられる。



そしてサーチ先である「サイバネット魔法罠」。ここからも新規カード3枚が登場

うち2枚が、本記事におけるとなるカード


《サイバネット・オプティマイズ》
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永続魔法
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分メインフェイズに発動できる。サイバース族モンスター1体を召喚する。この効果の発動後、ターン終了時まで自分はサイバース族モンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。
(2):自分の「コード・トーカー」モンスターが戦闘を行う場合、相手はダメージステップ終了時まで魔法・罠・モンスターの効果を発動できない。



サイバース族に足りなかった「他人を展開させる力」。これを克服している


が、絶大なデメリットが存在し

「この効果の発動後、サイバース以外のss不可」



「『発動後』ならば、先にサイバース族以外を展開してから使えば……」と思うが、そもそも召喚権の増加なんて効果を、ある程度展開してから使うタイミングなど無に等しい。


故に、初動段階で使用する効果なので「サイバース族以外の展開を終えてから発動」することは、元々初動が弱い【サイバース族】にとって不可能に近い。


更に、この「サイバネット・オプティマイズ」、マイクロコーダーで容易にサーチ出来るものの「コードトーカーの素材」になる必要がある。よって、メイン及びEXデッキの大半をサイバース族、及びコードトーカーで固めることで活きるカードといえる。


デッキの殆どがサイバース族なら、初動だろうと展開途中だろうと制約を気にせず
「サイバネットオプティマイズ発動で(早口)(噛みそう)」
ドヤムーブを決めることが可能。


制約を、飛び越えてゆけ────





またコードトーカーの戦闘時に相手の効果発動を封じる。《閃刀姫-レイ》の蘇生も妨害できるため非常に強力。


これらが、EXデッキを「コードトーカー」で固めることのメリット。前述したマイクロコーダーの「コードトーカー以外の素材になると効果を適用できない」デメリットを、ある程度緩和している


また場合によっては先にコードトーカーで閃刀リンクを殴ってから、メイン2で召喚効果を発動することも考えられる。シンプルに、幽鬼うさぎが怖い





最強のコードトーカーサポート

さて、前述したとおり「新規カードを用いるならば、EXデッキの殆どをサイバース族で固める」のが有用。

そしてもう1枚のサポート。これが2枚でEXリンクを可能にする、コードトーカーへの癒着をビッシリと感じる超絶サポートである

《サイバネット・コーデック》
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永続魔法
このカード名の効果は同一チェーン上では1度しか発動できない。
(1):「コード・トーカー」モンスターがEXデッキから自分フィールドに特殊召喚された場合、そのモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターと同じ属性のサイバース族モンスター1体をデッキから手札に加える。 このターン、同じ属性のモンスターを自分の「サイバネット・コーデック」の効果で手札に加える事はできない。
この効果の発動後、ターン終了時まで自分はサイバース族モンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。


つまり「コードトーカー」を出せば、同じ属性のサイバース族をサーチ。例によって「サイバース族以外のss不可」の制約があるものの、よく見るとターン制限無し


流石に同じ属性を2度サーチすることは出来ないが、コードトーカーは全属性を擁しているため、事実上ペンマジ

ん?ペンマジではない。ペンマジに、極めて失礼だった。ここに最大級の謝罪を───



問題であった「それぞれがバラバラなサイバース族を1枚で纏める存在が皆無」、これを克服している。

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「でも、サーチしたところで場に出せないじゃん!」となることは必然。

しかし、サイバース族縛りの中でも、無尽蔵にモンスターを展開できる、非常に都合の良いサイバース族が存在する。



そう、
ファイアウォール・ドラゴン》



現代遊戯王における史上最悪のリンクモンスター。「何故死なない」「禁止で良いでしょ」「昔はあんなことする子じゃ…」

下劣な言葉の暴力。



その悪の権化ことファイアウォールにより、コーデックでサーチしたサイバース族を吐き出すことが可能。

即ち、ファイアウォールと新規カード、及び今の今まで日の目を見なかった「使えるのかよく分からないサイバース」達により、猛烈な展開が可能となった

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使えるのかよく分からない群




コーデックを用いた展開

⚫コーデック+ガジェット
⚫コーデック+デバッガー
⚫コーデック+「コード・トーカー(リンク2のやつ)を出せるサイバース族」

基本的にコーデックを絡めた展開であれば、この3つに分類される。


コーデックが無い場合はマイクロコーダーでサーチできるものの、基本的には

①コーデックを貼って「コードトーカー」をリンク召喚
②コーデック効果で、闇属性のマイクロコーダーをサーチ
③マイクロコーダー+コードトーカーで「リンク3のコードトーカー」をリンク召喚
④コーデックとマイクロコーダーの効果で
⚫今出したコードトーカーと同属性のサイバース
オプティマイズ(召喚権増やせるやつ)

の2枚をサーチ



ここから、サーチしたサイバース族をオプティマイズ(召喚権増やすやつ)で展開するので、先にマイクロコーダーでコーデックをサーチしてしまうと、オプティマイズを握れなくなり展開ルートがガラッと変わってしまう。


よって、一先ず本記事では「コーデック+〇〇」を載せようと思う


⚫コーデック+デバッガー

こちら、イノセント(@inno_ygo)さんのご厚意で作って頂いたので、おびただしい量の嬉し涙を撒き散らしながら貼る。本当に、ありがとうございます。



この動きがベースとなる。勿論、デバッガー以外でも展開可能で「コーデック+SS可能なサイバースを含めた2体」でも展開できる。


つまり、如何に素早くコーデックを発動してリンク召喚を連発するか、ということである。





⚫コーデック+ガジェット


こちらは最初の「コードトーカー」を出す際に、ガジェットを「リンク・ディサイプル」×2 に変換しなければならない(効果モンスター×2のため)。

よって最後のリンク1が不足するのを防ぐため、途中のFWDの回収では「ディサイプル」1枚を含める必要がある




⚫ガジェット+デバッガー

こちらはEXリンク展開でもなく、コーデックを用いた展開でもないが、ワンキル及び展開の足がかりとなるパターンなので紹介しておく

・ワンキル(9200打点)

・展開の足がかり
上記の「EXゾーンにコードトーカー、メインゾーンにガジェット+マイクロコーダー」という盤面から、
①コードトーカー+ガジェットでトランスコードを立てる
②ガジェットトークンを生成。更にトランスコードの効果で、コードトーカーを蘇生
③今蘇生したコードトーカー+マイクロコーダーで2体目のトランスコード


ここから「トランスコード+ガジェットトークン」でFWDを作り、残ったトランスコードをセキュアガードナーに変換すればFWD効果で展開可能。前述の「コーデック+〇〇」ルートへと入ることが出来る


しかしそのまま置いていても、トランスコード2体が互いに相互リンク状態であり「対象にならない3300打点」2体が居座るので、手札誘発や他の手札次第では、このまま置くのも選択肢としては有用。





テーマとしての【サイバース族】その本質


これらの動きは「発動するターン、サイバース族以外ss不可」というデメリットを擁する《トランスコード・トーカー》を使用しているため、「サモンソーサレス」や「トロイメア」を使えない。



トロイメアを使えない。これは尋常でない恐怖であり、ある日家に帰ると風呂場の浴槽が跳び箱に変わっているほどの恐怖。


浴槽が跳び箱に変わる訳がない。故に、跳び箱もまた、体育倉庫で突然浴槽に変化することはない。極めて、合理的





いずれにしても、今までの「ウィッチ→サモンソーサレス」から逸脱した動きである。

このコーデックを用いた動きと従来のトロイメア。どちらが強くて安定するかは、一概には言えない



そもそも「ウィッチ→サモンソーサレス」が【サイバース族】におけるベーシックムーブだ!などと誇張する訳ではない。もとよりパワーが低いサイバース族にとって、最適解の構築や動きなど存在しない。だからこそ今回のコーデック+〇〇は全カードがサイバース族であることが不可欠。



よって、今回のストラクチャーデッキでの動きは、まさに純粋なリンクテーマ【サイバース族】として楽しめるのではないだろうか。


そして「主人公デッキなのだから、トロイメアやサモンソーサレスなんて入れる意味無い!」という極めて強烈で独特な意思、そういった意見に対しても「サイバース族以外ss不可」という形で実現している。


トロイメアの採用が許せないのなら、初めから「トロイメアが出せない制約」を付ければ良いのだ





カウンター罠

話が逸れたが、残り1枚のサポート。

《サイバネット・コンフリクト》
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カウンター罠
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分フィールドに「コード・トーカー」モンスターが存在し、モンスターの効果・魔法・罠カードが発動した時に発動できる。 その発動を無効にし除外する。次のターン終了時まで、相手はこの効果で除外したカードと元々のカード名が同じカードの効果を発動できない。



コードトーカーがいる時の万能無効だが、メルカバーと同じく無効除外、かつ《墓穴の指名者》同様次のターンまでの使用を封じるオマケ付き。

カウンター性能が化け物。「コードトーカーだからこそ許された」、この一言に尽きる


デバッガー1枚から、
①デバッガーを召喚し「マイクロコーダー」サーチ
②そのままコードトーカーをリンク召喚
③マイクロコーダー効果で、コンフリクトサーチ

これだけでコンフリクトによる妨害が可能。
増殖するGを打たれた際に、1ドローに抑えて妨害を敷けるので、恐らくピン刺しでの採用がベストだろう




その他の新規サイバース

残りの新規も一気に並べてみる
《コード・ラジエーター》
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効果モンスター
星4/水属性/サイバース族/攻1600/守 800
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドのサイバース族モンスターを「コード・トーカー」モンスターのリンク素材とする場合、手札のこのカードをリンク素材にできる。
(2):このカードが「コード・トーカー」モンスターのリンク素材として手札・フィールドから墓地へ送られた場合、相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターは攻撃力が0になり、効果は無効化される。フィールドのこのカードを素材とした場合にはこの効果の対象を2体にできる。


マイクロコーダーと同じ形式。その固有効果は「相手モンスターの打点0+効果無効(永続的に)」

完全に展開には不必要だが、場のモンスターとで「コードトーカー(リンク2)」を立てれば、不意打ちで打点0&効果無効を強要できる。





スワップリースト》
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効果モンスター
星2/地属性/サイバース族/攻 500/守1000 このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがリンク素材として墓地へ送られた場合に発動できる。このカードをリンク素材としたリンクモンスターの攻撃力は500ダウンする。その後、自分はデッキから1枚ドローする。


リンク素材になれば1ドロー。とてつもなく条件が緩いものの、召喚権を用いてまでドローしたい場面は限られている。

こちらは地属性なので、「トランスコード」を出した際のコーデックのサーチ先として有用。有用?





《プロフィビット・スネーク》
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効果モンスター
星2/光属性/サイバース族/攻 500/守1000
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分のサイバース族リンクモンスターが相手モンスターと戦闘を行うダメージステップ開始時に、このカードを手札から墓地へ送って発動できる。その相手モンスターを持ち主の手札に戻す。
(2):このカードが墓地に存在し、自分のサイバース族モンスターが戦闘で相手モンスターを破壊し墓地へ送った時、自分の墓地からカード1枚を除外し、自分の墓地のレベル4以下のサイバース族モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを手札に加える。



デバッガーからサーチしてディサイプルに変換して攻撃すれば、あらゆる耐性を無視して除去。

EXリンクすら突破できる

追記:テキストを見誤っており、そもそもEXリンク状態ならばディサイプルに変換することが出来ないので、「デバッガー1枚でEXリンク突破」は夢の話であった



しかしトロイメア3相互のFWD等の盤面に対して、ディサイプルに変換しバトルフェイズに突入することで「無理やりバウンス効果を使わせてメイン2で展開」といった使い方ができるので、一概に弱いとも言えない


墓地効果は、自分のサイバース族全員が事実上「戦闘破壊した時に墓地のサイバースを回収」する効果を得ている状態となるので、
①一体目の攻撃で手札効果を発動し、墓地に置く
②二体目の攻撃→戦闘破壊で墓地回収

といった使い方が可能。


いずれにしても、ピン刺しor不採用がであろう





《デフコンバード》
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効果モンスター
星3/風属性/サイバース族/攻 100/守1700 このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):手札からこのカード以外のサイバース族モンスター1体を捨てて発動できる。 このカードを手札から特殊召喚する。
(2):1ターンに1度、自分のサイバース族モンスターが攻撃対象に選択された時に発動できる。そのモンスターの攻撃力・守備力はそのダメージステップ終了時まで元々の攻撃力の倍になる。そのモンスターが攻撃表示の場合、さらにその表示形式を守備表示にできる。


ここにきて手札からss系サイバース。

しかし、類似効果を持つ「ビットルーパー」はレベル2以下を捨ててss。カードプールへ沈む瞬間を見た


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結局のところ

サイバース族、

トロイメアと今回のストラク、どっちが強いの?」問題。



サモンソーサレスを出したい。それは誰もが望む思考。

「サイバース以外出せなくなりま~すww」なんて変な制約のもとで展開したくない。




トロイメアはそれぞれが好きなタイミングで除去・展開を行える。更に耐性付与

盤面突破能力に優れ、常軌を逸した対応力。




やっぱり、トロイメア…?




しかし、今回のストラクにより「コードトーカー」は、紛れもなく強くなった

・対象耐性を付与したければトランスコードを出せばいいし
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・破壊耐性を付与したければエクスコードを出せばいいし
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・超打点相手にはエンコードを出せばいい
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最早どちらが強い、などという次元ではない。

完璧に差別化できている。



火力も「フレイム・アドミニスター」
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により簡単に引き出せるし、アドミニスター+1体でトランスコードを出せば、そのままアドミニスターを蘇生して猛烈な火力となる



結論として今回のストラクチャーデッキ「マスター・リンク」、パワー自体は大幅に上がり、ある程度の耐性や妨害も兼ね備えた。故に、少なくとも「トロイメアの下位互換」とは呼べずテーマ独自の力を手に入れたに等しい。

またコーデックの登場によって、どんなサイバース族であれ対応する属性のコードトーカーを出せばサーチが可能となった。今後の強化や新規、それが非常に楽しみである────





デッキレシピ

大雑把ながら、雑に考えたい構築を載せようと思う

(モンスター)(29)
ㅇサイバース・ガジェット×3
ㅇレディ・デバッガー×3
ㅇマイクロ・コーダー×3(ストラクのやつ)
ㅇドットスケーパー×2
ㅇバックアップ・セクレタリー
ㅇサイバース・コンバーター
ㅇコード・ラジエーター(ストラクのやつ)
スワップリースト(ストラクのやつ)
ㅇプロフィビット・スネーク(ストラクのやつ)
ㅇシーアーカイバ
ㅇガベージ・コレクター
ㅇRAMクラウダー
ㅇフォーマット・スキッパー
ㅇSIMMタブラス
デグレネード・バスター
ㅇ増殖するG×3
ㅇ灰流うらら×2
ㅇエフェクト・ヴェーラー×2

(魔法)(10)
ㅇサイバネット・コーデック×3(ストラクのやつ)
ㅇサイバネット・オプティマイズ(ストラクのやつ)
ㅇ墓穴の指名者×3
ㅇ死者蘇生
ㅇソウル・チャージ
ㅇハーピィの羽根帚

(罠)(1)
ㅇサイバネット・コンフリクト(ストラクのやつ)

(EXデッキ)
ㅇリンク・ディサイプル×3
ㅇリンクリボー
ㅇセキュア・ガードナー
トークバック・ランサー(ストラクのやつ)
ㅇコード・トーカー
ㅇフレイム・アドミニスター
ㅇトランスコード・トーカー×2
エンコード・トーカー×2
ㅇエクスコード・トーカー
ㅇシューティングコード・トーカー(ストラクのやつ)
ファイアウォール・ドラゴン




コーデックは「+〇〇」で展開が可能なことから3枚で良いように感じた。

ウィッチ(儀式)入りの構築では「魔法+サイバース2体」という緩い組み合わせから動けたものの、コードトーカーを絡めた展開ではコーデックが不可欠。なのでフル投入が良いかもしれない



そして《シューティングコードトーカー》、純粋にモンスターを一掃するほか、連続攻撃の効果を使わなくても戦闘破壊したバトル終了時にドローできるため、意外と強い。ごめんなシューティングコードトーカー




おわりに

以上でストラクチャーデッキ「マスター・リンク」の解説を終える。ここにきてコードトーカーが活躍(?)するとは考えられなかった。

7月には新弾が登場するし、サイバース族の融合なんて訳分からないが、新規が貰えるのは良いことである。


デッキとしての【サイバース族】、まだまだ構築は練れると思うので、新しい展開ルートなどを考えつくよう日々努力したい




以上、ここまで読んで頂き、ありがとうございました!


RTされると喜んで踊ります (ง ・・ )ว



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